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2014.7.26 15:45 (1/3ページ)[安倍首相]- MSN産経ニュース
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集団的自衛権の限定的な行使容認を柱とする1日の閣議決定をめぐって、奇妙な現象が起きている。災害派
遣を除き自衛隊が果たしてきた役割に批判的で、自衛隊を尊重したことがほとんどなかった人々や勢力が「自
衛官の命」をにわかに心配するようになったのだ。彼らの大部分は左翼・リベラル派である。
14、15の両日に国会で開かれた集中審議もそうだった。集団的自衛権の行使容認に反対する議員たちが
相次いで、安倍晋三首相(59)に、自衛官が亡くなるリスクを認めるよう迫った。
社民党は集団的自衛権反対を訴える党のポスターに「あの日から、パパは帰ってこなかった」と、大きく記した。
「おためごかし」という言葉は彼らの議論を表すのにぴったりだ。集団的自衛権の行使容認に反対する手段と
して使っているだけではないのか。首相にリスクを語らせ、反対の大宣伝に利用する底意があるとしたら、品性
に欠ける振る舞いでもある。
重い「服務の宣誓」
国会審議で、民主党の岡田克也前副総理(61)は「自衛官の生命のリスクを高めることと認めた上で、(自衛
隊の任務拡大の)必要性を議論すべきだ」と論じた。
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