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オスプレイの佐賀空港への配備方針を受けて、県関係の国会議員からも戸惑いと憤りの声が相次いだ。
自民党県連会長の福岡資麿参院議員は「国が要請する内容、条件がどんなものなのか、
まずは話を聞きたい。沖縄の基地負担軽減という大きな視点に立たなければならない」と
計画を見極める姿勢を強調した。
8月中に地元の理解を得たいとする国の意向については「地元の感覚ではタイトだと思う。
性急だったり、結論ありきではなく、丁寧な議論が必要だ」と注文をつけた。
岩田和親衆院議員(佐賀1区)は「朝鮮半島情勢などを考えれば九州への配備もあり得る
とは思っていたが、民間空港の佐賀がなぜ第1候補になるのか」と首をかしげる。支持者から
寄せられる意見は賛否が入り交じり「誰もが戸惑っている。まだ防衛省からは説明資料が届
いただけなので、他の選択肢はないのか、しっかり話を聞きたい」と語った。
一方、民主党の2人の議員は22日、防衛省の官房長を呼んで直接、話を聞いた。党県連
代表の大串博志衆院議員(比例九州)は「唐突な形で持ち出され憤りと驚きを覚える。話を聞
いても極めて漠としていて、賛否以前の問題だ。これだけ大きな話を1カ月で決めてください
というのは、過去の例に照らしてもつじつまが合わない」と批判する。
原口一博衆院議員(比例九州)も「民間空港を軍用にした例は今まで一つもない。佐賀は、
これほどないがしろにされていいのか」と憤った。漁協と県が交わした覚書を破棄させようと
する国の姿勢に「とんでもない話だ。こんなことが通るならば、誰も県の公共事業を信用し
なくなる。この政権のおごりを見た気がする」と語気を強めた。