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(>>5の続き)
■安倍政権、なに言ってんだ!都議会のヤジも自民党の本音だ
―配偶者控除の見直しが議論されていますが、これについてはどう思いますか。
荒井?うちは配偶者控除の範囲を超えていますが、同僚のパートの人は計算して配偶者控除の範囲内で働いています。うちみたいな
配偶者控除を受けることもなく、パートで正社員ほどの給料もないという、中途半端な働き方の人はとても損をしていると思いますね。
だったら、働く時間をセーブしたらいいと思います。今、103万円の壁をなくそうとかいう議論がありますが、どっちでも……。
井川?「配偶者控除内で働けます」ということを売りにしている会社もあります。善意で勝手にシフトを調整されたり。制度があることに
よって、会社は悪気はないんだけど、働く人の働き方を制限してしまっている側面もあります。
小田?私は年収130万円を超えないように働いています。結構セーブしないといけない。でも、保育園料が高いので、今のままだと
手元にはあまり残らない。だから、働き方についてすごく悩んでいる。
もっと働こうとなると、家事や育児をどうするかという問題がある。なんていうか、政府は一部の制度だけ手をつけるようですが、
育児や家事についてどう考えているのかっていうのは聞きたいですね。
もう、政府は「産め!」って言ったり、「働け!」って言ったり、なんなんだよって感じです。両方できないよ、っていうのが本音。
原田?国の財源を確保するっていうのが政府の思いなんでしょうけど、まずは保育園の整備が先でしょう。
小田?学童の問題もある。それが解決されないと、働く女性なんて増えるわけない。
井川?私は扶養制度も大きな問題だと思う。扶養制度って、どちらかが大黒柱になる、っていうもの。大黒柱じゃないほうは、税務上、
“下”っていう扱いなんですよ。これがあるから、男性から女性蔑視の発言が出るんだと思う。意識の部分で、これがあるから。
―安倍政権は「女性の活躍推進」を盛んに言っています。
小田?なに言ってんだ、って感じですよね(笑)。
全員?そうそう(笑)。
原田?女性活用とか言って、なんにも現状が分かっていないから、都議会のああいう発言が出てくる。政府が言っていることなんて、
表だけ。結局、都議会での発言が、世の男性や安倍政権の本心ですよ。あんなのばっかり。
井川?都議会であのヤジを聞いていた男性はみんなニヤニヤして聞いていたっていう話でしょ。
小田?それを遮らない議長は、なんなんだってことですよ。
井川?自民党の本音がちょっと表に出ちゃったってことですよ。別に驚くべきことでもないのかもしれない。男性もそうですが、
女性もそう。やっぱり今までキャリアを積み重ねていた女性って、子どもがいない人が多い。実際に私の以前勤めていた会社も
そうだった。男性と対等に張り合っていくためには、仕方のないことだったのかもしれませんが。そういう人って「若い娘は、産めば
いいのよ」って思っている人が多いですよね。
安井?主人の会社の人は、職場の女性の方に対して、「どうせ家事の合間で小遣い稼ぎに来ているんだ」って思っているみたい
なんです。
小田?私だったら、そういう男に「お前はそういう女性のサポートがあって、好きなように仕事ができているんだよ!」って言ってやりたい。
(終わり)