06/01/18 20:46:21
>>289
源氏「きた 見た やった」
296:愛蔵版名無しさん
06/01/19 03:26:45
>>294
官位剥奪・流罪という可能性があったから、先手を打って
隠遁したんだと思った。自主謹慎みたいなものかな。
297:愛蔵版名無しさん
06/01/19 04:41:25
>>295
ワロタwwww
298:愛蔵版名無しさん
06/01/19 10:34:51
>>295
コーヒー吹いたww
299:愛蔵版名無しさん
06/01/19 20:11:20
>>295
空蝉なんかはまさにその通りだったよね。
300:愛蔵版名無しさん
06/01/19 22:08:05
軒端の荻の方なら「ちがう どうしよう やった」か
301:愛蔵版名無しさん
06/01/19 22:40:46
「ちがう どうしよう ま、いっか」
じゃないだろか?w
302:愛蔵版名無しさん
06/01/20 00:30:13
「やるぞ ちがう やっぱりやる」とか
久しぶりにあさき読んだけど、このスレのせいで
「嫁ぐ娘のために香を合わせる……」
な紫の上のシーンが臭ってきそうですごく萎えたw
303:愛蔵版名無しさん
06/01/20 06:45:52 s+q9Ycv+
>295
築山噴いたwww
304:。
06/01/20 08:23:30
ここだと匂宮人気ないんだね(´・ω・`)
私は結構好きなのでちょっと残念。
305:愛蔵版名無しさん
06/01/20 08:42:03
>304
匂宮は恋人とか夫としては最悪だけど、
異性のただの友達としてなら楽しいかもしれないと思う。
顔はいいし、金持ちだし、毛並みはいいし、性格も明るいし。
同性の友達だと薫みたいに女を取られてしまうが。
306:愛蔵版名無しさん
06/01/20 09:14:47
>>305
そっか、私もあくまで物語の登場人物として面白いって意味で好きなのかも。
ああいう人いないと話が進まないしね。薫はじれったいからな。
307:愛蔵版名無しさん
06/01/20 09:15:06
え~
あたし匂宮とは関わりたくない…
好かれたらえらい迷惑になりそうなああいうのとは
いくら毛並がよくても友達になりたくないわ
関わりたくないベスト3のあと二人は源氏と六条御息所
308:愛蔵版名無しさん
06/01/20 10:19:21
私は好かれること無さそうだしな~w
309:愛蔵版名無しさん
06/01/20 11:36:28
匂宮、嫌いじゃないけど…
でも浮気性じゃなければ、大君と中君の心労も減っただろうし。
大君がもう少し生きてたかも知れないし。
浮舟も尼になる事はなかったかもだし。
ふと思ったけど、匂宮は大君と会った事なかったの?
310:愛蔵版名無しさん
06/01/20 15:54:01
>>305
匂宮には「異性の友達」という概念がないと思う。
ちょっと気が合うと思った異性がいたら、とりあえず
寝所に引き込むタイプっしょ。
311:愛蔵版名無しさん
06/01/20 21:28:06
朧月夜タイプの女性なら匂宮とも上手い具合いにやっていけるのかも知れないね。
312:愛蔵版名無しさん
06/01/20 23:04:15
>>311
宇治十帖には朧月夜タイプの女人はいなかったね。
話が短すぎというのもあるけど。
ああいう性格の女人が一人混じったらどうなっていたのかな。
313:愛蔵版名無しさん
06/01/21 03:07:00
話がまとまらなくなる。
314:愛蔵版名無しさん
06/01/21 06:59:39
20巻くらいまでいくか
315:愛蔵版名無しさん
06/01/21 09:35:39
薫と匂だけでは・・・
同じ女取り合いのループから抜けられなくなる悪寒
316:愛蔵版名無しさん
06/01/21 10:30:33
夕霧の子供いっぱいいたから一人くらい参戦とか。
ややこしくなるだけか。
317:愛蔵版名無しさん
06/01/21 15:24:14
光源氏になるか
小林王子になるかは紙一重
318:愛蔵版名無しさん
06/01/21 21:04:48
立場も時代も違うのに同列に扱うのはただのバカ
319:愛蔵版名無しさん
06/01/21 23:45:36
ややこしくしたいなら薫が匂宮の上をいくぐらいのプレイボーイになれば・・・
こうして歴史はくりかえされ源氏物語は終わらない。
320:愛蔵版名無しさん
06/01/21 23:49:22
あさきの宇治十帖では中の君が好きだ
頼りないイメージからちょっとしっかり者になったし
なにより匂の宮の本性を良くわかっていた
321:愛蔵版名無しさん
06/01/22 00:14:19
中の君は、浮舟と匂の仲は知ってたのか?
あさきでは気づいて悩んでる場面はなかった気が
322:愛蔵版名無しさん
06/01/22 08:23:53
知ってる知ってる
323:愛蔵版名無しさん
06/01/22 18:41:26
>>318
源氏が現代に生まれてたら、王子になったんでは、てことじゃないの?
てか、前にもこの話題出てたな。
324:愛蔵版名無しさん
06/01/23 00:47:10
紫の上を失って、出家するまでの源氏が一番好きだな。
ユルスナールのパロディの源氏が一番好きだ。
死ぬまで「クソ野郎」だけど。
325:愛蔵版名無しさん
06/01/23 08:17:28
そんな簡単に源氏をこきおろしたら可哀想です。
まぁ一言で言えばクソ野郎だけどな。
326:愛蔵版名無しさん
06/01/23 10:17:45
晩年の源氏は三の宮にそっけなくされて
「こんなとき紫だったらブツブツブツ」と
愚痴っていたが、自分が産後弱ってる宮に皮肉を吐き散らして
出家に追い込んだことはすっかり忘れているのが
実に源氏らしい。
327:愛蔵版名無しさん
06/01/23 14:16:24
>326
それが光源氏クオリティ。
328:愛蔵版名無しさん
06/01/23 20:29:15
源氏って最期朱雀帝に殺されてそう
329:愛蔵版名無しさん
06/01/23 23:48:36
そんな最後ならフランス作家が飛びつきそうな題材だな。
もちろん朱雀帝側からの心理描写てんこもりで。
330:愛蔵版名無しさん
06/01/24 00:04:03
そんな源氏が報復を受ける展開もちょっと読んでみたい
意外としぶとそうだが
331:愛蔵版名無しさん
06/01/24 16:44:34
朱雀帝っていい人だよね。
母親は性格悪かったのに、よくあんな風に育ったと思う。
いや母親のせいでマゾっぽいのかな。
332:愛蔵版名無しさん
06/01/24 18:59:39
しかし、その母親も東宮の母でありながらないがしろにされ、屈辱と辛酸の日々という苦しい過去があったからな。
人間ってやつは辛い目にあうと心がすさんんでしまうので、桐壺院がきちんと接していたら案外いいひとだったかもしれないよ。
333:愛蔵版名無しさん
06/01/24 20:13:46
弘徽殿は源氏(と桐壷の更衣)に厳しいだけで後は普通なんじゃ?
妹に弘徽殿譲ったりもしてるし。
334:愛蔵版名無しさん
06/01/24 21:12:48
弘徽殿さんも六条さんと同じでプライドは生まれ育ちから高くて
それが六条の場合はて内にこもっちゃったけど、彼女は外に向かった
んだよね・・・・・考えたら妹の朧月夜の性格といい右大臣系は
陽性な家庭だったと思う。
桐壺帝もそのへんわかってやれば、結構源氏ともうまくやれたかもしれない。
335:愛蔵版名無しさん
06/01/24 23:17:04
>>331
マゾと言うか卑屈な感じがするな。
朧月夜寝取られたりしてるのに、そいつに娘を任せるなんて、プライドのある男だったらやるかいな
336:愛蔵版名無しさん
06/01/24 23:39:16
>>335
もしかして、朱雀帝って無自覚なまま源氏に惚れてたんじゃ?
「私の弟があんなに魅力的なんだからあなたが彼を愛しても責められない」
みたいなこと朧月夜に言ってたけど、「魅力的だからしょうがない」ってのは同性に対しては惚れてでもいない限りちょっと抱かない思いのような気がするんだけども。
337:愛蔵版名無しさん
06/01/25 00:16:56
>>336
そうなのかな。
私は朱雀帝が源氏に惚れてるっていう発想は無かったから、
そのセリフも卑屈さの表れだと解釈したんだけどね。
338:愛蔵版名無しさん
06/01/25 03:39:25
>>336-337
原典では、惚れてると解釈出来るようなアブない台詞があると、
橋本治さんが書いていたような。
339:愛蔵版名無しさん
06/01/25 05:38:07
あるよ
340:愛蔵版名無しさん
06/01/25 08:43:22
私(朱雀帝)が女だったら(源氏に)戯れかかりたいような気がする、
だっけ。
341:愛蔵版名無しさん
06/01/25 09:03:38
「われ女ならば、同じはらからなりとも、かならず睦び寄りなまし。若かりし時など、さなむおぼえし。」
自分が女だったら、姉妹であっても、きっと睦まじい仲になっていただろう。
若いころはそのように思った。
342:愛蔵版名無しさん
06/01/25 11:23:41
まぁ、あの時代は美人と名高かったら実の兄弟でも夜這いしてたらしいから。
更に昔は異母兄弟は結婚が許されてたからね。
本当なんでもアリだな。
343:愛蔵版名無しさん
06/01/25 14:34:55
匂宮なんぞ同腹の姉に惚れる始末だしな。
344:愛蔵版名無しさん
06/01/25 19:55:01
>>342
あの時代は美人と名高かったら実の兄弟でも夜這いしてたらしいから>>
もしかして惟光が男兄弟には藤典待の顔もみせなかったのはそういう理由?
更に昔は異母兄弟は結婚が許されてたからね>>
でもそれはずっとずっと大昔。飛鳥時代中ごろまでの話でしょ?
紫式部作だから、源氏物語は平安時代中期だと思うからいくらなんでもこの頃はそんな感覚はない……と、信じたい。
345:愛蔵版名無しさん
06/01/25 20:07:11
なんでもありは嘘でしょ。
346:愛蔵版名無しさん
06/01/25 20:07:50
そういえば、源氏物語にはあらゆる種類の恋愛が登場するって何かで読んだことあるけど、同性愛も出てきたの?
347:愛蔵版名無しさん
06/01/25 21:16:39
異母きょうだいの結婚は少なくとも平安初期くらいまでは普通だったみたい
桓武天皇や平城天皇は異母妹を妃にしてる
13世紀の「とはずがたり」には後深草院が異母妹の前斎宮に
手をつけるエピソードがあったけど
348:愛蔵版名無しさん
06/01/25 22:00:22
異母ならまあ…ね、同母はさすがにアウト。
従兄弟同士も母方との従兄弟はかーなーり遺伝子的に近いって言うし。
349:亀レスしてみる
06/01/25 22:16:24
>246
過去ログに
多分、右大臣家とゆかりのある女性だろうねー
みたいな憶測はあったな。
>279
平安時代の女御更衣達は、入内はそれこそ10歳そこそこらしいけれど
初産は平均して20歳前後と聞いた事がある
ちなみに、前田利家夫人まつは数え年13歳で第一子出産。
350:愛蔵版名無しさん
06/01/26 01:23:20
>>346
そういう解釈が出来るという程度(はっきりとした形では書かれていない)だと思う。
当時の感覚では男色はわりとよくあることだったから、考えられない事でもないらしい
351:愛蔵版名無しさん
06/01/26 03:21:37
さすがに落飾した女性と自分の実の娘には手をつけない。
352:愛蔵版名無しさん
06/01/26 03:54:07
>>345
言葉足らずでした。
『現代と比べると』なんでもアリだな、です。
353:愛蔵版名無しさん
06/01/26 04:12:13
>>346
これまた橋本治だけど、宮御方はレズビアンでは?と書いてた。
紅梅大納言(柏木の弟)や空蝉の弟は源氏と、大納言の息子は
春宮や匂宮と、肉体関係アリだろうとも。肉体関係=同性愛と
みていいのかは微妙だけど。
354:愛蔵版名無しさん
06/01/26 09:44:55
橋本治はこの人の創作だと思って読まないとな、って思う
ファンタジックでいいんだけど…「現代語訳」としてはちょっと。
355:愛蔵版名無しさん
06/01/26 12:47:12
最初に読んだ現代語訳が、橋本だった自分・・・orz
356:愛蔵版名無しさん
06/01/26 22:16:34
みんな凄いですね
自分はあさきでしか源氏物語に触れた事がない・・・
357:愛蔵版名無しさん
06/01/27 00:20:16
>>354
そうだね。
窯変の本編はあくまでも、「現代人の思考を持った光源氏」による「源氏物語」の解説って感じが強い。
政治的な視点に立った、事態への考察とかね。
ただ、当然あったはずの同性愛嗜好への言及とか、他の訳者では出来ない(原典には載ってない事柄だから)視点が新鮮であります。
興味を待ったなら他の訳を読んだ上で、読んだほうが良いと思う。あれなら多分、須磨帰りをする気にならないだろうし。
358:愛蔵版名無しさん
06/01/27 00:59:19
>>346
男色は平安時代だけじゃないですよ、戦国~江戸時代もそう。
名立たる武将はそっち(衆道)の経験も豊富なことが常識だったそうです。
だから男色が禁忌とされる欧米(キリスト教圏)で日本文化に興味があり、研究している外国人男性は、圧倒的にあっちの人が多いそうですW
359:358
06/01/27 01:07:02
間違えた。
>>350タソです。
360:愛蔵版名無しさん
06/01/27 01:12:00
>>344
たぶんその可能性もあると思う。
男兄弟に目通りを許されなかったのは浮舟もそうだっはず。
361:愛蔵版名無しさん
06/01/27 12:40:04
なのに誰の手がつくか分からない典侍になっちゃって惟光カワイソス。
出仕に乗り気じゃなかったしね。
362:愛蔵版名無しさん
06/01/27 13:41:52 RiBRd7Fy
>>356
「まろ、ん?」からはじめてみたらいいじゃまいか?
