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485 名前:名無しさん@0新周年@転載は禁止[] 投稿日:2014/08/01(金) 17:36:35.74 ID:rXKtWksI0 [1/6]
西アフリカのシエラレオネでエボラ出血熱をめぐって起こっている出来事
今回のエボラ出血熱流行は、スーダンやガボンやコンゴにおける過去の流行が短期間で抑制されたのとは様相を異にして、終息する兆しが見えない。
初発国のギニアから国境を越えてシエラレオネ・リベリアに拡大し、WHOはさらに別の隣接国に拡大する可能性を示唆している。
現地政府と協調し対策の中心的な役割を担ってきた国境なき医師団も「能力の限界に近づいてきた」と声明を出している
URLリンク(bigstory.ap.org)
通常、先進国、新興国、そして多くの発展途上国においても、
「病気になったら医療従事者に相談しよう」「医療従事者の言うことは、とりあえず本当のことだと思おう」と考えるのが普通。
しかし、いまエボラ出血熱でホットなシエラレオネではこれが全く成立しない。
「エボラ出血熱は悪魔の呪いだ/呪いの銃で撃たれたのだ」
「エボラ出血熱は、白人が実験のために持ち込んだ病原体で、アフリカ人を殺そうとしているのだ」
という観念が広範に認められ、
URLリンク(www.economist.com)
「医療側が投与している薬が、実はウイルスを発生させているのだ」という流言があふれ、医療従事者が敵意に満ちた眼にさらされて
結果、多くの国の常識が通用しない社会的現象がさまざまに発生する。
・エボラ出血熱の症状が発生しても受診しないばかりか、自宅にかくまうという挙に出る。
・病院に隔離されても、無理矢理“自主退院”してしまう。
・隔離施設の周囲をデモ隊が取り巻き感染者の“釈放”を暴力的に要求するので、当局はデモ隊に催涙弾を打ち込んで応戦する事態に発展している
URLリンク(www.nation.co.ke)
挙句の果てに当局は、病院の“自主退院”や“感染者の隠匿”に対して訴追して重罪を課すと宣言するに至っている
URLリンク(www.euronews.com)