14/08/05 14:15:24.16 k1u+qeWK0
ここで「徴兵はありえる」って言ってる奴は二通りいるようだ
集団的自衛権の行使容認で、明日にでも徴兵が始まるかの様に言ってる奴。
しかしこれはありえない。良くも悪くも現在は、軍隊にとっては平時なわけで、
余計な人件費をかけて兵力を増強する理由はまったくない。
もう片方は、有事になって現有する兵力が足りなくなった場合、兵員を補充する
必要があるのだから、「将来的にはありえるだろう(ないとは言えない)」と言う奴
こっちはもっともな話。別に集団的自衛権行使が容認されないとしても、状況と
してはありえる話だが、海外の戦闘地域へ派兵されることがOKなら、戦死者が
増えるのは当然。敵前逃亡が許される自衛隊では、死ぬかもしれない状況なら
退職しちゃうかもしれないし、新規の採用が滞ることも考えられる。
徴兵なんて絶対ありえないと言う奴の言説は、基本的に「兵器のハイテク化」を
理由に挙げている奴が多い。
しかし、これはまったくおかしな話。戦争は初期のミサイルやMB、戦闘爆撃による
打撃から始まり、確かにこの時点では非常に訓練された兵士による戦争。素人の
出る幕がないというのはその通りだが、その後は占領統治に移行し、戦闘地域は
市街地や敵残存兵力への警戒、攻撃になる。この段階で必要なのは、兵隊の頭数
であり、要するに歩兵。
もっと言えば、前線でどんぱちするだけが兵隊のやることではない。後方支援が
重要だと言うことをまったく理解していない。しかし、物資の輸送にしても危険なのは
戦場だから同じ事。地対空ミサイルをバンバン撃ってくる中、物資を空輸するのが
安全だとは言えない。