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とにかくお金が必要です。
京都府京丹波町の20歳代の男性職員が昨年9月、役場の敷地内で交通事故を起こし、
町内の女性に重傷を負わせていたことが22日、明らかになった。
町は職員を減給処分とし、今年6月に治療費など256万円を支払うことで女性側と合意した。
町によると、昨年9月5日午後3時55分頃、職員が公用車をバックさせた際、
町内の70歳代女性と接触し、顔面打撲と胸部骨折などの重傷を負わせたという。
町は、昨年10月15日付で職員を減給10分の1(1か月)の懲戒処分とした。
町は22日の臨時議会で、損害賠償の支払いに関する議案を提案。
議員からは「なぜ速やかに報告しなかったのか」などの批判が相次いだ。
町は「大げさにしたくないという被害者の意向を尊重した」と説明。
寺尾豊爾町長は「被害者の申し出に沿った判断だったが、甘かった。
今後は速やかに報告したい」と陳謝した。
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