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イラク情勢の悪化が影響 日経平均株価の下落
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朝日新聞 2014年8月8日20時27分
イラク情勢の悪化を受けて、8日の東京株式市場で日経平均株価が急落した。
終値は前日より454円00銭(2・98%)安い1万4778円37銭と
なり、約2カ月ぶりの安値をつけた。海外の経済活動が滞り、日本からの輸出
も減って景気を冷やすおそれがあるという見方が強まったからだ。
日経平均が1万5000円を下回ったのは約1カ月半ぶり。前日に米国株が
下落した影響で取引開始直後から値下がりしていたところに、米軍のイラク空
爆が承認されたことが伝わり、株安に拍車がかかった。
ウクライナ情勢が緊迫化していることも、投資家が不安を強める要因になっ
ている。8日の東京市場では「安全資産」とされる円や日本の国債が買われ、
円高や金利低下も進んだ。
1~6月の国際収支が同日発表され、日本から海外にお金が出ていく状態を
示す「経常赤字」が5075億円にふくらんだことも、株式相場に響いた。赤
字額は、半期(6カ月間)としては過去最大。燃料などの輸入が増え、輸出が
伸び悩んでいるためだが、今後も海外の情勢悪化が続けば輸出が落ち込んで経
常赤字がさらに拡大し、日本の株式市場などへの投資も減るおそれがある。