06/04/06 18:58:03 6FYq/+09
サウザーには秘孔はもちろん、直接切断を身上とする南斗聖拳の技も通じない
(天空に舞う羽という達人である)から打撃技も通じそうにない。
ラオウの苦手とするタイプと言えるのかもしれないが、闘気での攻撃には弱点
があった。とはいえ秘孔が効かず、打撃も通じそうにない相手と戦うのは危険
とラオウが判断したのもわかる。ケンも一度はやられている。
勝算がはっきり見えない条件では、ラオウが戦おうとしないのもわかる。
ケンはサウザーの秘孔の秘密を知らないからそのまま挑戦した。ラオウは
2度ケンをぶつければ攻略の手がかりを見つけるだろうと期待したのだろう。
トキがサウザーの体の謎を知っていると言い出せば、当然興味をもって出て
いくことになる。(トキもこれ以上ない援軍を得られることになってこちらも狙
い通りと言える)
帝王の精神で引かずに3人を相手にするつもりだったサウザーは確かに生まれ
ついての帝王を自称するプライドを持っているがあの3人を一度に敵にまわし
た時点で運命は決まっていたといえる。たとえケンがやられても、トキが秘孔
の謎を暴けばラオウは十分有利に戦えるのは明らか。ケンが思ったより強くて、
倒してしまったがサウザーの謎が解けてから戦えば自分の勝利が断然強くな
るとみたラオウ自身の意外な慎重さは、特異体質に奢ったサウザーより勝負の
駆け引きで勝っている。やはり、天破の構えのような闘気攻撃で勝負を決めた
ろう!