【鹿児島】「私はがんなんかに負けない」…終戦の日、命伝える舞台、余命半年宣告、鹿児島・田上さんが「特攻の母」at NEWSPLUS
【鹿児島】「私はがんなんかに負けない」…終戦の日、命伝える舞台、余命半年宣告、鹿児島・田上さんが「特攻の母」 - 暇つぶし2ch1:Hi everyone! ★@転載は禁止
14/08/15 01:41:57.41 0
 鹿児島市で毎年8月15日の終戦の日、「平和」をテーマに舞台公演を続けてきた女優の田上美佐子さん(59)は今春、がんで
「余命半年」と宣告された。厳しい治療に耐え、今年も15日に舞台に立つ。演じるのは「特攻の母」と呼ばれた鳥浜トメさんの晩年の
姿だ。「死に直面している自分だからこそ、何か伝えられることがあるのでは」と語る。

 「ここから多くの若者が飛び立って行ったんです」-。公演前日の14日、市内のリハーサル室に田上さんのよく通る声が響いた。
演じる鳥浜トメさんは太平洋戦争末期、鹿児島県南九州市の知覧飛行場から出撃した特攻隊員たちが出撃直前に集った「富屋食堂」
のおかみだ。15日の公演は、老人ホームに入居した晩年のトメさんが車椅子から過去を回想する形で進む。

 田上さんは東京都出身。学生時代に出会った夫裕志さん(61)の故郷・鹿児島に住み、演劇を続けている。終戦の日の公演を始めた
のは2000年。長崎原爆で被爆した鹿児島市在住の女性を演じたのがきっかけだった。「終戦の日は、命と向き合い両親や家族に
感謝する日。この日でなければならない」と、15日の上演にこだわって、原爆や特攻の実相を伝えてきた。

 今年4月、大腸と肝臓にがんが見つかった。それでも頭には、10年後も舞台に立つ自分の姿がはっきり浮かんだという。「役者として
まだ伝えたいことの1割も伝えていない。私は生きる」。手術を受け、大腸を切除。8月1日に抗がん剤治療に入ったが、約1週間で
切り上げた。「治療よりも芝居をしている方が元気が出る。好きなのよね、芝居が」と笑う。

 舞台で婚約者宛ての手紙をトメさんに託す特攻隊員役を演じるのは、田上さんの次男晃吉(こうきち)さん(31)。「なぜ命がけで
特攻の母を演じるのか、母に尋ねたことがある」という。「事実を知ってしまったから、伝えずにはいられないの」。それが答えだった。
「母の稽古相手を務めながら、特攻隊員の思いを届けたかったトメさんと、母の姿が重なった」と打ち明ける。

 「私はがんなんかに負けない。公演が楽しみ」と力強く語る田上さん。舞台「最後の手紙」は15日午後1時半から、鹿児島市山下町の
かごしま県民交流センターで。大人2200円、中高大学生1200円など。

ソース(西日本新聞) URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
写真=15日の公演に向け最後の練習に臨む田上美佐子さん
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)


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