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６月の白物家電出荷額、6.8％減 ２カ月連続マイナス
日本電機工業会（ＪＥＭＡ）が22日に発表したエアコンなど白物家電の６月の国内出荷額は前年同月比
6.8％減の2506億7000万円だった。２カ月連続で前年実績を下回った。上旬を中心に天候不順の日が多く、
ルームエアコンや冷蔵庫が振るわなかった。消費増税前の駆け込み需要による受注残が減り、反動減が残った
ことも響いた。
品目別では出荷額が最大のルームエアコンが7.2％減の1191億6300万円で２カ月連続のマイナスだった。
電気冷蔵庫は7.6％減の448億4700万円で８カ月ぶりに前年実績を下回った。このうち401リットル以上の
大型機種は11％減の338億6900万円と落ち込みが大きかった。
併せて発表した１～６月の白物家電の国内出荷額は前年同期比10.3％増の１兆1973億9300万円だった。
１～６月としては、前回消費税率引き上げ時の1997年（１兆3081億円）以来の高水準だった。省エネ製品へ
の買い替え需要や消費増税前の駆け込み需要がけん引した。４～６月では同3.5％減だった。
〔日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）〕
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