14/07/22 00:57:45.25 0
新宿で多数の大学生が昏倒した事件で、明治大学と日本女子大学が対応を発表した。
メンバー98人に講習会
明治大学が発表した「本学公認サークルの処分について」では、「事実経緯」で6月20日に未成年者21人を含む
学生34人が懇親会に参加、未成年者の飲酒だけでなく、一気飲みなども行われたことを記している。
「サークルへの処分」によると、サークルは廃部し、メンバー98人には外部講師を招いて飲酒などに
ついての講習会を行うとのこと。おそらく事件当日に飲酒した「当該学生」には、厳重注意と個別指導を行い、
始末書及び誓約書を大学に提出させるともある。
さらに「今後の対策」もあるが、とても有効な対策とは思えないので割愛する。
教育的配慮の元に厳正な対処
日本女子大学の「本学公認サークルに関する報告(3)」によると、当日は9人の在学生が参加し、
その内8人が未成年にもかかわらず飲酒していたとある。
こちらもサークルを廃部にすると共に、参加学生とサークル幹部には「教育的配慮のもとに厳正な対処を行うとともに、
継続して個別指導」を行い、「当該サークルに所属していた本学学生に対して、未成年飲酒の危険性などについて引き続き指導」を行うとのこと。
「事件性なし」を強調
両校の説明に共通するのが「事件性なし」だ。明治大学では「警察においても当日の参加学生から聞取り調査が行われ,
その結果,事件性(薬物・睡眠薬の混入等)がないことを確認」、日本女子大学では「この会合では過度の飲酒が
行われましたが、警察によって事件性はないことが確認」と記している。
一般的な感覚では、多数の未成年者が飲酒をして、意識不明になって路上で倒れたり、救急搬送されたりすれば、
それだけで事件だと思うのだがどうだろうか。
度重なる法改正で厳罰化に向かっているものの、飲酒運転による交通事故は後を絶たない。講習会や個別指導くらいで
同様の事態が根絶できると、両校の関係者は本気で考えているのだろうか。
警察の対応にも疑問
文章で分かるように両校の拠りどころは「警察」だが、今回の警察の対応も、どこかおかしい。
「新宿の集団昏倒事件、明治大学と日本女子大学の謝罪で幕引きか(6月24日)」で書いたように、未成年者飲酒禁止法がある。
明治大学の説明にある「新宿歌舞伎町の飲食店」は、同法に触れるはず。もちろん飲ませたサークルメンバーにも、何らかの処罰があってしかるべきではないだろうか。
URLリンク(irorio.jp)
依頼
スレリンク(newsplus板:641番)
関連スレ
【社会】歌舞伎町「女子学生昏倒事件」 明治大学テニスサークルのクライス公認取り消し・廃部へ★2
スレリンク(newsplus板)