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湯炎治(ゆうえんち)
清朝中期の史学者・珍猯(じん・たん)が、官僚腐敗を皮肉って名付けた言葉である。
延々とくべられる炎(賄賂)に、蒸発している事も気付かず踊り続ける湯(官僚)を揶揄して言ったもので、やがて来る清朝滅亡を予言したともされる。
やがて「沸騰するほど賑やかなさま」という誤用が広まり、アミューズメントパークを日本語訳する際、その語源として採用されるに至ったのである。
子供達が楽しく駆け回る遊園地に、そうした退廃的な意味が隠されていることを知る人は少ないのではないだろうか。
民明書房刊「清王朝から近代中国へ 歴史的変遷と断絶」より