14/08/06 15:07:31.51 HJeNUWrc0
>>73
主人公(笹井芳樹)は頭脳明晰でありながらも、ちょっと冴えない大学生だった。
初めて恋心を抱いた女性Mに告白するも、返事はNO。
同期で、女生徒からのあこがれの的でもあったライバルに奪われる。
「いつかあいつに勝ってやる」
その悔しさを胸に研究を続け、20年後そのライバルの上を行く評価を得、
自分を振ったMからも一目置かれる男へと変貌する。
その間に家庭も築き、笹井は幸せな日々を送っていた。
しかし、笹井の生活に変化が。研究室にやってきた一人の女性(小保方晴子)。
彼女のひたむきに研究する姿に、笹井は若き日の初恋の相手の姿を重ねるようになるのである。
そして、胸に湧き上がる特別な感情。それが恋であることに気づくには時間はかからなかった。
一方、仕事にも変化が。
ノーベル賞最有力といわれていた笹井だったが、先にノーベル賞を受賞したのは後輩の山中であった。
そして、同じ職場で働いていたMは山中の研究に心を惹かれ、笹井と少し距離を取るようになっていったのである。
悔しさで胸が張り裂けそうな笹井。そんな彼を支えたのが小保方であった。
「IPS細胞を超える細胞があるはず!」そう言って激励する小保方。
そして、笹井は超えてはならない一線を越え、二人の関係は日に日に深まっていくのであった。
笹井は小保方へ研究所のリーダーという役職を与え、新しい万能細胞の研究を小保方に任せた。
その小保方も笹井の期待に応えようと研究を続けた。
そして、ついに二人の努力が実を結ぶ。
新しい万能細胞の発見。二人はそれをSTAP細胞と名付け学会に発表。
次のノーベル賞の受賞は間違いないと言われ称賛されるのであった。