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スポーツ報知 8月15日(金)14時24分配信
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世界最大となる同人誌マーケット「コミックマーケット８６」が１５日、東京・江東区の「東京ビッグサイト（東京国際展示場）」で始まった。
普段は企業の見本市などが開かれる同会場には、若者を中心に多くの人がかけつけ、
開門時間直後の１０時半には会場内は満員、さらに入場を待つ行列が炎天下の中３００メートル近く伸びた。
コミックマーケットとは、１９７５年から始まったマンガなどの同人誌の即売会。現在は夏と冬の年２回開催されている。
２０１３年夏は３日間で約５９万人、同年冬は３日間で約５２万人が集まった。サークルによる即売ゾーンのほか、
企業の出展ゾーン、キャラクターに扮したコスプレイヤー撮影ゾーンがある。
長野県から来てブースを出し「艦隊これくしょん ふぁんぶっく ＃０１ 巻雲（ハート）お役立ち日記」を用意した『水玉なまこ』さんは、
「（艦隊これくしょんの）ゲームをやりキャラを見ながらストーリーを練り」約１か月かけて制作し、準備した一冊を販売。
また初めてブースを出したという京都府から来た『狂都人』さんは、
地元の阪急電車１０００系列のデビューを追ったグラフ集を並べた。昨年８月から１０か月かけて取材し、
２か月かけて編集したという。「関東の人でも、昔関西に住んでいて懐かしがってくれる人がいる」とうれしそうだった。
「コミックマーケット８６」は１７日まで行われる。