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米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設に向けた海上でのブイ(浮標)設置作業は、
海上保安庁の巡視船や多数のゴムボートが警戒する中で始まった。住民に恵みをもたらしてきた「美(ちゅ)ら海」は緊迫した。
海上での作業は午前7時20分ごろに始まった。反対派は、少なくとも漁船4隻、カヌー8隻で作業現場に向かった。
海上保安庁や沖縄防衛局はゴムボートや小型船など計約30隻でこれを待ち受け、拡声機などで
「臨時制限区域内なのでこれ以上近づかないでください」と再三警告した。
従わない反対派の船やカヌーはゴムボートで取り囲んで近づけないようにした。
キャンプ・シュワブのゲート前では、午前8時ごろから最大約200人が集まり、ブイ設置に怒りの声を上げた。
沖縄県うるま市の主婦、佐久川智恵美さん(53)は「危険な普天間飛行場の撤去は当たり前だが、
何で県内移設なのか。ジュゴンがすむほどの美しい海を埋め立てるなんてあってはならない」と憤った。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は「県民の力を大結集させて、必ず国に県内移設を断念させたい」と話した。
ゲート前には沖縄県警の警察官約10人のほか、民間の警備員約20人が警戒に当たった。
一方、移設を条件付きで容認している辺野古商工会の飯田昭弘会長は
「反対派の抗議活動が激しくなると辺野古にとっていいことは何もない」と懸念する。
「反対派の人たちは辺野古全体を賛成派とみて地域で弁当すら買わない。
米兵も警戒して夜の外出をしなくなり、地域経済は停滞したままだ」と話した。【福永方人、松本光央、関東晋慈】