1帖8コマで表現していて分かりやすい
URLリンク(www.amazon.co.jp)
源氏物語は漫画化も結構されているんだけど
一応、最後まで終わってるのって「あさき」だけ?
363:愛蔵版名無しさん
06/01/27 17:34:47
>>362
あさきの他に3作品くらいは見たけど、すぐに画力で見る気なくして最後まで読んでないW
あさきは原典と違うところあるけど、私はあさきのが好き。こっちのがキャラの洞察が深い気がする。
364:愛蔵版名無しさん
06/01/27 20:17:48
赤塚不二夫の学研から出てた「源氏物語」も一応「宇治十帖」の最後まで終わってる。
一冊にまとめてあるからかなりはしょってはあるけど、なかなかおもしろかった。
ちなみに光源氏はイヤミがやっていた(誕生のシーンで「シェーッ」と例のポーズをとって生まれてきたのが印象的)
365:愛蔵版名無しさん
06/01/28 02:36:47
朱雀帝と光源氏って、いまで言うと
皇太子と秋篠宮さまでそ。。。
・・・想像して見る・・・
366:愛蔵版名無しさん
06/01/28 02:38:44
やめて
367:愛蔵版名無しさん
06/01/28 12:13:36 15PmiPZf
>364
くわしく
>365
ワロタよ
368:愛蔵版名無しさん
06/01/28 12:31:39
>>365
ワロタが同母腹の兄弟だから全然違うよね…
369:愛蔵版名無しさん
06/01/28 12:39:51
>365
そ、想像力が…w
それに秋篠は皇籍から離れてないからそこも違うね
370:愛蔵版名無しさん
06/01/28 12:41:24
>>365
こらこら皇后出生のれっきとした嫡出子の宮様と更衣腹の庶子源氏とでは立場違いすぎるぞ。
371:愛蔵版名無しさん
06/01/28 13:49:49
じゃあ皇太子=東宮、秋篠宮=匂宮で。
372:愛蔵版名無しさん
06/01/28 20:05:58
源氏はリチャード三世でいいだろ、もう
・大迷惑
・バラ戦争
・うそつき
・女の敵
・しもぶくれ
以上共通します。
373:愛蔵版名無しさん
06/01/28 20:45:25
>>367
源氏のしゃべりかたはイヤミ本人の口調。
「シェー。そなたが玉鬘ざんすか。ミーを実の親と思ってちょ」とかね。
他のキャラは霧壺帝がバカボンのパパ、冷泉帝がモーレツア太郎、朱雀帝が「バカボン」のカメラ小僧。
八の宮がデカパン、薫がデコッパチ。
374:愛蔵版名無しさん
06/01/29 03:37:24
>373
ありがとう
是非読みてぇwww
赤塚天才!
375:愛蔵版名無しさん
06/01/29 06:05:51 85hi/p1V
全巻そろえたいんだが、ブックオフで売ってる?
376:愛蔵版名無しさん
06/01/29 11:12:19 gvybZrsY
>>373
素晴らしいキャスティング!激しく見たい!
377:愛蔵版名無しさん
06/01/29 19:15:17
>>375、>>376
>>364を読むべし
378:愛蔵版名無しさん
06/01/30 09:46:35
>>373
おもしろ荘だしわかりやす荘。
赤塚センセ、実は少女漫画出身なんだよなwwww
379:愛蔵版名無しさん
06/01/30 19:17:11
赤塚不二夫の「源氏物語」は「MANGAゼミナール」シリーズの1つで、他にも「平家物語」とか「万葉集」とか「奥の細道」とか日本の古典が赤塚キャラ総出場で描かれてておもしろいよ。
絶版だけどね。
380:愛蔵版名無しさん
06/01/31 14:09:56
まっすぐに行こうって犬漫画描いてた、きらって人も源氏のコミクス出してるね
紫の上が語り手のやつ
源氏が藤の花を唇に当てて藤壷の宮を想うところなんかいい感じだったけど
いかんせん絵が貧相…きらびやかな衣装が描かれてない源氏なんて
あさきはその辺も豪華絵巻って感じですごいと思った
381:愛蔵版名無しさん
06/01/31 18:30:59
正直、源氏漫画を描いた作家では
画力では江川が一番だと思うけれど
いかんせんエロ&雑だったな・・・
女君の髪の毛とか衣装の描写の素晴らしさは
和綴じ豪華本になるのも納得の平安絵巻。
382:愛蔵版名無しさん
06/01/31 19:06:57
禿胴。
江川のはエロすぎ。情緒のカケラもありゃしない。
原作を無視しすぎ。日本が誇る世界でも最古の長編文学を三流ポルノに落としやがった。
でもあれが一番、史実に近かったら嫌だな…。
平安時代だけでなく、その後も暇を持て余した貴族にはアレしか楽しみがなかったらしいし。
383:381
06/01/31 20:03:53
>女君の髪の毛とか衣装の描写の素晴らしさは
>和綴じ豪華本になるのも納得の平安絵巻。
これ、あさきね
384:愛蔵版名無しさん
06/01/31 20:27:09
色んな意味で汚いよなぁ>平安貴族
アレしか楽しみがないにしても風呂入らないし他色々と。
385:愛蔵版名無しさん
06/01/31 21:52:43
何年か前にあさきゆめみしの原画展見に行ったことあるけど
カラーすごかったよ。着物の柄もぜ~~~~んぶ手書きなんだよねぇ
本当かなぁ?とにわかに信じられなかった。
386:愛蔵版名無しさん
06/02/03 22:46:18
>>383
それを聞いて安心しましたよW
387:愛蔵版名無しさん
06/02/04 16:44:00
大和和紀さんのカラーイラストって人物の顔は立体的なのに
身体(衣服)はぺたーっと平板なのがどうも苦手。
だからこの人の他の漫画のカラーには全然そそられないのに
不思議とあさきだけは別。本当にすごいと思う。
388:愛蔵版名無しさん
06/02/04 20:15:16
着物というもの自体ペターッとしたものだからな
389:愛蔵版名無しさん
06/02/05 04:30:39
おっぱいの大きな女性あまり描かないもんな>大和
はいからさんが通るとか
390:愛蔵版名無しさん
06/02/05 09:20:52
頭がでかいから巨乳は絵的にバランスが悪いw
391:愛蔵版名無しさん
06/02/05 11:37:25
素朴な質問。源氏って一体何人の女とやったの?
私のつたない知識では
やっていた……紫、葵、明石、三宮、花散里、末摘花、朧月夜、六条、夕顔
一夜限り……空蝉、軒端の荻、ほとときぎすの女、藤壺
狙っていたけどやれなかった……朝顔、秋好、玉鬘
こんな感じなんですけど
392:愛蔵版名無しさん
06/02/05 11:49:23
召人が沢山いる(カウントしないのが普通だけど)から、名前が出てる女だけ考えても結論にはならないのでは。
若いころ、女を完全に絶っていたのは須磨にいる間だけだろうし。
393:愛蔵版名無しさん
06/02/05 12:43:51
判明しているだけで軽く数十人はいるよ。
あれだけヤリまくって子供は3人、よほどアレなんだろうな源氏。
394:愛蔵版名無しさん
06/02/05 14:42:51
アレってどれ?
395:愛蔵版名無しさん
06/02/05 17:29:52
平安朝時代の考えでいくならよっぽど前世の業が深い。
現代風に言うなら男版不妊。
どう考えても女側の原因じゃないよね。
396:愛蔵版名無しさん
06/02/05 17:38:33
子供が出来る=前世の縁が深いんだっけ?
じゃあ夕霧と雲居の雁は凄まじく深いんだな
397:愛蔵版名無しさん
06/02/05 18:04:12
前世の縁がどうといくら平安理屈を持ち出してもどう見てもただの種ナシです。
本当にありがとうございました。
398:愛蔵版名無しさん
06/02/05 21:06:04
>394
たぶんしゃぶしゃぶって意味かと
399:愛蔵版名無しさん
06/02/05 23:01:46
おこないが悪いからこどもが少ないのさ
子だくさんの方が栄えるもんね
夕霧がいるからいいけど
400:愛蔵版名無しさん
06/02/05 23:43:38
ものすごーーーーーーーく
ツヨい男で、女の人とシても、イケなかった。
とか、考えにくい???
401:愛蔵版名無しさん
06/02/06 01:53:54
そりゃ逆の意味で不能だわ
402:愛蔵版名無しさん
06/02/06 02:21:33
>>391
玉鬘には中出ししてないけど寸止めや素股はしょっちゅうだったからな
髭黒死ね
403:愛蔵版名無しさん
06/02/06 08:23:47
>>402
そうなの!?そこまでやってたのか、源氏は・・・!
404:愛蔵版名無しさん
06/02/06 08:32:55
琴を枕に沿い寝して何時間もウダウダさすってるだけかと思った。
キモイおっさんクオリティ
405:愛蔵版名無しさん
06/02/06 18:02:00
逆に髭黒は気の毒のような気がする。
夕霧が見てしまったのは、結構過激なシーンだったんだろうか。
406:愛蔵版名無しさん
06/02/06 21:39:25
>>402
中田氏まではしてないはずだよ。素股はありえる鴨W
寸止めで挿入なしね。
分かりやすく言えば、お触りありで本番なし。
407:愛蔵版名無しさん
06/02/06 22:38:56
素股ってw
408:愛蔵版名無しさん
06/02/06 22:39:27
そうなるとまさに「源氏名」
「玉鬘さ~ん。ご指名ですよ~」
「は~い。1時間入ります(ちっまた手○きかよ)」
409:愛蔵版名無しさん
06/02/06 23:36:01
ちょwww
410:愛蔵版名無しさん
06/02/07 06:01:18
>382
史実?
411:愛蔵版名無しさん
06/02/07 09:14:19
>寸止めで挿入なしね。
そういや髭黒が「あなたと源氏がなんでもなかったとは!」って言ってたね
その時出血を見たってことなんだろうな
412:愛蔵版名無しさん
06/02/07 10:39:37
>>410
源氏は架空の人物ですよ。
413:愛蔵版名無しさん
06/02/07 16:16:26
毎日男前にいろいろされてて、ある日髭もじゃオヤジに
犯されて気が狂わないのがすごいよ
タフな女
414:410
06/02/07 17:03:16
>412
私の書きかたが悪かったかなw
ツッコミのつもりだったんだが
415:愛蔵版名無しさん
06/02/07 20:02:25
「琴を教えてやる」と行って出入りし、
琴を枕に添い寝って…
それで「ナニもない仲」っていう方が、イヤらしい。
416:愛蔵版名無しさん
06/02/07 20:41:47
義父に夜な夜な触られて、現代なら立派な虐待だよな。
乳母たちの暮らしを壊すまいとセクハラに耐えたのか。気の毒
417:愛蔵版名無しさん
06/02/07 21:59:05
ですが、マジわからないのが、とにかく光源氏は玉鬘を気に入っていたわけ
ですよね?
