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民主党の岡田克也前副総理は22日の常任幹事会で、海江田万里代表の来年9月までの任期を待たず、今夏に代表選を前倒しするよう求めた。
岡田氏が前倒し実施に言及したのは初めて。党勢回復の展望が見えないためとみられる。
海江田氏は31日の両院議員懇談会で「実績」を訴える考えだが、「海江田降ろし」の動きが再燃する可能性が出てきた。
出席者によると、岡田氏は「(来春の)統一地方選、(次の)衆院選と参院選をパッケージとし、
そのための代表を選ぶべきだ」と主張。「今のうちに体制を整える必要がある。民主党への国民の関心が薄れており、
起死回生にはこれしかない」と述べ、今夏に代表選を前倒し実施するよう求めた。
これに北沢俊美元防衛相らが同調。岡田氏は代表選のあり方について「海江田氏も含めて複数が立候補すべきだ」と述べ、
党員・サポーターを含めた投票を提案したという。
これに対し、松原仁国対委員長は「党がバラバラに映るだけだ」と反論。
川端達夫副代表も「都合が悪くなれば代表を代えるというのは、民主党の悪い文化だ」と反対した。
海江田氏は昨年7月の参院選で惨敗後、「1年後に結果が出ていなければ、恥を忍んで代表の立場をお願いすることはない」と発言。
これを踏まえ、民主党政権で重職にあった岡田氏ら「6人衆」のうち玄葉光一郎前外相と安住淳元財務相が代表選前倒しを主張したほか、
前原誠司元代表も海江田氏の党運営を公然と批判している。
しかし党内には、過半数を占める参院を中心に海江田氏を支持する勢力もおり、
海江田氏は両院議員懇談会で「1年の総括」をしたうえで代表続投に理解を求める見通しだ。
一方、海江田氏や大畠章宏幹事長ら執行部は22日、次期衆院選と参院選の公認候補を集めた会議を党本部で開いた。
出席した前議員ら35人のうち約10人が代表選に言及し、このうち半数が前倒し実施を要求した。
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