04/12/26 00:39:02 Dtt9tl5c
こんな夜更けに、闇と風の中に車を走らせるのはだれだろう。
それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。
父 「息子よ。なぜ顔をそらすのだ」
子 「お父さんには('A`)マー王が見えないの。とんがりヘアーで、常にワクワクしている・・・」
父 「あれはダンナの息子だ・・・」
('A`)マー王「かわいい坊や、一緒においで。面白いヽ(`Д´)ノウォー!!ゲームをしよう。岸辺には巨大なユギヂャーンが落ちているし、茄子の服を私の塾長がたくさん用意して待っているよ。」
子 「お父さん、お父さん!きこえないの。('A`)マー王がぼくになにかいうよ」
父 「落ち着きなさい、安罪が壁にわめいているだけだよ。」
('A`)マー王「いい子だ、私と一緒に読もう。私の所有する漫画でもてなすよ。おまえをここちよくゆすぶり、音読し、熟読するのだ。」
子 「お父さん、お父さん!見えないの、あの暗いところに('A`)マー王の漫画が!」
父 「見えるよ。だが、あれは下手なイラストにふきだしが書いてあるだけだ。」
('A`)マー王「愛しているよ、坊や。おまえの美しい姿がたまらない。力ずくでも読ませる!」
子 「お父さん、お父さん!('A`)マー王がぼくに読ませる!('A`)マー王がぼくをひどい目にあわせる!」
父親はぎょっとして、車を全力で走らせた。あえぐ子供を両腕に抱え、やっとの思いで家に着いた・・・
腕に抱えられた子はすでに死んでいた。