だけど、わざわざホタルを仕込んだりして男心を煽ったり、他の男どもが
騒ぐのを見てみたいって…そんなこと思ったり、実際にしたり…する?
ものすごーい「悪趣味」な奴。
そうとしか思えないだけど…わたし、風流に欠けますか?
418:愛蔵版名無しさん
06/02/07 22:10:09
>>417
奴が悪趣味なのは、紫も認めてるよW
あんなのに弄ばれるよりは髭黒のがマシ。
419:愛蔵版名無しさん
06/02/07 23:05:16 laSaGA9q
おばさん臭いお下品なスレになってしまったことだ
420:愛蔵版名無しさん
06/02/07 23:10:47
うんうん、アナタの品位まで下がっちゃうから無理に見なくてもいいよ
421:愛蔵版名無しさん
06/02/07 23:18:59
>>420
('A`)
422:愛蔵版名無しさん
06/02/07 23:52:04
>>410
382は実際の平安時代が、江川源氏みたいな感じだったりしたのかなって意味だと思うよ
423:愛蔵版名無しさん
06/02/08 12:49:09
アキシノノ宮って言いにくいね。
源氏物語風に二宮って言えばいいのにさ。
424:愛蔵版名無しさん
06/02/08 12:59:54
いいねいいね
425:愛蔵版名無しさん
06/02/09 02:21:04
>>417
風流というか
男の見得?ほかの男どもがトキメク存在を自分は
好きにできるんだぜ、っていう?
昔一回読んだきりだからよく覚えてないけど
源氏物語が文学として評価されてる理由がわかりました
原作は読む気しないけど
426:愛蔵版名無しさん
06/02/09 05:31:22
斎宮が伊勢神宮に置かれるようになったのは天武天皇の代から
427:愛蔵版名無しさん
06/02/09 08:36:15
ええ?過去に聖徳太子の異母姉の
酢香手皇女てひとがつとめていなかったっけ?
428:愛蔵版名無しさん
06/02/09 11:57:03
神話だけど、日本武尊の姉も斎宮だったような。
自分も昨日のNHKを見ましたが、「伊勢に」常駐するようになったのが、という意味だととった。
429:愛蔵版名無しさん
06/02/09 12:15:19
山岸読者が複数いると思う
430:愛蔵版名無しさん
06/02/09 15:48:37
エヘヘw
431:愛蔵版名無しさん
06/02/09 20:41:18
キェーーーーーー!w
432:愛蔵版名無しさん
06/02/09 21:25:33
>>431
ワロス
433:愛蔵版名無しさん
06/02/11 00:52:00
ギシといえばそれが代名詞になったのかw
434:愛蔵版名無しさん
06/02/13 00:38:11
「匂の宮」ってさ…
ただ、良い匂いのするワキガみたいなのだったの?
私の友達は「逆ワキガ」と言ってたけど。
435:愛蔵版名無しさん
06/02/13 01:56:36
何もつけていないのに生まれつき体が薫るのは薫の方。
匂宮は薫に対抗して、服とかにおもいっきし香を炊き込めているだけ。
436:愛蔵版名無しさん
06/02/13 10:27:25
>>434です。
そうです。間違えました。薫です。
梅の香りがするらしいですね。
「梅の香りがするワキガ」なんでしょうか?
437:愛蔵版名無しさん
06/02/13 13:28:09
自分でも「なんもつけてないのにニオうなんてキモい」っつってたね
438:愛蔵版名無しさん
06/02/13 15:08:27
中の君に抱きついた薫の匂いが、匂の宮にバレたことあったよね?
そんなに残るほどの強い匂いだったのかね。
439:愛蔵版名無しさん
06/02/13 15:09:30
強烈なワキガ・・・か
440:愛蔵版名無しさん
06/02/13 15:51:14
目にきそうだ('A`)
441:愛蔵版名無しさん
06/02/13 16:58:32 UCOR8t51
>>437
キモいって…(笑)
現代語にすると何故かちょっと面白い。
442:愛蔵版名無しさん
06/02/13 19:01:25
きんもー☆
とか
443:愛蔵版名無しさん
06/02/13 20:02:03
昔の人ってくさかったんだよね
444:愛蔵版名無しさん
06/02/13 21:03:41
わきがってクチナシの花のかほりがする・・・・
と聞いてからクチナシのそばによれなくなりました。
薫の匂いの正体は猫とか鹿そして人間にもたま~~~にいるという
麝香ではないかと言われてたな。
445:愛蔵版名無しさん
06/02/13 21:37:56
薫のはフェロモンだろうな
作家の誰かがブサなのに妙にモテるので女に聞いたら
イイ匂いがして引き寄せられると言っていたとか
蜂蜜みたいな匂いがするそうな、その人は。
知人はモテモテではなかったがいい匂いは出してた
ワキガの臭いじゃなく、表現不可能だけど
香水でもなく。
ワキガは日本人には濃すぎる匂いだよね。
クチナシってあまり香らないような?
446:愛蔵版名無しさん
06/02/13 21:47:54
子供のころ、クチナシの花のそばにいてぐったり気持ちが悪くなったことがある。
それ以来クチナシの花には近づかないようにしてるけど・・・
品種改良されて心地よく香るようになったのか???
447:愛蔵版名無しさん
06/02/13 21:54:05
強い……くちなしの匂い……だっけ?六畳の御息所
448:愛蔵版名無しさん
06/02/13 21:54:51
× 六畳
○ 六条
びんぼクサッorz
449:愛蔵版名無しさん
06/02/13 21:55:46
不覚にも激しくワロタ
450:愛蔵版名無しさん
06/02/13 22:09:17
六畳じゃ生霊になってもしょうがない気がする
東宮妃でしょ?狭いわ
451:愛蔵版名無しさん
06/02/14 03:35:52
>>447-448
今日嫌なことがあったけどあなたのおかげで忘れることができた
ありがとうw
452:愛蔵版名無しさん
06/02/14 07:47:01
一文字違うだけで、すっごい侘しくなるねw<六畳の御息所
高貴な女人が一気に末摘花になっちゃいました、ってかんじwww
453:愛蔵版名無しさん
06/02/14 09:14:57
>高貴な女人が一気に末摘花になっちゃいました、ってかんじwww
お言葉を返すようですが、末摘花も高貴な身分なんでしょ?
貧乏していたとはいえ、「譲って欲しい」といろんな人から言われる
お屋敷を持っていて、メンテナンス出来なかっただけで…
父親が残してくれた家だから守らないと、父が残してくれた藤の樹だから
守らないと…と、金に換える事を拒んだ形で、「清貧」と言ってもいいの
だから、「ボロ屋に住んでいた」のは事実だけど、即、ビンボー臭いだの、
語尾のwwwだの、>>452は「六畳」並みに貧しい知性。
まずは、あなたが知性の「六畳一間」からの脱出を図って下さい。
454:愛蔵版名無しさん
06/02/14 09:29:42
>>453
清貧とはいい言い方もあったものだなw
いくら身分が高くても没落しちゃあね…
いや、没落してても姫がもうすこしマシな容姿で才覚もあれば…
と物語の中で笑われてる人物だし、>>452もそれほど間違ってない
それよりたった一行レスに粘着するあなたも
なにかしらの「六畳一間」から脱出したほうがいいねww
455:愛蔵版名無しさん
06/02/14 10:18:10
匂う宮は精液に香水付けた臭い
456:愛蔵版名無しさん
06/02/14 13:23:09
こういう453みたいな人、ときどき来るねえ
457:愛蔵版名無しさん
06/02/14 13:56:05
アハハで流せんのでしょう
458:愛蔵版名無しさん
06/02/14 13:59:21
末摘花と自分を重ねているんだよ、きっと。
459:愛蔵版名無しさん
06/02/14 15:24:17
六畳の御息所…なんかうすいさちこさんみたいなのを想像してしまった
460:459
06/02/14 15:31:26
ん?さち「よ」さんだっけ
461:愛蔵版名無しさん
06/02/14 20:05:26
うすいさちよさん
すごく派手になっちゃった話あったよね
462:愛蔵版名無しさん
06/02/14 20:37:37
六条は東宮妃だから高貴なだけで元々の血筋は末摘花の方が良いだろう。
臣下の娘と女王だし。
463:愛蔵版名無しさん
06/02/14 20:58:41
末摘花って…嗤われているのかしら?
私は、生きているうちは生き霊になって人を鈍い殺し、死んでもなお
「私をかばってくれなかった」
と、童女に取り憑いて泣きながら好きな男に愚痴を垂れる六条さんが
可愛そうで…
それと対を成す「ほのぼのキャラ」として、末摘花がいて
幸福とはこういうこと…と言ってるような気もするのだが。
464:愛蔵版名無しさん
06/02/14 21:36:00
ぼのぼの不器用な清純さで、
源氏をゲットした運は中々のものだと思うけど・・・
多少蔑まれつつも、生活には困らない姫人生。
ある意味、愛を追求さえしなければいい暮らしだよなあ。
465:愛蔵版名無しさん
06/02/14 22:47:21
自分の醜さも分かってるし、姫なのに身の程を知っちゃった
かわいそうさがあるな。お金と後ろ楯さえあれば
あんな草ぼうぼうの家に住まんでもよかったのに
歌のセンスも色合わせのセンスも常識も無いんだもんな
哀れだ、源氏がいてよかったよ。
あれ、取り柄はなんだ?素直さ?
466:愛蔵版名無しさん
06/02/14 23:10:08
わたしも「あさき」の末摘花の話はなんかほのぼのしていて好きだ~
大和さんもお得意のギャグで盛り上げていたせいもあるし
何回もあそこだけは読み返したくなる。
ただ紫式部が「ブスで可愛い女」と思いながら書いてたかは疑問。
式部のようなプライドも教養も高い女から見るとイライラして
仕方がない女だったんではなかろうか。
467:愛蔵版名無しさん
06/02/15 00:20:59
一途さ・・かな?
それにしても、貴族文化全盛期に大貴族のバックアップのもと
落ちぶれ貴族の姿を容赦なく描いた紫式部はすごいと思う。
468:愛蔵版名無しさん
06/02/15 01:24:05
末摘花の取り柄は家柄だった。
モデルはいたんだろうかね、
紫式部もエグイことをする
階級コンプレックスだな
469:愛蔵版名無しさん
06/02/15 03:11:17
コンプレックスっつーか、「こんなお馬鹿ちゃんでも、宮家の姫
っていだけで釣り上げられる男はいるのよね、ケッ」な感じかも。
それか「『あばら屋にひっそり住む姫君』なんて、本当はこんな
ものよ。何を夢見てるんだか」。
リアリストという気がする。>紫式部
470:愛蔵版名無しさん
06/02/15 08:36:22
清少納言ならそれも有りかもしれないけど>吊り上げられるアホ男がいる
紫式部の場合はやっぱ階級コンプレックスだろう。
原作じゃ末摘花は凄い言われようだし、逆に自分と同階級の受領層が
持ち上げられてる傾向にある。
471:愛蔵版名無しさん
06/02/15 09:12:04
平安時代の美人美女は、現代なら面長色白のブタだろ
現代の美男美女は、平安時代なら死ぬほどブス
472:愛蔵版名無しさん
06/02/15 09:38:53
ブタはともかく面長色白は現代でも美人だろ
473:愛蔵版名無しさん
06/02/15 10:48:20
>>471
そんなん今更言われても…
474:愛蔵版名無しさん
06/02/15 16:05:00
1000年後に絶世の美女と讃えられるより、今現在美人と言われるほうが嬉しいにきまっとるがな。
475:愛蔵版名無しさん
06/02/15 16:50:53
いつ見ても葵が死ぬところは泣ける…
いや、六条も気の毒なんだけどね。
476:愛蔵版名無しさん
06/02/15 19:16:09
源氏は自分から六条に行く気にならないとか言って遠ざかってたのに、
六条になじられると「あなたが冷たいからだ」とか言って、本当にひどいな。
まぁ六条に対してだけじゃないけど。
477:愛蔵版名無しさん
06/02/15 20:21:21
身近にいたら源氏は嫌な奴だよ
恋愛はしないで近くで清少納言みたいに
騒いでいる方がいいだろう。
花散里は幸せな老後だな
478:愛蔵版名無しさん
06/02/16 18:57:47
じゃあ源氏物語で一番いい男は誰だろう?
