14/07/28 21:43:33.42 uaz6xLRF0
>>797
薬を評価するときに重要な指標は、効果が現れる濃度と
中毒症状が現れる濃度が離れているかどうかです。
効果濃度と中毒濃度が離れていれば比較的安全な薬と
考えることができ、市販薬として薬店で容易に入手できる。
効果が出る濃度と中毒に陥る濃度が近い薬は、緻密な
投与時間などの管理が必要になるため医療機関でのみ
利用される。
THCが比較的安全だとしてきたデータは低濃度のTHCを
含む古い大麻タバコに関するものであって、薬品と
してのTHCの安全評価はまた別のものとなる。
北米において大麻利用者が起こした銃乱射事件などは
向精神薬としてのTHCが引き起こした精神症状に
由来する可能性が高く、酒とは違った精神作用を起こす
事が考えられ、精神に作用するという点で酒と同じだとしても
その作用の仕方に反社会性がある以上、嗜好品として
利用できるようにすべきであるという判断には至らない。