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ヘイトスピーチ法規制は慎重な議論を 橋下氏「やり過ぎ」と独自策検討
海外では規制見直しの動きも
2014.7.31 11:49 (3/4ページ) MSN産経関西
欧州で法制化が広がった背景には、第2次世界大戦中のドイツ・ナチスによる
ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)への反省がある。各国は戦後、過激な発言を
積極的に規制。特にホロコーストを否定する言動を厳しく罰してきた。
これに対し、公民権運動などで人種差別を克服してきた米国では、人種的
マイノリティーを保護する観点から過激な発言自体は規制せず、人種憎悪による
暴力行為(ヘイトクライム)のみを取り締まってきた。
日本も表現の自由との兼ね合いからヘイトスピーチ自体の規制はせず、
名誉毀損(きそん)や脅迫など現行法の枠内で対応。弁護士出身の橋下市長も
こうした背景を理解し、「(独自策は)表現を規制したり、罰則規定を設けたり
するやり方はできない」と明言している。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)