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上海市政府は26日、使用期限が過ぎた肉を原料に使っていた「上海福喜食品」が
返品された食品の生産日を改ざんし、再出荷していたと発表した。
市政府の発表によると、同社は返品された食肉製品の生産日を2013年5月から
14年1月に改め、計4396箱を再出荷していたという。製品名や包装も変更していた。
このうち3030箱はすでに販売済みで、残りは市食品監督部門が押収した。
同製品の賞味期限は14年2月までだったため、生産日を改めることで、
再販売を可能にしたとみられる。市食品監督部門は「違法行為の疑いがある」と
している。
また市政府は、福喜食品の親会社であるOSIグループ幹部が中国の消費者に
謝罪し、食品の回収や市政府の調査に全面的に協力すると述べたと発表した。
上海=土居倫之 NIKKEINET
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