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任天堂:4-6月純損失99億円、予想上回る赤字-3DS不振
7月30日(ブルームバーグ)
3期連続営業赤字からの脱却を目指す任天堂 が30日発表した4-6月期の連結純損失は、市場予想を上回る規模となった。
据え置き型ゲーム機「Wii(ウィー)U」用ソフト「マリオカート8」の販売が好調だったものの
業績全体を押し上げるには力不足で、携帯ゲーム機3DSも販売不振だった。
4-6月の純損失は99億円で、前年同期の86億円の黒字から赤字転落。
ブルームバーグ・データによるアナリスト3人の予想平均は54億円の純損失だった。
営業損失は95億円(市場予想34億円の損失)、売上高は747億円(同737億円)だった。年間の業績予想は修正しなかった。
任天堂が2011年に発売した3DSは、WiiUの販売が低迷する中、任天堂の収益源となっていた。
ただ前期(14年3月期)の3DSの販売台数は13年3月期と比べて減少
4-6月期の販売実績も82万台と、前年同期の140万台から落ち込んだ。
市場にはスマートフォン(スマホ)向けゲーム投入により収益改善を求める声もあるが、任天堂は自社のゲーム機以外にはソフトを供給していない。
エース経済研究所の安田秀樹アナリストは、3DSの販売不振について
「ハードの販売を引っ張るタイトルが、任天堂からもサードパーティーからも出なかった」と話した。
また前期の赤字の主因となったUについても大きく収益を上げるのは難しいとし、「数年間は辛抱の年になる」と述べた。
今期のゲーム機とソフトの販売予想をいずれも据え置き、Uハード360万台、Uソフト2000万本、3DSはハード1200万台、ソフト6700万本とした。
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URLリンク(www.bloomberg.co.jp)