03/09/21 22:11 hchDQ4O8
ロボこみ 第一話 「歯車マリリン」
転校生石上の目に尋常ならざる光が宿っていることには誰もが気が付いた。
クラスの調子のいい男子「オウ!オレ田中!マリッチって呼んでくれよヨロシク!」
クラスの調子のいい女子「石上君だから・・・ホローポイントって呼んでいい?アタシはガバメント!ヨロシクね!」
新しい環境は随分と過干渉である。喜ぶべきか疎むべきか。
クラスの委員長「ちょっといきなりやめなさいよ!石上君困ってるでしょ!?」
クラスの副委員長「勝手に人のこと困ってるとかカンとか決め付けてんじゃねぇよ」
クラスの委員長「ナニよ!コッチは親切で言ってるのに!!」
クラスの書記「委員長、あんたの気配りは暴力だ」
石上「いや・・・」
クラスの不良その1「あークダラネエクダラネエ」
クラスの不良その2「で?石上、お前強いのか?」
クラスの委員長「ちょっとアンタ、人のこと「オマエ」って何よ。やめなさいよ。」
鉄拳が委員長の奥歯を砕く。
クラスの気弱そうな女子「あの・・・石上君・・・私たちこんなだけど・・・困ってることがあったらいつでも言ってね力になるから・・・」
静まり返る教室。と、拍手が。パチパチパチパチ・・・
クラスの副委員長「まとめやがったな。憎いゼ!」
マリッチ「ヒューヒュー!!」
ガバメント「これって恋の予感?!」
石上「・・・(赤面しつつ)参ったね。ありがとう。みんなよろしく。」
気弱そうな女子「私は三毛沢っていうの。よろしく。」
ガバメント「石上三毛沢恋をした♪石上三毛沢ラブホ行き!」
書記がガバメントの首を絞める。
石上「・・・(いいクラスだな・・・久々に人に囲まれたら心が安らいだ・・・)」
三毛沢「石上君・・・その首飾り、何?見せて」
無造作に石上の首飾りに手を伸ばす三毛沢。一秒後三毛沢の体は5mの距離を宙に舞い黒板をたたき割った。
石上「コレにッッッ!!!!触るんじゃねぇッ!!!!!」