朱雀院→いい人そうだけど威厳がなく男としては疑問。
兵部卿宮→趣味が良くてイケメン風だけど、真木柱の君を大事にしなかった。
夕霧→真面目だけど年がいってから未亡人にはまった。
冷泉帝→影が薄い。
頭の中将→遊び人。(でも源氏よりはまともだと思う)
匂の宮、柏木→問題外
暗いけど薫か、レイープしたことに目をつぶれば髭黒?と思います。
479:愛蔵版名無しさん
06/02/16 19:03:47
源氏にかかわった女の末路
葵……夫の愛人に取り殺される
紫……夫のかつての恋人に取り殺される
夕顔……情人の女に取り殺される
末摘花……生活生涯保証
花散里……生活生涯保障。義理の息子や孫にも恵まれ幸せ。
明石……我が子を奪われる
三宮……レイプされただけなのに夫からは不倫妻と責められる
六条……生霊となり死後は悪霊
玉鬘……義父にセクハラ三昧の挙句レイプ婚
……幸せになったのって花散里くらいだね
480:愛蔵版名無しさん
06/02/16 20:32:28
>冷泉帝→影が薄い。
いいじゃんよーw
けど後に若いムスメに夢中になるんだっけね
481:愛蔵版名無しさん
06/02/16 20:53:14
>>478
惟光とか空蝉の旦那はまともな部類では?
482:愛蔵版名無しさん
06/02/16 20:59:11
だから左大臣最強だって。
483:愛蔵版名無しさん
06/02/16 22:09:13
女で最強はどう考えても六条でしょうw
484:愛蔵版名無しさん
06/02/16 22:20:51
六条は気の毒だけど罪のない女君達まで巻き込んで復讐しまくったしプラマイゼロの感あり。
自分だったら、と考えるとやっぱり紫の上と三宮が辛いかな。
玉鬘の人生もアレだけどまだ夫と仲良くなれたからいっか。
485:愛蔵版名無しさん
06/02/16 23:14:23
>>480
冷泉帝は結果的に源氏に良くしてくれたのだけど、
男としての魅力はよくわからんのです。
若い娘って玉鬘ではなくって他にいたんですか?
>>481
そうですね。誠実そう。
惟光はいつも源氏にくっついてたのに、よく悪影響を受けなかったと思う。エライ。
伊予の介は年が若ければね・・・それだけが不憫だわ。
>>479
花散里は多くを望まなかったから、幸せになれたんだね。
満足できるレベルが他の女性より低いというか、控えめというか。
486:愛蔵版名無しさん
06/02/16 23:49:10
>>484
玉鬘は、「あさきゆめみし」ではスルーされてるけど、「源氏物語」の方では未亡人になってからの後半生、不遇ではなかったっけ?
487:愛蔵版名無しさん
06/02/16 23:57:33
「あさき」でスルーされているのはあのあたりは
よく学者の間でも紫式部が書いたんじゃない説がある「竹河」の巻
にあたるからなのかな?
488:愛蔵版名無しさん
06/02/17 00:11:45
>>485
その玉鬘の娘にお熱になる>冷泉帝
惟光といえば源氏と大輔の命婦と一緒に誰が一番色好みか話してたりしてたなw
若い頃も源氏にくっついてちゃっかり遊んで晩年もちゃっかり出世して世渡り上手いと思う。
489:愛蔵版名無しさん
06/02/17 17:19:33 EZxUVVd4
イイ男=誠実ととるか、=風流ととるかで結構違うよね。後者でとるなら匂宮とかも入るんだろうなぁ。
しかしそれでも光源氏は入れづらい。なんか変態っぽいにおいがするからだろうか。
490:愛蔵版名無しさん
06/02/17 23:19:59
>>489
そうだね。
でも匂の宮って薫のマネして香焚きまくってたり、何かと対抗していたから
なんか風流人ってイメージがないな。
源氏は自分から遠い人に変に誠実で、近い人には辛くあたっているように思う。
誠実な自分に酔ってるところもあるように思う。
491:愛蔵版名無しさん
06/02/17 23:35:48
>でも匂の宮って薫のマネして香焚きまくってたり、何かと対抗していたから
「必死だなwwww」ってやつかー
492:愛蔵版名無しさん
06/02/17 23:59:50
そういう男ってウザイよね~。
恵まれてるくせに貪欲でコンプレックス強すぎ。
ナチュラルに酷い所業重ねる源氏の方がまだスマートだ。
493:愛蔵版名無しさん
06/02/18 00:14:41
自分の実の姉に色目使ってる匂の宮も十分変態の素質ありそうだけど。
さすが、源氏の孫というべきか?
494:愛蔵版名無しさん
06/02/18 06:49:33
ふかきうつつみぬ
495:愛蔵版名無しさん
06/02/18 12:13:43
惟光の息子が一番イケメンだと思う自分は少数派ですか?
496:愛蔵版名無しさん
06/02/18 18:26:04
まあ娘が美人だから息子がイケメンでも不思議はないな。
497:愛蔵版名無しさん
06/02/18 18:31:55
>>495
私も結構好き
一番とまではいかないけど(;´∀`)
498:愛蔵版名無しさん
06/02/18 21:58:49
惟光の息子って、夕霧からのラブレター取り次いで、父親の惟光に小言いわれてた彼?
まあ、大和さんの現代物によく登場しそうな感じではあったな。
499:愛蔵版名無しさん
06/02/19 00:40:37
その彼だよ。この系統の顔は自分も好きだ。
500:愛蔵版名無しさん
06/02/19 02:24:22
惟光って「紅緒顔」だったよね?
ヒロイン顔といってもいいが、息子もそんな顔だった?
もう記憶がないや・・・・・・
501:愛蔵版名無しさん
06/02/19 11:21:59
花散里は地味に幸せ。
朧月夜は派手に幸せではなかったのだろか。
家柄、帝の寵妃という立場に恵まれ、池面な源氏と恋愛ができ、
(バレてからの中傷ぐらいは耐エレ)帝出家後はまた源氏と再開。
いや、別に不倫推奨派ではないけど、安定と刺激を
味わえ、六畳にも呪われず、最後は自分も出家して安泰。
502:愛蔵版名無しさん
06/02/19 14:03:32
源氏って明石の上を身分低いだの田舎娘だのと時々蔑んでいた。
でもよく考えたら明石の上は源氏の生母桐壺の更衣の一族の総領娘なわけで。
(桐壺の更衣の父大納言と、明石入道の父大臣が兄弟だから、源氏にとっては母方の一族の本家の娘にあたるはず)
その明石を蔑むって母の一族を見下しているってことにならないかな?
そこのところどうだろう?
503:愛蔵版名無しさん
06/02/19 14:37:52
何か、あの頃って京住まいかそれ以外かで、まるで人ではないような
表現されたりすることもあった気瓦斯。明石住まい。
あと、勿論桐壺縁りの情があっても、明石入道は変わり者扱いされていたから、
その辺が関係してるのかなあ。(あくまで想像)
例えば、自分と親戚なんだろうけど会ったこともなく、地位や財産なげうって
わざわざ辺鄙な所に住んでるで~っておっちゃんの存在を人伝えに聞いたら
関わらない方がええんのか・・とか考えてしまうような。後に、入道のことを
源氏は褒めたたえてたけどさ。
504:愛蔵版名無しさん
06/02/19 14:46:24 MYV+6ZSP
>502
生まれもだけど、官職の位も重視されていたようだから、
地方受領と聞いただけで何か下に見てしまうのかな。
最初は身分的に4式よとお似合いって思われてたようだし。明石の君。
505:愛蔵版名無しさん
06/02/19 14:50:27
学者かなんかの説(何に載ってたかも忘れた)で、
「桐壺更衣の実家は、更衣死去で断絶。源氏は源氏を始祖とする新たな一族である(だから以前の親戚は関係ない)。」
ってのがあったな。
あと、明石と結婚した時は、親父の入道はそれまでがどうであれ、「無位無官+地方住まい」だから、
そんな身分のものの娘を対等に扱うと、源氏が他の貴族から馬鹿にされることになると思う。
506:愛蔵版名無しさん
06/02/19 14:57:50
受領の伊予の介夫婦さえああまで見下しているし、
無位無官で地方住まいならホント人と見てないくらいに思われてそうだな。
507:愛蔵版名無しさん
06/02/19 16:12:48
まあ受領も国民全体からみりゃそりゃもう偉いんだけどな。
508:愛蔵版名無しさん
06/02/19 17:26:20
>4式よ
ワラ
509:愛蔵版名無しさん
06/02/19 18:15:15
15秒くらい何のことか分からなかったw<4式よ
510:愛蔵版名無しさん
06/02/19 18:59:51
受領クラスって中流公家だからそれほどバカにできたものじゃないと思うけど。
紫式部だってそうだし、后の女房なんて中流公家の娘が主流だから。
学者層も受領やってたひといたしね。
受領といってもピンからキリまであるけど、中には上流公家に劣らない教養レベルの受領も結構いたのに
511:愛蔵版名無しさん
06/02/19 19:07:17
八の宮なんか、自分の正室の身内なのに浮舟の母親が自分の使用人というだけで人間扱いせずに浮舟も認知しなかったしね。
末摘花の両親も妹に当たる末摘花の叔母が受領と結婚したってことで見下してたそうだし。
当時の感覚では出自よりも身分の方が重視されたってことなのかな?
512:愛蔵版名無しさん
06/02/19 19:29:13
八の宮は、そういう体裁とかやたら気にしてそう。だから
生き仏みたいに綺麗に描かれてると、違和感があるし、
娘たちも不遇な育ちだとは思うけど、あまりにも性格暗すぎ。
大君は父の死後、自分が家長のような責任感でかたくなになるのは分かるが、
中の君が、シュサーンしてかなり匂宮妻としての地位が固くなってるのに、
いつまでもくよくよし杉で、読んでて疲れた。その割に、
薫に右記船あてがって、自分は匂からの疑惑解消させようとする
腹黒さも持ってるし。
513:愛蔵版名無しさん
06/02/19 21:07:24
みんな忘れてないか?
夕霧が元服直後、どんな扱いうけてたか。
親父の地位を考えても、数年後に確実に高位に上がると判ってる夕霧にだってあの仕打ちだよ。
出自が良くても地位が付いてないなら、どうにもならんと思われ。
514:愛蔵版名無しさん
06/02/19 22:17:20
公達が女御などにご機嫌伺いに行ったり、殿居の際に
お互いの情報交換するのは、一種の出世のための身の振り方だったよね。
生まれだけにあぐらかいてたんじゃだめってことか。
515:愛蔵版名無しさん
06/02/19 23:56:52
平安時代の平民じゃなくてよかったわ
五位以下は人間じゃないんだもんなー
平和だったけど、
末法思想ブームは貴族だけの物だよね?
