14/07/23 01:37:11.15 0
ソース(ダイヤモンド・オンライン) URLリンク(diamond.jp)
図表=妊娠・出産を機に34.9%が離職を経験している
URLリンク(diamond.jp)
性の就労促進を目的とした、配偶者控除の見直し議論が本格的にスタートするが、これまで本連載で指摘してきたように、他の
さまざまな課題を解決しない限り、目的は達成できそうにない。保育園整備はまず第一に挙げられ、企業側の働く世帯に対する
サポート、男性の働き方の見直しも、女性の就労促進や活躍推進に密接に関係する問題だ。そこで、ママたちの声を集めたサイト
「ママこえ」(URLリンク(mamakoe.jp))の協力を得て、実際に子育てをしながら働く女性たちに集まっていただき、働く環境や夫を含む
男性、行政、会社に対する思いをぶちまけてもらった。予想通り、不満が溜まる一方で、安倍政権の掲げる政策目標との乖離を
感じざるを得ない内容となった。(取材協力/ママこえ編集部、構成/ダイヤモンド・オンライン編集部?片田江康男)
■なんで女だけ家事も育児も仕事も同じ24時間でやることが多いのか!
―今日お集まりいただいた皆さんは、子育てしながら仕事をされています。実際に、子育てと仕事を両立しようとするときに、
壁になっているものはありますか。あるとしたら、どういう壁なのでしょうか。
小田?やっぱり、家事の負担ですよね。働いているときは、家事はできない。そうなると、どうしても早朝にやるか、仕事から帰って
きてからやるかになります。もしくは土日にしわ寄せされます。男も女も同じ24時間なのに、なんで女だけこれだけやることが多いのか
って思う。
荒井?私もそう思いますね。うちの場合は、私も主人も実家が遠いので頼れる人が近くにいない。主人がシフト勤務で、最近は
勤務場所が遠くなってしまって、主人にもなかなか頼めない。子どもが熱を出したときには私が仕事を休む必要があるんです。
誰だって、朝ちょっとつらいってあるでしょう。主人には、朝子どもを送るだけ、迎えにいくだけやってほしいって思います。今は私は
やらないといけないことが多すぎて、時間がまったくない。
井川?私も時間が足りないです。仕事もそうですが、子どもとの時間、主人との時間も大切です。今は急いで帰って、すぐに夕飯の
支度をして、時間がないからイライラしながら子どもに接してしまう。それが子どもにも伝わってしまって。
今は夫婦の会話すらない(笑)。子どもを寝かしているときに主人が帰ってくると、子どもには「お父さん帰ってきたね」と言いながら、
そのまま寝る。それで私は朝の4時ごろに起きて、家事をする。
朝も夜も話さないです。そうすると、まともに主人と話せるのは週に1回あるかないか。普段は主人とは事務連絡だけですからね。
家族としての時間がとにかく取れない。
原田?私は4月に出産したので、子育てが始まったばかりなんですが、同僚の人たちの働き方を見ていると、朝の4時半とか5時に
起きて家事をしている。時短勤務で夕方早めに上がれるんですが、職場の理解はやっぱり必要だと思いました。子育てしながら
働く人に対して寛容な分、独身の人は不公平感を感じてしまいます。私も子どもが生まれる前に、そう感じたことがありました。
やれる範囲で仕事を一生懸命やって、職場の人間関係をうまく築くことも大事だと思いました。
安井?私はこれから仕事を探すんですが、主人と子育てと仕事の関係について、考え方が違うので、今後も揉めるんじゃないかって
思っています。
私の両親は小学校の先生で、私が小さい頃からバリバリ働いていました。私もそうありたいって思っているのですが、主人の母は
専業主婦だったんです。私は働きたいんですが、主人が「子どもが小さいときはそばにいてあげるべきだ」っていう考え方で、それが
壁になると思います。
(>>2以降に続く)