06/04/26 19:26:20
またヒョウはこう言っている。
「おれさえしっかりしていればカイオウは歪まずに済んだ」と。
これを訳すると
「正統後継者シュケンの血を引くおれに正統後継者としての力量があればカイオウはグレずに、自らの立場を弁えおれやケンシロウの奉仕役に徹することができただろうに」
ということだ。北斗2000年の悲しき宿命。
この発端となったのが、オウカが妹シュメの子に伝承者の座を譲り自らは谷底に身を投げるという痛ましき事件。
この事件さえなければリュウオウの子孫が伝承者となっていたかもしれないのだ。
だが、思えばリュウオウもシュケンも北斗宗家の血をひく者には変わりはない。
変わりがないならば、リュウオウ、シュケンの血に関係なく真の実力者が
北斗神拳伝承者となるべきなのではないのか??と考えるのはごく自然なことであろう。