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<危険ドラッグ>男2人逮捕 原料輸入容疑で
毎日新聞 7月23日(水)23時50分配信
危険ドラッグの原料を中国から輸入したとして、厚生労働省東海北陸厚生局麻薬取締部は23日、
東京都稲城市向陽台6の音楽制作業、趙顕夫(ちょう・あきお)(48)=韓国籍=と、
石川県七尾市後畠町の映像クリエーター、岡田実(43)の両容疑者を麻薬取締法違反(麻薬の輸入)の疑いで逮捕したと発表した。
同部は七尾市内の倉庫などから大量の薬物や植物片を押収。
危険ドラッグの密造工場だったとみている。
逮捕容疑は6月12日、粉末状の麻薬約500グラムを中国から岡田容疑者の関係先に郵便で密輸したとしている。
いずれも容疑を否認しているという。
同部によると、倉庫からは危険ドラッグの原料となる薬物450グラム、
危険ハーブとみられる植物片850グラムと密造器具が見つかった。
趙容疑者の指示で岡田容疑者が危険ドラッグを製造し「合法ハーブ」と称して東京都や兵庫県の危険ドラッグ店に出荷していた。
今年1月以降、毎月百数十万円を売り上げていたとみられる。
厚労省が危険ドラッグの密造工場を摘発したのは6月の那覇市内のケースに次いで全国2例目。
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