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性暴力被害者の総合ケア拠点として2010年に開設された「性暴力救援センター・大阪(SACHICO)」で今年3月までの4年間に
支援を受けた被害女性が779人に上り、500人が未成年だったことが29日分かった。
全国に9カ所ある総合ケア拠点の関係者らでつくる全国連絡会が大阪市内で同日開いた初会合で、SACHICO代表の加藤治子
医師が報告した。4年間の電話件数は1万7173件、センター訪問は2488件だった。
被害全体の内訳は、家庭の外でのレイプ・強制わいせつが466人と最多で、うち未成年が266人。
家庭内での性虐待(レイプ・強制わいせつを含む)が171人と続き、未成年が159人。3番目はドメスティックバイオレンス(DV)
71人(未成年15人)で各年代に幅広く被害者がおり、15~34歳の5歳ごとの各年齢層で10人を超え、35~39歳も9人。
10~14歳も3人いた。
その他も71人(同60人)で、このうち児童相談所などが「性非行」として保護し、SACHICOが支援した被害者は13~17歳の26人。
多くが家庭内で暴力を受け家出を繰り返し、携帯電話のサイトやLINE(ライン)で知り合った不特定多数の男性から性的な被害を
受けていた。
加藤医師は会合で「刑法は性犯罪に関し、被害者が13歳以上で相手に合意していれば強姦(ごうかん)罪や強制わいせつ罪は
成立しないと定めている。しかしどこにも居場所がない10代少女が適切に『合意』できるのかは疑問だ。こうした少女への総合的支援
が必要だ」と訴えた。
ソース(nikkansports・共同通信) URLリンク(www.nikkansports.com)