516:愛蔵版名無しさん
06/02/20 14:26:48
でしょ。ゼータクな心の遊戯ってもんだ。>末法思想ブーム
15秒以上たったが「4式」の意味判らん。
517:愛蔵版名無しさん
06/02/20 16:05:24
>>516
「よしきよ」だよ。
518:愛蔵版名無しさん
06/02/21 01:33:22
>515
きっと平民は生きるのに必死でそんなこと気にする余裕もなかったんでは・・
貴族たちも、だから仏像作らせようとか、写経しようとか、
そんなもんだしねえ。
519:愛蔵版名無しさん
06/02/21 02:36:39
平和でお金があると文化は発達するけど
宗教にハマル人も多い
変わらない日本人だわ
520:愛蔵版名無しさん
06/02/21 02:43:23
自分の不幸は他人のせい、もしくは神様のせいにしたがるのが
今も昔も日本人に多いんだよ・・・・・
全部自分のせいなのにさ。
521:愛蔵版名無しさん
06/02/21 03:02:59
人のせいにするのはアメリカ人かと
522:愛蔵版名無しさん
06/02/21 08:39:09 wjpYY5Wd
>>520
よくも悪くもそういう日本人だからこそ今も残る日本の文化が誕生したんだからまぁいいじゃないか。
523:愛蔵版名無しさん
06/02/21 16:04:58
>464
ぼのぼのww
524:愛蔵版名無しさん
06/02/21 18:26:41
源氏は不遇の人に施しをする自分に酔っていると思う。
末摘花や空蝉や花散里を面倒看たり、突然惟光の母親のお見舞い行ったりとか。
自分以外手を差し伸べる人がいないから、俺が「差し伸べてあげる」みたいな。
そうやって優しいようだけど、近くにいる人にはこの上なくひどい仕打ちばかりしている。
もっと優しくすべき相手がいるのに。
525:愛蔵版名無しさん
06/02/21 20:14:03
源氏はナルシストにしてエゴイストだもんね
自分の不幸に酔ってるし
他者の作品だけど川原泉の笑うミカエルの中の
源氏レポートに賛同するわ
526:愛蔵版名無しさん
06/02/21 20:17:57
源氏て本当にナルでマザコンで自己中な嫌なやつ
527:愛蔵版名無しさん
06/02/21 20:59:20
>>525
増殖ワラジムシ?
あれはワラタな。
528:愛蔵版名無しさん
06/02/21 21:16:17
「歩く煩悩様」…笑ったw
529:愛蔵版名無しさん
06/02/21 21:25:00
あれをリアルタイムで読んだ時は「何言ってるんだ!」と思ったけど、
今読み返したら死ぬほど禿げ堂な気持ちになった<源氏レポ。
530:愛蔵版名無しさん
06/02/21 22:08:00
源氏が若紫ちゃんやっちゃった時の説明がそのまんまで禿ワロタよw
うろ覚えだけど、
「大学2年生が中学2年生襲ったみたいなもんです、淫行で逮捕される所業です、サイテーです」みたいな。
531:愛蔵版名無しさん
06/02/21 22:14:17
3日間くらいだけタイムスリプで、あの時代の姫さんになってみたい。
お風呂やWCの不便さ考えたら3日ぐらいが限度だ
532:愛蔵版名無しさん
06/02/21 22:27:07
山本鈴美香がだいぶおかしくなりはじめてたころの
話であったね、そういうの。
主人公達が神様(!)の指令で歴史上のいろんな人物と
接触して(というか一種の憑依状態)どーのこーの、って
話で、源氏物語もネタになってた。
ヒロインが14歳だか15歳だかで紫に憑依して、源氏に
「そろそろ結婚しようか」つって押し倒されて(寸前で
意識だけ離脱)、「昔の結婚ってどうしてあんなに乱暴なの?」
って泣いてたなー。
533:愛蔵版名無しさん
06/02/21 22:42:13
そういえばあの時代ってトイレはどうしていたんだっけ?おまる?
534:愛蔵版名無しさん
06/02/21 23:02:58
おまるを女房が片付けるのでは?
それ専用の人いたような気がするな
トイレ泥棒を予測して偽者の良い匂いの便を置いておいた
美女の話があったな
源氏じゃないが
535:愛蔵版名無しさん
06/02/21 23:03:16
源氏と 仁王飲み屋&薫って、やってることは同じなのに
何か後者コンビがうざく感じるのは何故だろう・・
536:愛蔵版名無しさん
06/02/22 00:15:13
>>533-534
おまるの中身は庭に捨ててたって聞いたことがある。
男性の場合は縁側からそのまま放尿してたとか。
だから、当時の貴族の屋敷の庭はすごくくさかったとか。
537:愛蔵版名無しさん
06/02/22 00:20:24
それじゃ、庭に遣水とか玉砂利しても臭かったら台無しだなあ
538:愛蔵版名無しさん
06/02/22 00:42:44
>>531
興味あるけど、自分なら半日が限界だ(´・ω・`)
装束と長~い髪で、ン10㌔。
それらをひきずりながら動きまわる女房も、一日中引き籠もって立つことすらそうそう許されない深窓の姫も、どっちもキツー。
539:愛蔵版名無しさん
06/02/22 00:47:49
>535
匂が好きではないが、実際御所⇔宇治を行ったり来たりするのは
(しかもお忍びで)結構匂宮も大変だったのではないかと思う。
学生時代、たまたま自分が上京区、彼氏が宇治市住まいだった時、
現代は、車や鉄道があって、すぐなんだけど、あの道のりを馬や牛車でってのは
時間も体力もいったのでは。
源氏が桂や嵯峨野に行くのと違って、東宮の身分だし。
540:愛蔵版名無しさん
06/02/22 01:37:20
ロココ時代と変わらんトイレ事情
香水の発達もお香も変わらんな
コエダメのようなもんはなかったのかな
ローマ、ギリシャはなんて進んでいたんだ
541:愛蔵版名無しさん
06/02/22 02:43:56
>>539
匂宮は東宮じゃないのでは?
542:愛蔵版名無しさん
06/02/22 08:54:34
>>538
横から失礼します。
私は、動かないでじっとしていたらいいんだから、何年でもあちらの
深窓で生きて行けると思います。
動きたくない…働きたくない…
でも、文とか来たら字は汚いし、バカがいっぺんでバレて、、、、
いずれにしろ…どちらも楽じゃないなあ。。。
543:愛蔵版名無しさん
06/02/22 13:37:46
寄生虫とか耐え難いだろうなあ
544:愛蔵版名無しさん
06/02/22 14:14:16
私はひきこもりで色白で字がうまいから、割と向いてるかも。
でも源氏むかつくからなぁ。
このまま墨田川に入ってしまったほうがましでございます!って感じ。
なぜか丸めこまれて「本当はすなおな人なんだね」「かわいい人」って展開になるのかな?
考えたらウヘァ('A`)
545:愛蔵版名無しさん
06/02/22 14:15:09
>>542
動かなくていいし働かなくていいけど、ゴロ寝なんか論外、ちょっと家の中をうろついたり、足をくずすことすらろくにできないんだよー?
それらをちょっとやらかそうものなら、終日監視している女房達がクスクスヒソヒソ。
頭おかしくなりそう。
546:愛蔵版名無しさん
06/02/22 15:29:59
中の君はなんだかんだってゴロ寝しているイメージがある。
547:愛蔵版名無しさん
06/02/22 16:00:26
>>543
うぅっ、やだなあ真田さんとか(´Д`l|l)
548:愛蔵版名無しさん
06/02/22 16:07:33
……床につくほど長い髪を、月に一度洗えるかどうかの世界だよ。
身体だって、基本的に拭くくらいしかしないだろうし(お湯に肩まで
浸かってあ゛~~~とか、石鹸泡立てて全身ゴシゴシとかとは無縁
の世界でもある)。
549:愛蔵版名無しさん
06/02/22 16:25:08
中世のフランスはうんこしたらウンコを道路に放り投げてたもんな
歩くと汚いということで開発されたのが今日のヒール(靴)
男子トイレや女子トイレなどというものはなかった
廊下に横に設置された便座で用を足していたから
肛門を拭くのはメイドの仕事だった
550:愛蔵版名無しさん
06/02/22 16:28:13
最近はずいぶん採用するとこが増えてきたけど、中国のトイレは敷居がない
上海の一流ホテルでも敷居のないところがまだまだ多くて、
和式なら対面で向かい側の人の顔を見ながらウンコすることになる
地方都市に行くと、ドブのようなところに水がちょろちょろ流れていて、
そこにまたがって、男も女もいっしょに用を足す
田舎だと田んぼのあぜ道に無造作にくみ取り式トイレがあって、
ウンコしてるときに後ろをオッサンが通過する事も日常茶飯事
551:愛蔵版名無しさん
06/02/22 17:34:01
絶対耐えられない・・・!!
でもそんな環境で育ったら、それが当然なんだよね。
552:愛蔵版名無しさん
06/02/22 17:47:33
十数年前、潔癖だった友人が留学先の中国から帰国したら豪快さんに変貌してたのを思い出した
553:愛蔵版名無しさん
06/02/22 17:50:39
自分は建築知識など何もないので偉そうなことは言えないけど、
昔の人は遣水とか豪華な屋敷を作る前に、お風呂やお手洗いを
充実させようとは思わなかったのだろうか。東西とわず。
それが趣ってもんなら、やはり現代にうまれてよかった・・
554:愛蔵版名無しさん
06/02/22 18:23:38
そっち方面は後回しというか
忌むべき方面、みたいに思われてたと思う>水周り
むしろ古代文明なんかの方が公衆浴場や水洗トイレなどの
跡地があって充実してる印象がある。
555:愛蔵版名無しさん
06/02/22 21:06:55
でも、絵巻でみると京の町中には公衆便所とかあったんだよね。
地方の国衙には水洗便所付きのとこもあったらしいし。
耐えられないほど不潔で不衛生な生活してたのは、総人口の数パーセントの貴族だけで、それ以外の身分の人間はそれほどひどくなかったんじゃない?
まあ、多分、私なんかもぺーぺーの庶民だったろうけど、今と同じ地域で暮らしてるんなら、労働的には厳しいだろうけど、環境汚染がないの考えるとそれなりにいいかも。
556:愛蔵版名無しさん
06/02/22 22:27:22
なんかかぐわしいスレになってまいりました。
557:愛蔵版名無しさん
06/02/23 00:06:32
現代人のまま殿上人になってもうれしくはないな
近江の君はどうなったんだろ
京の町で楽しく暮らしてそうだが頭の中将に
お金もらってたんだろうか?
558:愛蔵版名無しさん
06/02/23 01:53:43 13D894/g
藤原京だか平城京だか平安京だかの遷都の理由は排泄物の処理が出来なくなったからじゃなかったっけ?
559:愛蔵版名無しさん
06/02/23 02:17:47
>558
それも一つの理由だったと思う
おフランスのルーブル宮を捨てたのもそうじゃなかったかな
欧米でお風呂の文化が広がらなかったのは水を媒介して
病気が蔓延すると信じられてた時期があったから
確かに汚い水だと病気が発生することもあるんだけどな
>549
投げる時は道を歩く人に掛かるからちゃんと掛け声をかけないと
いけない。
当時、それを怠った学生がうっかりお忍びで徘徊してる王様に
排泄物をぶっ掛けてしまったが、勉強していた学生だから、という
ことでお咎めなしになったらしいエピソードがある。
フランスの王様だったと思うけど詳細知ってる人フォローよろしく。
560:愛蔵版名無しさん
06/02/23 04:22:18
>>558
藤原京の遷都がそうだったような…
なんでも土地の勾配が悪く下水が都中に溢れ、排泄臭が物凄かったのが原因とか…
561:愛蔵版名無しさん
06/02/23 05:32:03
>>559
それデマ
う乳首になったよ
562:559
06/02/23 20:50:33
>561
フォローありが㌧
_| ̄|○ガクセイキノドクニ
563:愛蔵版名無しさん
06/02/23 21:01:20
((((〇
564:愛蔵版名無しさん
06/02/23 22:05:01
これこそまさしく探し求めていたウンコスレ!
565:愛蔵版名無しさん
06/02/25 13:41:46
一人娘をないがしろにされたのに源氏を大事にしていた左大臣夫婦は人間が出来すぎている。
娘をキズモノにした上に正式な結婚は断っておいてその後もずっと愛人扱いしていた源氏を毛嫌いした右大臣一家の態度はしごく普通
566:愛蔵版名無しさん
06/02/25 15:38:35 v9Nj+maQ
桐壺更衣は大納言の娘として生まれ、宮中に上がったが身分は低い。
同じく大納言の娘である「なんて素敵にジャパネスク」の瑠璃姫は
宮中にお勤めすることもなく、いい暮らしをしている。
両者の違いは何ですか?
