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米国家安全保障局(NSA)は一般ユーザーの通信記録を傍受し、恋人同士の会話や彼らの秘密のヌード写真まで
覗き見ている―。英紙ザ・ガーディアンが行った元CIA職員のエドワード・スノーデン氏へのインタビューで
そんな衝撃の実態が明らかになった。
若い職員によって日常業務の一環として行われているという。
■「プライベートな記録すべてにアクセスできる」
NSAが傍受した通信記録の9割が、法律上の監視対象だった外国人ではなく、一般のインターネットユーザーだったと、
2014年7月上旬に米ワシントンポスト紙が報じたばかりだ。スノーデン氏が提供した記録をもとに調査を行い、
恋人同士の会話などプライバシーに関わる内容が多くあったと報じられた。
7月17日にザ・ガーディアンがウェブに公開したインタビュー動画では、NSAで行われている覗き見について
スノーデン氏が語った。18歳から22歳ぐらいの年齢でNSAに入って来る若者によって私生活が覗かれている。
「彼らは突然プライベートな記録すべてにアクセスできる、とてつもなく重大で責任のある立場に置かれます。
日常業務の中で仕事にまったく関係ないものに出くわすことがあります。例えば、性的に不名誉な状況での
私的なヌード写真です」
写真を発見しただけで終わらず、それを同僚の間で回覧するという。
「彼らは椅子を回転させて同僚に見せます。そして同僚は『おおこれはすごい。ビルに送ってやれよ』と言います。
ビルはジョージに送る。ジョージはトムに。早かれ遅かれこの人の生活は他の人にも見られます」
スノーデン氏はヌード写真が回覧されるのを何度も目撃したが、これらの行為は決して報告されないそうだ。
「システムの監査が信じられないほど脆弱で、誰もそうした行為があるとは知らない」としている。
■「監視する立場の特典」
スノーデン氏は、
「あなたのプライベート画像、私生活の記録、親しい人と過ごした記録が、特定受信者のストリーム通信から
抜き取られ、特別必要もないのに何の許可もなく政府に渡されるのは、それ自体が権利の侵害です」
と訴えている。こうした行為は同僚にもよるが日常的に行われ、「監視する立場の特典として捉えられている」。
ニューヨークタイムズの取材に対してNSAの広報担当者は、「職業上の基準や権限に関する意図的な違反は
容赦せず、信頼できる不正行為の情報については適切に対応していく」と答えている。
URLリンク(www.j-cast.com)