14/07/11 15:23:03.67 0.net
文化審議会の世界文化遺産・無形文化遺産部会は
10日、2016年の国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)
世界遺産委員会に、「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎、熊本県)
を推薦することを決めた。関係省庁連絡会議で正式決定し、
9月末までにユネスコに暫定推薦書、
来年2月1日までに正式な推薦書を提出する。
「教会群」は16世紀のキリスト教の繁栄や
その後の弾圧を示す城跡、禁教下で信仰を守った集落、
19世紀の宣教再開後の教会という3分野の13資産で構成。
島原の乱でキリシタンが籠城した原城跡(長崎県南島原市)、
禁教をくぐり抜けた信者が開国後の1865年、
外国人神父に信仰を告白した「信徒発見」の舞台となった
大浦天主堂(長崎市)のほか、信仰の自由を得た信者によって
明治~昭和初期に建てられた九つの教会堂が含まれる。
文化審議会は昨年も、15年の推薦候補として「教会群」
を選んだ。ところが内閣官房に新設された有識者会議の挙げた
「明治日本の産業革命遺産」(福岡など8県)と競合し、
選に漏れた経緯がある。
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