04/10/06 23:45:59 e3KcrSc8
深夜４：００、津村斗貴子の部屋。気配を殺してうごめく影が二つ…
一つの影には帽子のような物が伺え、
もう一つの影は頭から巨大な「何か」が生えており、なんともグロテスクなシルエットを浮かび上がらせている。
一つの影が、もう一つの影にぼそぼそと話し掛ける。
(カメラの準備はどうだ？ブラボーか？そうか、よし…)
「こんばんは、C・ブラボーです。今宵はカメラマン、エロス・岡倉と共に戦士・斗貴子の寝顔を暴いてみたいと思います。」
静まりかえる闇の中、マイクを握り締めたブラボーが普段とはうってかわって、
丁寧な言葉使いでひっそりと話し始めた。
「その前に少し部屋の中を見て回りたいと思います。」
そう言うと、二人は洗面所へと入っていった。
「戦士・斗貴子の使用済み歯ブラシを発見しました」
ブラボーは少しあたりを見回す、
「…あとは大した物もないようです。」
そういってこの部屋から去ろうとしたとき、岡倉がブラボーに声をかけた。
「ブラボー先生、このまま行くのはなんか勿体無いですよ。」
「そうか？ならばどうしたら良いと思う？エロス・岡倉。」
岡倉が一瞬の間を空けて答える
「…歯ブラシをしゃぶってみるってどうですか？」
「そういうのは俺のキャラじゃないな。エロス・岡倉、君が咥えるといい。」
そう言うとブラボーは岡倉からカメラを受け取り、代わりに歯ブラシを渡した。
無言でしゃぶり出す岡倉。
「感想は？エロス・岡倉」
「ふぁいふぉうれふ(最高です)」
洗面所でのやり取りを一通り撮り終えた二人はようやく斗貴子のベッドの側までやってくる。