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STAP細胞論文の共同執筆者だった理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市)
の笹井芳樹副センター長が自殺したことについて、海外主要メディアは5日、東京発で相次いで報
じ、関心の高さを示した。韓国の聯合ニュースは「日本列島が衝撃に包まれた」と伝えた。
報道したのはほかに中国国営通信新華社(英語版)、米国のAP通信、米紙ウォールストリー
ト・ジャーナル(電子版)、英紙ガーディアン(同)、ドイツのDPA通信、フランス公共ラジオ
など。
いずれも笹井氏が再生医療研究における「日本最高の科学者の一人」などと評価。STAP論文
を執筆した理研の小保方晴子研究ユニットリーダーの指導役だったことや、英科学誌ネイチャーに
掲載された同論文が7月に同誌から撤回されたことなどを紹介した。
多くが論評や分析を交えず、事実関係を中心に報じたが、中東の衛星テレビ、アルジャジーラの
英語版ホームページは「スキャンダルが日本の科学者の命を奪った」との刺激的な見出しを掲げ
た。ウォールストリート・ジャーナルは「理研の名声が危機にさらされている」と指摘した。
2005年に人クローン胚性幹細胞(ES細胞)をめぐり、ソウル大の黄禹錫元教授が論文を捏
造(ねつぞう)してスキャンダルになった韓国では、STAP論文問題は「日本版黄禹錫事件」と
して関心を集めた。韓国日報(電子版)は笹井氏の自殺で、STAP論文をめぐる波紋は「さらに
拡大する」との見通しを示した。(共同)
[2014年8月5日19時42分]
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