567:愛蔵版名無しさん
06/02/25 15:45:07
時々思う。
もし源氏の須磨流浪時代に間男が紫上をレイプしてたら
源氏は彼女をどうしただろうかと。
568:愛蔵版名無しさん
06/02/25 16:34:03 oXcp632F
しろめ剥いて白眼視
三ノ宮と同じだろ
569:愛蔵版名無しさん
06/02/25 17:28:39
>>566
1.入内したか、してないか。
宮中では、殿舎は離れていたにしても他の女御等と同居して暮らすわけだから、四六時中他人から比較され続けることになる。
金も掛かるし、ストレスの量が桁違い。
2.父親が死んでいるか、健在か。
父親が死んだ以上、官位その他を当て込んでいる家司たちが近寄ってこなくなる。
収入も荘園からの上がり(たぶんピンはね量が増えたはず)だけになる。
基本的に、実家で暮らしていれば貴族の女性は「お嬢様」として丁寧に扱われるが
(清少納言や紫式部だって実家に居れば奥様、お嬢様である)、
宮中なら、親兄弟の官位に応じてランクわけされるから、実家に比べるととんでもなくぞんざいな扱いになったりする。。
570:愛蔵版名無しさん
06/02/25 18:31:29
紫上の両親はちゃんと娘として認めたの相当後じゃん。
キズものにしてーなんて言える立場にない
紫上は捨て子に近いもんがあるから
正妻扱いされていたことだけでも当時としたら
超幸運なのでは?強姦されたときに女房が諭してたけどさ。
幸せかはわからないけど
なんジャパの瑠璃姫は相当楽しそうに暮らしてるよなー
虫愛づる姫君と仲良くなれそうだ
571:愛蔵版名無しさん
06/02/25 18:46:24
なんか話ずらしてない?
572:愛蔵版名無しさん
06/02/25 20:00:28 JJE8LHJI
瑠璃姫と桐壺の違いは父親が健在かどうかじゃない?
桐壺だって父親が生きて現役の大納言なら、あそこまで
嫌がらせされなかったと思う。
573:愛蔵版名無しさん
06/02/25 20:05:20
父親じゃなくても、叔父さんとかお祖父さんとか頼りになる後ろ盾がいればねえ。
冒頭で母親も「しっかりした後ろ盾もなしに入内させるのは心配」とか言ってたし。
574:愛蔵版名無しさん
06/02/25 20:26:00
でも桐壺ってものすごく、かよわい人だったよね
プライド高いコキデンがいじわるするのもわかる
自分と正反対だからだな
更衣レベルのあんな女にーってかんじだよね
そこが嫌われる理由なのになー
源氏物語の女御番長
575:愛蔵版名無しさん
06/02/25 21:28:13
瑠璃姫って大納言は大納言でも
藤原北家の摂関家の家柄じゃないのか?
父親は続編で内大臣になってた気がするし
自分でも「望めば后にだってなれる家柄」
とかいってるし・・・
桐壺は藤原でも傍流か他氏の出で
父親は大納言が栄達の際の家格
ぐらいかとなんとなく思ってた。
576:愛蔵版名無しさん
06/02/25 22:43:45
>>575
昼ドラや古典的な少女漫画のヒロイン-ライバルの典型的なモデルタイプだもんね。
桐壺と弘徽殿て。
577:愛蔵版名無しさん
06/02/25 22:49:33
それって六条と夕顔の関係に似てるね。
身分も知性もある女が、男の寵愛をつまんない女に奪われて恨むの。
578:愛蔵版名無しさん
06/02/25 23:08:35
結局、源氏最愛の女性って誰だったんですか?
579:愛蔵版名無しさん
06/02/25 23:14:13
>578 お母さんの桐壺更衣
580:愛蔵版名無しさん
06/02/25 23:15:57
藤壺じゃん?
瓜二つの紫だけじゃ飽きたらず、三ノ宮にまで手を出したんだから。
581:愛蔵版名無しさん
06/02/25 23:17:26
紫の上、に一票。
死んだ時の嘆きの深さが藤壺の時より強い。
582:愛蔵版名無しさん
06/02/25 23:22:26
嘆きの深さは年齢にもよるのでは?
藤壺が死んだ時はまだ若いし他の女人達がいたけど
紫を失った時はほんとにひとりぼっちだったからね。
583:愛蔵版名無しさん
06/02/25 23:52:16
分かってないな、源氏が最も好きなのは自分。自分マンセー。
584:愛蔵版名無しさん
06/02/25 23:57:30
「源氏最愛の女性」とあるのでレスしただけだが。
585:愛蔵版名無しさん
06/02/26 00:03:33
桐壺・・・あこがれの原点
藤壺・・・忘れられない初恋の人
紫上・・・ペットロス症候群
586:愛蔵版名無しさん
06/02/26 00:08:33
順位をつけたがるのは女の悪いクセ。
桐壺、藤壷、紫の上を比べることなど源氏にはできないと思う。
587:愛蔵版名無しさん
06/02/26 00:19:23
あっちゃん「唐衣」っていったい何よ
わたしのテンの皮衣のことかしら?
からからころも 唐衣
あなたに着せたい 皮衣
あったかいのよ この皮衣
かへすがへすも唐衣 HA!
武勇テンテンテテンテン レツゴ!
588:愛蔵版名無しさん
06/02/26 00:19:53
桐壺は母なのに覚えがないので勝手に妄想ラブ
藤壷は母親にそっくりというので無理矢理強姦ラブ
紫上も母の若い時?藤壷の若い時?に似てる、で誘拐して強姦ラブ
風情のない文章になってしまった
源氏パパも同じ性格かも
桐壺そっくり藤壷さんと結婚
589:愛蔵版名無しさん
06/02/26 00:24:12
順位を付けてないと言いながら
実は順位を付けているのが男の悪いクセ。
紫の上本人を愛していると言いながらも三宮を娶ったのは
結局、藤壺>紫の上だったんだろう
590:愛蔵版名無しさん
06/02/26 00:24:34
つうか「最愛の人」という価値観が当時は無いのでは?
591:愛蔵版名無しさん
06/02/26 00:26:39
子供の頃から養い育てたから一緒にいるだけで、
紫の上を最も愛していたという描写はなかったように思う。
源氏はどの女性に会う時も、目の前の人を一番愛していたのでは。
592:愛蔵版名無しさん
06/02/26 00:38:01
>>591
ドンファンかカサノバのような
ホストのようでもある
593:愛蔵版名無しさん
06/02/26 00:39:54
ドンファンだと思うよー。
源氏は一度なさけをかけた女人は、向こうから去らない限り
見捨てないから。
594:愛蔵版名無しさん
06/02/26 01:15:30
源氏がお金持ちでよかったわー
595:愛蔵版名無しさん
06/02/26 07:47:19
強姦って単語とラブがくっつくとは思わなかったよ
さすがは源氏
596:愛蔵版名無しさん
06/02/26 09:17:51
夜這いがデフォの地域は現代の日本にも現存します
597:愛蔵版名無しさん
06/02/26 10:00:35
記紀(古事記&日本書紀)を紐解いてたんだが、
古典文学も面白いが、歴史書もなかなか面白いな
息吹が感じられる
598:愛蔵版名無しさん
06/02/26 13:45:56 Z+hfmOsA
パタリロ源氏物語で桐壺の事を
「芯の強い女性であったからこそ、あんな嫌がらせされる生活を
続けられたのだ」
っていう意味の事が書いてあったが、なるほどと思った。
確かに本当に弱いだけなら、即病気になるよな。
599:愛蔵版名無しさん
06/02/26 14:32:04
桐壺は天性の娼婦性があったと言う人もいるね。
すっごい床上手で、そのうえ、他の女人達から受けた嫌がらせを
すべて帝に言いつけていたのではないか、と。
600:花と名無しさん
06/02/26 15:46:58
桐壺って、夕顔の無自覚な娼婦性と花散里の身の程をわきまえた慎ましさに
美貌と品の良さをプラスした感じだったのかも。
601:愛蔵版名無しさん
06/02/26 16:47:53
ポイントは儚げな風情の桐壺さん
彼女がいいつけなくても女房から蔵人の頭ぐらいまで
すぐ知れ渡っちゃうでしょ
経験値のない床上手はすごいなー
本当の経験無しかはわからないけどさ
変装した御上とやっているあたり罰当たりだぞ
602:愛蔵版名無しさん
06/02/26 17:15:39
バァン・・・
603:愛蔵版名無しさん
06/02/26 17:43:18
夕顔はかなり自覚的な娼婦だと思うけどなあ。
源氏への近づき方なんかみても。
実際、研究者の書いたもので彼女は「高級娼婦」だったととなえる説読んだことあるし。
604:愛蔵版名無しさん
06/02/26 18:30:01
まあ生活かかってますし。
605:愛蔵版名無しさん
06/02/26 18:31:56
てか男は女に対して「時には娼婦のように」願望があるぽいから
研究ていうか研究者の願望もしくは妄想ぽいな。
606:愛蔵版名無しさん
06/02/26 19:40:47 Z+hfmOsA
桐壺は帝に言いつけたりしなかったと思う。
人を悪く言うような女をそんなに愛せるかどうか・・・
弘徽殿が嫌がられてたのは、帝に桐壺の悪口を言ったり
嫌がらせしまくってたからでは?
607:愛蔵版名無しさん
06/02/26 20:19:28 MgdjQERF
>>606
言い方によるでしょう。うまく言えば庇護欲の対象となるし、下手な言い方だと敬遠される。その辺は現代と同じでは?
