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大阪維新の会の大阪府議会議員が、女子中学生らに威圧するようなメッセージをスマートフォンの
「ＬＩＮＥ」で送っていたとして、議員が所属する会派は、１１日夜、
「保護者や学校関係者に迷惑をかけたという認識が欠けている」などとして
、除名することを決めました。これに対し、議員は「処分は納得できない」と話しています。
大阪・交野市選出で、大阪維新の会の山本景府議会議員は、去年１０月ごろ、
地元の祭りで名刺を配ったことがきっかけで女子中学生らと知り合い、スマートフォンの無料通話アプリ「ＬＩＮＥ」でグループをつくりました。
ところが、その後、「ＬＩＮＥ」上のトラブルでグループから外された山本議員は、
この中学生らに「誰がやったのか徹底的に調べる」、「絶対に許さない」などと
威圧するようなメッセージを送っていたということで、山本議員は、今月８日、「大人げなかった」と述べ、謝罪しました。
この問題で、１１日夜、山本議員が所属する会派の幹部らは、けじめをつけるために
頭を丸刈りにした山本議員本人を呼び、事情を聞いたうえで処分を検討しました。
その結果、「保護者や学校関係者に迷惑をかけたという認識が欠けている」などとして、１２日付けで山本議員を会派から除名することを決めました。
山本議員は「ご迷惑やご心配をおかけし、深くおわび申し上げます。お騒がせしてすみませんでした」と述べ、重ねて謝罪しました。
このあと、山本議員は、ＮＨＫの取材に対し、「反省はしているが処分は納得できない。不服の申し立てを行いたい」と述べました。
一方、会派の今井豊幹事長は「今回の問題は社会的な反響が大きく、除名処分を決断せざるをえなかった。断腸の思いだ」と述べました。
8月11日 22時43分
URLﾘﾝｸ(www3.nhk.or.jp)
「ＬＩＮＥ」で威圧の大阪府議を除名へ