06/12/29 07:56:29 Ctkf/d0c0
>>725 他
戦史を、受け売りではなく自分の言葉で理解していなくて、なんで佐藤大輔の小説や原作の漫画が面白いんだろうか。
正直、疑問だ。
19世紀中葉から技術発展史を考えれば、後装式施条銃が前装式滑空銃と同時代に存在するのは当たり前。
要するに、前者は軍正式にするだけの数と訓練と軍制そのものに対する変更点が追い付けず、数十年も共存している。
実際その差は、滑空銃装備側が員数で何とか補っちまったわけだし。
本当の小銃革命は、ボルトアクション方式などの連発機能と無煙火薬の普及にあったわけだ。
レーティングだけで知ったかしてんじゃねえよ。
恐らく、佐藤大輔の頭にある時代背景は、南北戦争だろう。
銃の前に縦隊組んで突っ込むのは、南北戦争の初期には当たり前。
そして、たった4年の戦争の半ばには、塹壕と散兵が入り乱れ、初期型とはいえ機関銃が出現する・・・。
これを下敷きにすれば、皇国の展開は無理ないだろうくらいの考えで構成しているのは見え見えというところだな。
結論
皇国内の時間で、数年中にボルトアクションや無煙火薬が出てきたら、佐藤大輔が自分の忌み嫌う荒巻化しちまったということ。
機関銃は、間違いなく出ると思ってよい(反動利用や、ましてガス圧ではないが)。
ただし、新刊が出る可能性はほとんど無いので、検証の方法は無いな。