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【新潟】3人連続殺人事件に発展の可能性も…新発田の女性殺人[7/31]44
今年４月、新潟県新発田市の藪から市内に住む徳永希さん（当時２２）が白骨化した遺体で見つかった事件。３１日、容疑者の男が逮捕されました。
さらに、去年９月と今年４月に市内で見つかった２０代の女性２人の変死体。
この件に関しても男が関与している可能性があることが、ＪＮＮの取材で分かりました。
「職業無職、喜納尚吾（３１）を通常逮捕しました」（新発田署 捜査本部の会見）
殺人などの疑いで逮捕されたのは、市内に住む喜納尚吾容疑者（３１）。
これは先月下旬、喜納容疑者が裁判所から逃走する様子。
このとき、すでに徳永さん以外の女性３人に対するわいせつ事件で逮捕・起訴されていたのです。
徳永さんの自宅からおよそ３キロ離れた借家に住んでいた喜納容疑者。
大家によりますと、姿はほとんど見かけなかったといいます。
「奥さんが来て家賃払いに来てるから、一度や二度は見かけたけど」（喜納容疑者宅の大家）
徳永さんの事件の発端は去年１１月にさかのぼります。
「高校時代の友人に会いに行く」（徳永 希 さん）
徳永さんは１１月２２日午後９時半ごろ、家族に告げて自宅を後にしたあと、行方不明になったのです。
「甲高いような女の人の声で、叫び声が聞こえたんです」（徳永さんの自宅近くの住民）
行方不明になって４か月あまり・・・。
徳永さんは自宅からおよそ５キロ離れた藪の中から見つかりました。
「略取された当日、もしくは翌日に殺害されたという推測で捜査中」（捜査本部の会見）
一方、喜納容疑者が関与しているとみられるのは、この事件だけではありません。
「今年４月、新発田市のこちらの小川で、女性の白骨化した遺体が見つかりました。
警察が喜納容疑者が関与した可能性があるとみて捜査を進めています」（記者）
遺体は市内に住む２０歳の女性のものでした。
黒の上着にジーンズ姿で一部白骨化していました。
「見た目は明るそうなギャルっぽい感じ」（被害者の近隣住民）
さらに、去年９月、新発田市内の住宅街で４台の自動車が燃える火災がありましたが、そのうちの１台から２４歳の女性の遺体が見つかったのです。
この２件とも当初は事故や自殺の可能性が高いとみられていましたが、捜査本部が改めて調べたところ、
現場から喜納容疑者と結びつく遺留物が見つかっていたことがＪＮＮの取材で分かりました。
「余罪は現在、捜査をしていて、それがどれなのかはコメントを控える」（捜査本部の会見）
警察は、この２件についても喜納容疑者が関与した可能性があるとみて慎重に捜査を進めています。
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