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実質賃金、6月3.8%減 12カ月連続マイナス
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日本経済新聞 2014/8/1 1:03
物価上昇が、賃上げを上回るペースで進んでいる。厚生労働省がまとめた6
月の毎月勤労統計調査(速報値)によると、現金給与総額が0.4%増える一方、
物価上昇分を除いた実質では前年同月に比べて3.8%減った。現金給与総額の実
質減少率は3月まで1~2%だったが、消費税が上がった4月からは3%台に
拡大している。
名目で見ると、今年の春季労使交渉でベースアップが広がり、基本給にあた
る所定内給与が0.3%増と2年3カ月ぶりにプラスに転じた。景気回復に伴い製
造業やサービス業を中心に残業も増え、残業代にあたる所定外給与も1.9%増え
た。
実質賃金の減少は12カ月連続。消費増税はモノやサービスの価格上昇にもつ
ながっている。物価上昇にどこまで賃金上昇が追いつくかは、個人消費の行方
にも影響がある。