608:愛蔵版名無しさん
06/02/26 21:08:52
しかし弘徽殿さんも気の毒な人。
家柄がよく誰より早く入内して皇子を産んでて
気は強いが頭がよくって美貌(あさきでは)。
安泰と思ってたのにお上の気の迷い方が尋常じゃなくってさ。
物の言い方、気の強さが災いしちゃったのね。
おまけに公衆の面前でお上から「あはれと思うが愛せない」と言われちゃったのが
後々尾を引いて、病床を見舞うのも避けちゃう所がいじらしく悲しい。
桐壺・源氏に引きずられ、迷惑かけられどうしの一生だったなあ。
権だかいけど現代なら頼もしい女傑、実業家タイプだね。
609:愛蔵版名無しさん
06/02/26 22:28:48
>>606
高校の古典の授業で聞いた話では、当時の天皇は勢力のある妻の実家に経済的に頼っていたため、そのコンプレックスからだとか。
610:愛蔵版名無しさん
06/02/26 22:53:18
>608
あれは自分もあんまりだと思った。
「あわれとおもうが愛せない」
おかげで桐壺帝が大嫌いだった。
桐壺に死なれて意気消沈してるの
みても自業自得・・・ケッぐらいにしか
思わん。
611:愛蔵版名無しさん
06/02/26 23:21:33
まあでも、いくら好きだからとかプライドが傷ついたからとかいっても、あんな執拗なまでに他人へのいじめをくりかえしてる姿を見たら、百年の恋でも醒めますわ。
612:愛蔵版名無しさん
06/02/26 23:47:29
コキデンだって気の毒だよ
桐壺帝憎しで源氏も許せないのは分かるなー
613:愛蔵版名無しさん
06/02/27 00:42:47
当時の後宮の女性たちの帝の寵愛争いは
その後見人(主に父親)や一家一門の
代理戦争。弘徽殿なんかは特にその自負
も強かっただろうし、ライバルを徹底的
に叩き潰そうとするのは背負ってるもの
を考えればむしろあたりまえ。
614:愛蔵版名無しさん
06/02/27 01:13:57 hLs/Z7U3
ただやり方が下手だったんでは。きっとこきでんさんは政治の視点を持ち政治の動かし方については長けてただろうけど、それが男女の話となるとマズかったんでしょう。
615:愛蔵版名無しさん
06/02/27 03:48:50
お上に「愛せない」とキッパリ言われてしまって
女の座から実家の繁栄や政治的な座にシフトして一生を終えたように思う。
物語中、個人の幸せを失ってしまったのが彼女。
女の座を降りて自分の居場所をみつけ、幸せになっていったのが
花散里、明石の君。(二人とも大きな意味の”母なる存在”)
母からも女の座からも、世俗の縁も切ってしまった藤壺は
そんなに悲劇と思わない。一通り何でも楽しんだでしょうという感じ。
616:愛蔵版名無しさん
06/02/27 08:13:23 hLs/Z7U3
その人しか色恋の対象がありえない(あってはならない)のに、肝心のその人に「愛せない」は相当きついよね…。他に言葉はないんかいって思った。
617:愛蔵版名無しさん
06/02/27 10:33:34
確かに帝としても男としても、思いやりと今後への配慮がなさ過ぎる。
所詮は最愛の女さえも自分の自制心のなさと行き過ぎた愛情で死なせちゃった人だ。
眼前で醜い嫉妬の炎剥き出しで弱い立場のもんをなぶる様子を見て興ざめって気持ちは分かる。
口に出すべきじゃなかったけどね。
618:愛蔵版名無しさん
06/02/27 11:24:30
帝が特定の女性を寵愛すると、凄い勢いで批判されるからね。
より平等に、誰にも「寵愛薄いのね(プ」と恥をかかせないように。
もし桐壷更衣を寵愛した時期が「院」であって、実権が弘徽殿大后と
朱雀帝にあったのなら、あそこまで批判されなかったんだろうな、と思う。
個人的には、源氏はあの両親から産まれたんだな、と納得出来る。
しかも、父帝の悪いところばっかり似てしまって、両親の良い所は受け継いでなさげ。
弘徽殿がママンの方が、人間としてあれよりはマシになったのでは?と思うわ。
619:愛蔵版名無しさん
06/02/27 16:10:32
顔!顔!!>両親の良いところ
まあ顔がダメだったほうがある意味不幸になる女の数へって良かったかもしれんが。
620:愛蔵版名無しさん
06/02/27 16:16:20
感情のコントロールのきかない帝が唯一冷静な判断をしたのは、
源氏を臣下にして長男を東宮にすえたことだね。
後ろ盾を持たない源氏が苦労しないようにという父の愛なわけだ。
621:愛蔵版名無しさん
06/02/27 20:38:06
>>620
まあ、それだって高麗だかから来た占い師のアドバイスに従ってのことだし。
622:愛蔵版名無しさん
06/02/27 23:10:44
占師GJ
623:愛蔵版名無しさん
06/02/27 23:42:01
紫式部も占い師には相当な力があると思っていたのかねー
全て当たる占い師
624:愛蔵版名無しさん
06/02/27 23:52:55
それはほら、今の漫画家と同じで話を都合よく持ってくための方便としてでしょ。
625:愛蔵版名無しさん
06/02/28 02:56:54
そうだね。
しかもその後も神秘的な、大いなる運命に突き動かされていく訳だけど
不思議とご都合主義に陥ってはいない。
よくできた物語で、結構リアルな手ごたえ。
626:愛蔵版名無しさん
06/02/28 20:17:06
人は死ぬために生まれ、
別れるために出会い、
憎しみあうために愛しあう。
それでもこの世は、
生きるに価値あり、
出逢いは神秘で美しく、
愛はかけがえのない、
唯一の真実であることに、
まちがいはないようだ。
多く愛し、多く傷ついた魂にこそ、
浄福を。
(瀬戸内寂聴)
627:愛蔵版名無しさん
06/02/28 21:23:34
寂聴がいうと言い訳にしか聞こえん。
628:愛蔵版名無しさん
06/02/28 21:25:06
占い師「あんた死ぬわよ」
629:愛蔵版名無しさん
06/02/28 22:01:24
嫉妬や憤りを率直に表に出すが故に男に
疎まれる弘徽殿
愛されはするが恨みも嘆きも胸ひとつに
抱え込んで「理想の女性」を演じる紫の上
どっちの人生がより不幸なんだろう・・・
630:愛蔵版名無しさん
06/02/28 22:30:54
紫上が一番不幸な気がする
信頼していたお兄さんにレイプされるし
一番愛されてると思ったら藤壷の身替わりだったし
明石に行っている間家を守ってたのに
女つくってるし
本妻扱いされてると思ったら10代の皇女と結婚しちゃうし
死ぬまで心おだやかじゃなかったね
桐壺帝が死んだ後まあまあやりたいようにやってた
弘徴殿のほうがまだましだわ
631:愛蔵版名無しさん
06/02/28 22:45:29
「出家したい」という、人生で初めての自己主張も
結局聞き入れてもらえなかったしな。
632:愛蔵版名無しさん
06/02/28 22:52:51
しかし、「あさきゆめみし」では、臨終の際に本人は「私はやはり幸せだった」と言ってるだよね。
あれは、本心なのか、自分にそう言い聞かせて慰めてるだけなのか?
初めて読んだ時も今もよくわからないんだけど。
633:愛蔵版名無しさん
06/02/28 23:05:23
弘徴殿には「息子」とか「権力闘争」とかの逃げ場があったからね。
実家は頼り甲斐があり、桐壺帝との仲が悪くなったからといって、
生活に困る訳でもない。
でも紫上にあったのは源氏との生活だけだし、仲が悪くなれば、
最悪路頭に迷う可能性すらあった。まあ世間体があるから、
源氏も紫上を追い出したりはしないだろうけど、紫上が経済的に
源氏を頼りにしなければならなかったのは確か。
そんな中で、媚びることなく自分のプライドを保ったままで
暮らしていくのは、かなり大変だったろうと思う。
634:愛蔵版名無しさん
06/02/28 23:51:14
あの紫上の臨終シーンはいつ読んでもせつない。
「それでもやっぱり、愛されて、そばにいたいと……」
きっと紫上は源氏のただひとりの人として愛されたかったんだろうね。
多くの女人を愛していて、その中の一の人であると言われ続けても
ただ一人の女性でいたかった。でもそれは永遠に叶わなかった……
弘徴殿は感情を表に出して生きられたぶんだけいいと思う。
あの人にとっては源氏は憎むべき敵だという気持ちはわかる。
635:愛蔵版名無しさん
06/03/01 00:09:02
でも当時の社会背景を考えると無理な話だがね>一夫一妻
636:愛蔵版名無しさん
06/03/01 00:13:15
紫のように、色々と政治がらみの男女関係は、頭では知ってても、
自分は後見も子供もいないから結局は無縁。
だから帝や、他の公達の話を源氏から聞かされても、やはり
他人事な噂話の範疇だったのでは。だから、
「色々と大変な世の中で、自分も辛いこともあったけど、やはり貴方が(源氏)
なんだかんだって側にいてくれたし、こういう人生もアリだったね」と読んでた。
ある意味、彼女は幸せでは・・とも思うのですが。
637:愛蔵版名無しさん
06/03/01 00:13:31
源氏物語は三ノ宮が登場してからがおもしろくなるよな。
それまで栄えていた紫の上の人生に暗い影がさしかかり、
何不自由なく幸せそうに見えた彼女にもいろいろな物思いが
あったのだということがだんだん明らかになってくる。
638:愛蔵版名無しさん
06/03/01 00:17:24
紫の上の独白で
「妻が夫の浮気に憤るのはあたりまえではないか
女は罪深いゆえにそんな権利はないというのか」
みたいな台詞が悲しい・・・
彼女にも確かな後ろ盾や実の子があったら弘徴殿とまでは
いかなくても雲居の雁みたいな生き方がしたかったのでは。
639:愛蔵版名無しさん
06/03/01 00:24:04
例えばフランス王の弟が、没落貴族の娘を妻にするのは
抵抗ないのに、あさきでは、やたらと個人の感傷が
見え隠れするから色々と意見が分かれるのかなあ。
640:639
06/03/01 00:25:30
ごめん、中世フランス王や貴族の話という意味です。
現代ではなくて。
641:愛蔵版名無しさん
06/03/01 00:26:34
女三の宮は美しく栄えた女も
若い女にはいつか負けるのよという
紫式部のメッセージなのかね
変なところにリアルさを入れなくてもいいのに
冷静だなー
642:愛蔵版名無しさん
06/03/01 00:28:06
テレビドラマで保坂尚輝が源氏をやった時のセリフで、
「私が種付けをすることでその家門が救われるのだ」(要約)
というようなことを言って苦悩してるシーンがあった。
恋愛とかそんなんじゃなくて、没落しそうな姫君達を救うために
手をつけまわっているのだと。
643:愛蔵版名無しさん
06/03/01 00:59:12
>641
源氏物語自体はこれでもかってくらい
シビアな話だと思う。作者の目も醒めきってる
というか、とことん容赦がない。
あの「至高の女性」藤壺ですら死後は地獄に
堕としている。
1000年前の世界でこのレベルの物語をかけた
女性は世界中で彼女しかいなかったのでは、
と本気で思う。
644:愛蔵版名無しさん
06/03/01 01:01:47
>>641
当時は女性の盛りは10代と思われていたようだから、
紫上は盛りをとうに過ぎた歳で、これから盛りを迎える
女三の宮と戦わなければならなかったんだよね。
しかも、自分より身分がずっと上で、確かな後ろ盾の
ある相手と。そりゃ人生に絶望もするよなー
645:愛蔵版名無しさん
06/03/01 01:29:13
藤壷って地獄行きなの…?
いくらなんでもひどいよ式部ひどいよ・゚・(ノД`)・゚・
646:愛蔵版名無しさん
06/03/01 01:33:23
地獄っつか、源氏の夢枕に立って
「過ちが隠れなく知れてあの世で酷い目に遭っている」
と源氏に恨み言を言うシーンがあったような。
647:愛蔵版名無しさん
06/03/01 01:49:54
ちなみに桐壺帝も地獄におちてる。
これも須磨にいる源氏の夢枕に
たったとき「地獄の責め苦が激しくて
なかなか逢いにこれなかった」と
明言してる。
648:愛蔵版名無しさん
06/03/01 07:06:39
藤壺可愛い(*´∀`)
649:愛蔵版名無しさん
06/03/01 07:50:58
出家してからあんなに勤行にいそしんでいたのになあ>藤壷
650:愛蔵版名無しさん
06/03/01 08:45:27
藤壷は下天の下女市で娼婦を50年務めた後、再び苦界へ流罪
桐壷の更衣は観世音菩薩の身元へ
651:愛蔵版名無しさん
06/03/01 08:47:28
紫の上は極楽浄土へ
源氏はトソツ天で修行した後、極楽浄土の大日如来の身元へ
652:愛蔵版名無しさん
06/03/01 15:05:52
>>642
都合の良い正当化だなw
653:愛蔵版名無しさん
06/03/01 15:07:33
>>646
あれってさ、源氏は褒めてんのに恨み言云いにくるんだよなー。>藤壺
654:愛蔵版名無しさん
06/03/01 15:49:33
だって暗に藤壷と関係してたってバラしたようなもんだし。
655:愛蔵版名無しさん
06/03/01 16:39:12
>>642
種付けというわりにはヒット数が少ないw
たしかに源氏のオンナになれば金銭的な心配はなくなるけど。
656:愛蔵版名無しさん
06/03/01 19:45:35
不倫して不義の子を帝位につけるという皇位簒奪という当時としては第一級犯罪をおかしておきながら女として栄華を極めつくすという人生をおくった藤壺が死後罰を受けるのは至極当然だと思う。
私的にいえば一番不幸なのは明石の上だと思う。
紫の上も自分ひとりを愛して欲しかったという願いはせつないけど、そんなこといったら源氏と関係した女はその点に関して言えば全員平等に可哀相だよ。
順番からいえば紫より先に源氏の女になっていた花散里だって客観的にみれば後からきた紫の下におかれたかわいそうな女になる。
でも彼女は足る事を知っていたから幸せになったわけで、つまり本人の気持ち次第。
はっきりいって男の愛を満足に得られない苦しみなんて、この時代の風習では多かれ少なかれほとんどの女人が味わっていることで。
なんだかんだいっても紫は一番愛され続けたんだから、むしろ恵まれていると思う。
ただ父親との縁を切られて肩身のせまい思いをさせられ、そのせいで後に妻の座を追われることに関しては本当に気の毒だけど。
でも明石はなんといっても子供を取り上げられるという女として一番辛い思いをしているわけで。
いくら成長した娘と再会できたといっても女房扱いだし。
娘の成人式にも呼んでもらえず、ついに母としての扱いは受けなかったなんて。
完全に腹は借り物的感覚で生ませるだけ生ませて後は子供取り上げて用なしって感じがして凄くいやだった。
明石の上は身分低い低いといわれていたけど、紫式部が使えた中宮の父・道長の母は受領階級の出身。
でも、その娘達は受領の娘の母親もっていても堂々と入内していたので、あのまま明石に育てさせてもそんな不都合ないと思う。
明石は教養も一級だし、それなのにいちゃもんつけて引き離すなんて人間としての一番大事な情を踏みにじっている。
657:愛蔵版名無しさん
06/03/01 20:03:13
久しぶり
658:愛蔵版名無しさん
06/03/01 21:16:57
>完全に腹は借り物的感覚で生ませるだけ生ませて
>後は子供取り上げて用なしって
それだって時代背景を考えれば至極当然。
途中までは冷静な分析だと感心しながら読んでいたが
ただの明石ヲタだということがよくわかった。
659:愛蔵版名無しさん
06/03/01 21:51:27
>>656
明石オタにはつらいかもしれんが、
明石は、親父が受領を辞めて都に帰らなかった時点から
「受領の娘」じゃなくて、
「土豪の娘」だ。
あのままでは、貴族ですらないから、女御の母親扱いなんてできないよ。
660:愛蔵版名無しさん
06/03/01 21:55:20
普通に育てるなら明石のもとでも充分だけど
源氏は将来ちぃ姫を皇后にするつもりだったから
それなら「源氏の一の女性」と世間が認める
紫の上の娘として育てたほうがいいに決まってる。
661:愛蔵版名無しさん
06/03/01 21:55:58
いいかげん読みやすい文章を書けと
藤壺が冷泉即位に対して罪悪感が無いのは
桐壺系から皇位を奪還したかったため、という説を聞いた事がある。
兵部卿宮は後ろ盾居なかったのか・・・?
