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新聞が終わる前に音楽業界が先に終わりそうな件
なぜ音楽がだめになったのか、勝手に推測する
日本レコード協会によると、2013年の日本の音楽売り上げは約2940億円と、パッケージの減少などで前年比16.7%減の大幅な落ち込みとなった。(中略)
音楽CDの販売部数は世界的に1998年をピークに大きく減少。1998年というのはですね、日本での個人向けインターネットサービスが始まった
年です! その年がピークでネットの普及とともにマーケットが収縮し始めた。関連性がないわけがない。CDアルバムは1999年から2010年の11
年間で45%のマーケットが吹き飛んでしまいました。その2012年のみ8cmCDが馬鹿売れして少し戻しましたが(AKB総選挙効果?)、そのあとはま
た減っています。昔からやっていてライブの大箱を満席にできるアーチストは食えているが、そうでないとめちゃくちゃきついわけ。
バンドのみなさんはグッズ販売とかで食いつないでいらっしゃるそうです。
1 YouTubeにやられた説
音楽業界の友人は「やはりYouTubeの影響が大きい」と申しておりました。
現在ではYouTube無しではプロモーションもできないので、業界は仕方なく積極的にYouTubeを使用します。市場の大半を占めるポップスやダ
ンスミュージックなどのファンは、音質に高いクオリティを必要としていないから、YouTubeの動画で満足してしまうという説が大方の見方
ということらしいです。ダウンロードもアプリでできるからiPodやスマホに落として聞いたり見たりできる。だったら買わなくていいやになる。
2 ダンスや振り付け必須になり、ジャンル全体がかなり減った
加えて、現在の音楽は「ダンス+音楽」でひとつのセット商品になっていて、昔の演歌みたいにじっと立って歌うなんていうのは商品として
認められなくなっているわけです。振り付けでぎくしゃくする時点でプロモーション不可。逆に歌はたいしたことなくても、大人数で振り付
けで踊るのが日本では主流に・・・。
3 若者がクルマに乗らなくなった
自分の主観ですが、日本の場合はこれがでかいと思う。
若者のクルマ離れ」の調査からわかったことは意外にも?
田舎とかマイルドヤンキーの友人が多い方は「?」かもしれないが、確実に若者はクルマ離れしている。トヨタもドラえもんCMでなんとか免
許くらいは取らせようと痛々しい。都会の若者は免許さえ取らないんだもん。若者の車離れには、
20代未婚男性の40.7%が交際経験なし -「恋人がいる」はわずか22.1%
も大きな相関関係にあるでしょう。クルマが無いから彼女ができないのか、彼女ができないからクルマが不必要なのかはわからないが、マイ
ルドヤンキーの結婚年齢が早いのはクルマの所有率が高いからというのを私は主張してます。クルマは密室だからデートでドライブにいくと
恋愛のKPIが跳ね上がるのです。また「海に行こう」「ドライブに行こう」は女子を誘うのにとっても有効な手段です。
で、ここに音楽も相関関係で割を食ってしまったというのが永江理論。若いときにクルマでデートするときにはムード盛り上げのためにCDけ
っこう買いましたよ。カセット時代はみんな自分で編集して盛り上げ用リミックステープ(笑)を作っていたではないか。経験が無いとは言わ
せんぞ!!オラオラ。自分の好みの押しつけではなく、相手の女の子の好みのを用意しておくとか、ムード盛り上げのためとか相当に投資して
いたはずだ。
若者が車に乗らなくなった
↓
クルマで音楽をかけない
↓
音楽マーケットの縮小
どうですか、この決めつけ。ユーミンとかサザンとか山下達郎にはじまりワムに至るまで、デート用音楽というジャンルは確かに存在した。
AKB48を初めてのドライブで掛けまくったらかなり引かれると思うけど、いまはOKなのか???だれか教えてくれ。
クルマ離れはアメリカでは無いと思うので、これが原因なのは日本の場合だけのようだと推測します。つまり
80年代に存在していた「他人に聞かせる」音楽マーケットの消失
という説ですね。いまの音楽は自分のために聞くだけ。バブル崩壊までナンパ意欲というのはそりゃ凄い物だったから、車や着る物にもお金
を掛けた。音楽も小道具だったから惜しげも無く掛けた。そのマーケットが無くなってしまっていまは自分でヘッドホンで聴くだけです。で
あれば自分の好みのしか買わないので、マーケットが縮小したわけですな。(後略)(抜粋)
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