04/11/13 01:43:21 +3ZSQ+Su
もしも武装錬金がバビル2世だったら
パピヨミ「さあ勝負だトキコ2世! キミを斃して俺はムトウの塔を奪い取る!」
カズキ「オレ偽善者ナノカナァ オレ偽善者ナノカナァ…」
斗貴子「偽善者だからいいんだ…じゃないしっかりしろ! 何かいい知恵をよこせカズピューター!」
パピヨミ「やれワシオV号!」
ドカーンドカーン
カズキ「被弾シマシタ。ピーピーガーガーピーキーガリバ- 機能停止シマス…」
斗貴子「おいこらしっかり…ええい仕方ない。ロプロース ロプロース!」
鳥の着ぐるみきた桜花がでてきた。
桜花「あらあらー 自分が困った時は人に押し付けるんですね。まったく腹黒なご主人様」
斗貴子「……待て、なんでオマエがその役だ」
桜花「だって私、かいちょうですから。歌にもあるでしょ。会長ロプロス空を飛べ~♪って。」
斗貴子「なるほど。…いや違うだろ! そのナリでは飛べないだろ!」
桜花「ばさばさー!」
斗貴子「いや飛んでるように見せかけても、秋水がワイヤーで吊っているのがまる分かりだ」
桜花「ム! あらゴメンなさいご主人様。パピヨミに操られてしまいましたので喰らえ超音波ッ! GO TO HELL傷女ッ! カーッ!」
パピヨミ「ウム! 操ってなどいないが流石だ!」
斗貴子「ええい地が丸出しか! ならばポセイドン、ポセイドーン!」
髪を外ハネにしたまひろが出てきた。
まひろ「ハイハーイ! 海に行ってきまーす! お土産はワカメラーメンだよ楽しみにしててね!」
斗貴子「待て、この時期に海の家はやってないし持ち帰る間にのびるし、第一私を守れ!」
まひろ「わかった! ロプロス先輩、お兄ちゃんの写真上げるから仲直りしよう!」
桜花「…ハッ! どうやら私は操られていたらしいけど、ポセイドンちゃんの魂の説得で正義を取り戻せたわ!」
まひろ「やったぁー! 正義バンザーイ!」
斗貴子「正義って言葉がなんでこうもいかがわしいのか…」
パピヨミ「おのれ俺を忘れるか! ならばワシオV号、あの腹黒から始末しろ!」
ドカーンドカーン
斗貴子「何ぃ! 忌々しいがロプロスは無事だと!」
秋水「フ… どうやら俺を忘れていたらしいな。グハァ…ロプロス姉さん…今度こ…そ…守れて良かった……(ガク)」
桜花「ああ秋水クン! まだよ諦めちゃダメ! 手当てしましょうポセイドンちゃん」
まひろ「頑張って秋水先輩! というワケで私たちは医務室へ行くので後はヨロシク!」
秋水「頼みがある… 俺のソードサムライXを使ってやってくれ…きっと役に…」
桜花「分かったわ! ロデムに頼んでおくから今はもう喋っちゃダメよ秋水クン! あんな腹黒への忠誠ごときで死んだら命が勿体ないわよ!」
斗貴子「クソォ、あんな二束三文の裏方一匹の為に総崩れか!」
パピヨミ「結局オマエも正義の味方じゃないらしいな…」
斗貴子「こうなれば頼りはロデムのみ! ロデーム!」
ブカブカの黒豹スーツのちーちんが出てきた。手にはソドサム、目に涙。
千里「お、お呼びですかご主人さま」
斗貴子「…キミ、無理してないか?」
千里「大丈夫です。変身できます! 地を駆けれます!」
斗貴子「フム。セーラー服をスーツの上から着てメガネを外して…おお私そっくりだ!」
千里「は、臓物をブチ撒けて下さいっ!(走りながらソドサムをワシオV号に投げた)」
鷲尾「知ってるぞ、これは確かビギナーズラックというもの… 章印をかすったのでもうムリです創造主。うさぎ食べたいです」
パピヨミ「何ィィィ! ならば今日はこの位にしておいてやる! うさぎ食べに行くし!」
斗貴子「勝った…!」
いまムトウの塔に再び静寂が取り戻された。永遠にその姿を砂の中に隠しているだろう。