04/11/16 22:15:45 0vvm60O7
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翌日のこと。
…ぱたぱたぱた…
津村さんは廊下を小走りで急いでいた。
…和服の着付けというのはどうも判らない。
動きづらい事この上ないが、役とあっては仕方なかろう。
ようやく教室のドアにたどりつく。すでにリハーサルが始まっている頃だ。
さぞかし賑やかなことだろう…と思っていたが…
妙に静かだ。
?
しかも、耳をすますとうめき声…のようなもの?が聞こえる。
…なにかのぷれいか?
「すいません…着替えに時間が掛かって…」
とりあえず開けてみた。
がらり。
「?」
教室の中心。
「彼」が立っていた。
鮮血の海の中。
血にまみれ微かにのた打つ級友を一瞥だにせず。
ただ、じっと手を見ていた。
ゆっくりと振り向く。
「…やあ、津村さん。遅かったね?」
「…どう?ぶちまけてみたんだけど?」
…
「い…」
「いやああああああっ!!」
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…すいません。
研修会を眠い眼をこすりながら聞いてたら
ブラックエンゼル様が下りてきましたので
帰宅後一気に書いてしまいますた。
「いいから、一眠りしてこいや、な?」
と虎蔵にいってもらいたい気分です。