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駅で釣りざお振り、男子高校生が感電 芦北町2014年07月25日
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25日午前11時半ごろ、芦北町の肥薩おれんじ鉄道「たのうら御立岬公園駅」で、
列車を待っていた高校生の釣りざおが架線に接触、感電して両手、両足に重いやけどを負う事故があった。
同鉄道によると、沿線では過去にも鹿児島県内で釣りざおの感電事故が3件発生。
うち1件で中学生が死亡した。夏休みの釣りシーズンだけに注意が必要だ。
芦北署と水俣芦北広域消防本部によると、感電したのは菊池市の県立高3年の男子。
ホームで上り列車を待っていた際、持っていたカーボン製の振り出しざお(長さ約5メートル)が
高さ約4メートルの高圧線(約2万ボルト)に触れた。居合わせた男性が119番し、男子生徒はドクターヘリで病院に搬送された。
同駅は無人駅。署によると、男子生徒は同級生の男女8人で海水浴に来た帰りで、線路を海にみたててさおを振り出していたという。