662:愛蔵版名無しさん
06/03/01 21:57:17
>人間としての一番大事な情を踏みにじっている。
政治に情を持ち込まないのは常識です。
663:愛蔵版名無しさん
06/03/01 22:13:05
私から見れば紫はそこまで不幸だったようには見えない
少なくとも源氏と関わった女の中ではまだ幸せな方だったと思うよ
まあ要は気持ちの持ちようなんだろうけど
664:愛蔵版名無しさん
06/03/01 22:21:36
藤壺もそうとうしたたかな政治家だよね。
弘徴殿といい彼女といい六条御息所といい
物語初期の女性は(男性もか?)人間の
格というかスケールが大きい感じがする。
同じ女御や中宮でも明石の姫なんかは
話の中でも賞賛されてるのにインパクト
が無いってゆーかマイナスの要素が
少ない消極的な「素晴らしい女性」ぐらい
にしか見えない。
665:愛蔵版名無しさん
06/03/01 22:48:35
宇治編にいたってはヒロインみんな小粒。
666:愛蔵版名無しさん
06/03/01 23:12:23
時代が下ると人間の質も下るってゆう
末法思想の影響もあったのかねえ。
667:愛蔵版名無しさん
06/03/02 00:08:58
宇治編は本当にいらない
伝言ゲーム方式で誰かが勝手に書いた説を信じるよ
全部末法のせいかね?
668:愛蔵版名無しさん
06/03/02 00:51:00
でも身分が低くて(庶子だからね)
田舎育ちで教養もたしなみもなく
男に翻弄されるばかりだった浮舟を
ラストで救済(自分を脅かす男たち
を拒絶して自分自身の境涯へ入る)
するっていうのはいい終り方だった
と個人的には思う。
669:愛蔵版名無しさん
06/03/02 01:58:43
7巻あたりからの紫の顔が気持ち悪いのは私だけ?
あれで異様にマンセーぶりなのが余計鼻につく
670:愛蔵版名無しさん
06/03/02 02:11:39
>>661
藤壷に弟がいるのに、立太子すらしていない。
桐壷帝と藤壷との間の血縁関係が不明だから、
一見すると桐壷帝と弟宮(六条の元旦那)が、藤壷一族から
皇位を剥奪したような感じを受けますね。
歴史のノリで想像すると、藤壷の弟が皇位に相応しくないので、
または有力な貴族(左大臣・右大臣など)が桐壷帝のバックについた
ため、藤壷一族が没落した。
そのため、遠い親戚に当たる桐壷帝が即位したというイメージで見ています。
紫上の継母の一族にもっと力があれば、式部卿宮が即位していたかも?
光源氏と結婚して桐壷帝と婚戚になった紫上を苛めて憂さばらしをしていた
紫上の継母の気持ちが、ようやく分かったような気がしてきた。
671:愛蔵版名無しさん
06/03/02 03:34:52
>669
作者が力入れすぎてガチガチになってしまった
感じはする。気持ち悪いとまではいかんが。
逆に作者的にはあんまり思い入れがなさそうな
女三宮が個性的で結構存在感があってかわいい。
672:愛蔵版名無しさん
06/03/02 07:03:57
三宮はいいねえ
ぐにゃぐにゃしてそうで
673:愛蔵版名無しさん
06/03/02 08:56:11
個人的には藤壺タソと大君タソのルックスが好きだ(*´Д`*)
674:愛蔵版名無しさん
06/03/02 10:13:09
藤壷の弟?兄じゃなくて?
675:愛蔵版名無しさん
06/03/02 11:03:57
三宮タン・・・外見も中身もお人形っぽい
美少女(しかも超お嬢様)。少なくとも
現代なら確実に需要がありそうだ。
676:愛蔵版名無しさん
06/03/02 11:46:00
萌えキャラだよね。
こういう幼いキャラって三宮以外いない?
紫の上は若くてもしっかりしてたもんね。
677:愛蔵版名無しさん
06/03/02 13:11:17
ちい姫は…幼い頃の方がキャラ立ってた。
娘時代はまあふつうで宇治編じゃありきたりの母ちゃん。
678:愛蔵版名無しさん
06/03/02 15:07:04
>>676
宇治の二宮は?
679:愛蔵版名無しさん
06/03/02 15:29:09
夕顔
680:愛蔵版名無しさん
06/03/02 15:59:01
中の君も少々幼い感じだったね。
夕顔は子どもがいなければなーと思う。
経験がなくて何もわかりませんの、って感じではない。
681:愛蔵版名無しさん
06/03/02 19:05:55
>>658
それだって時代背景を考えれば至極当然。>>
勘違いしているようだけど子供は母親が育てるというのが当時の貴族社会では当然のことだよ。
よって明石が姫を育てるのが当然で、物心つく前に無理やり取り上げるほうが珍しいんだけど。
藤典侍のように子供が複数いて出仕しているから子供の世話が出来ないという事情があれば話は別だけどね。
682:愛蔵版名無しさん
06/03/02 19:10:12
何しろ当時の貴族社会は母系社会だから。
父系社会になるのは後世の武家社会であって。
髭黒と北の方の離婚の時に髭黒が最愛の娘を引き取れなかったのもその為。
武家社会だったら父系重視なので離婚する場合は子供は全員父親のものだけど。
683:愛蔵版名無しさん
06/03/02 19:16:36
ふむ、「~~で。」「~だけど。」が好きなのだな
684:愛蔵版名無しさん
06/03/02 19:48:58
天皇の子供たちでさえ母親がどんな身分だろうと実母の手元で育つのが普通
685:愛蔵版名無しさん
06/03/02 20:28:00
>>681
そう考えると、明石には選択肢ないよな。
自分で育てる=「土豪の娘」ってレッテルを娘に貼り付けるなんだから。
自分で育てない=自分が表に出ないことで、娘のレッテルをいくらかでも小さくするのが父入道の意向にも沿うわけだ。
まぁ、実母出産時に死亡>乳母に育てられるってパターンも、結構居た時代だしね。
686:愛蔵版名無しさん
06/03/02 20:38:35
源氏が純粋に娘の将来の為だけを思っての苦渋の選択ならね。
明石の苦しみと母子の情を犠牲にしても納得できる。
でもあいつが取り上げた理由って単に紫に対するご機嫌取り。
自分だって生母を失って寂しい思いしたのに・・・。
自分が辛い思いしたからって他人を思いやれる人間になるとは限らないってことかね?
687:愛蔵版名無しさん
06/03/02 20:41:48
>>681=682
物言いが偉そうだって言われない?
688:愛蔵版名無しさん
06/03/02 21:19:24
>>687
そりゃあんたでしょ。(( ̄д ̄)) ・・・さむっ
689:愛蔵版名無しさん
06/03/02 21:22:35
>>656 >>681-682 >>686
古文・漢文板に行った方がいいんでないかい。
こーゆー話で盛り上げれるかどうかは知らんけど。
690:愛蔵版名無しさん
06/03/02 21:25:08
分かりやすい人w
691:愛蔵版名無しさん
06/03/02 21:57:10
>>688
損な人。
692:愛蔵版名無しさん
06/03/02 23:12:59
>>686
自分が辛い思いいをしたからって他人をおもいやれる人間に
なるとは限らないこと
全く同感
693:愛蔵版名無しさん
06/03/02 23:56:15
>>692
禿げ堂。
却ってひねくれるヤツが多いよ。
だから他人をおもいやれる人が尊いってことになるんだけどね。
694:愛蔵版名無しさん
06/03/03 00:17:37
>>673
禿同!!
この二人って好きな人との恋も実らずに若くして
死別しちゃうってとこまで似てるよね・゚・(ノД`)・゚・
695:愛蔵版名無しさん
06/03/03 00:50:46
豚切ってすまんが、須磨から帰ってきた後の源氏と夕霧の再会シーンて冷た過ぎないか?
かわいい盛りに離ればなれになって3年ぶりに会ったってのに「…それに夕霧か?」はないだろう。
小学生の時から違和感があったよ。
明石の中宮や冷泉には「この子は他の子よりかわいい」って描写があったのに彼にはなかったと思う。
やっぱり愛した女の子供じゃないからか。
696:愛蔵版名無しさん
06/03/03 00:56:27
夕霧のみならず、源氏は自分の子供に冷たいよね。
自分がガキだから。
697:愛蔵版名無しさん
06/03/03 01:25:22
いや、源氏は夕霧に対しては大人になって
から愛情がどんどん増して心を寄せていく
ようにみえる。最後の方では依存すらして
そうな・・・
逆に明石の姫は子供の頃は可愛がってるが
入内以後は意外と淡白というか冷淡に見える。
698:愛蔵版名無しさん
06/03/03 05:41:24
でも夕霧以外の子供って影薄くない?
夕霧は何気に出番多いからか裏の主人公的ポジションって感じがした
699:愛蔵版名無しさん
06/03/03 11:20:23
でも源氏が一番愛してたのは夕霧より明石女御より
永遠の恋人との秘めた証である冷泉帝
夕霧もちい姫もかわいいけどそれにも増して冷泉帝はっていうシーンあったよね?
700:愛蔵版名無しさん
06/03/03 20:01:14
それは、「秘密の子」だからという以前に、多分に三人の母親の中で一番藤壺が好きだったせいでは?
701:愛蔵版名無しさん
06/03/03 21:30:11
プラスして「天皇」っていう立場が実は
重要なのかもしれない。なんていうか
自分の血をひく「神」みたいな・・・
702:愛蔵版名無しさん
06/03/03 21:37:30
高貴な人萌えでもあるしな>源氏
703:愛蔵版名無しさん
06/03/03 23:48:38
冷泉帝=神格化した全き己の反復
故にこの世で最も愛しい存在
とか・・・いくらなんでもそれはないか。
704:愛蔵版名無しさん
06/03/04 00:18:56
冷泉帝は源氏の本来の姿だ
705:愛蔵版名無しさん
06/03/04 01:07:38
>>699さん
>でも源氏が一番愛してたのは夕霧より明石女御より
永遠の恋人との秘めた証である冷泉帝
「永遠の恋人」だと、源氏は思っていても肝心の藤壷はどう思っていたのかな?
「あさき~」では想い合っていたかのような描写だけど、私は迷惑に想ってい
たような気がする。
706:愛蔵版名無しさん
06/03/04 02:02:15
私も藤壷は源氏好きだって思わんかったなー
無理矢理にやられて孕まされて
恨むだろうよ
707:愛蔵版名無しさん
06/03/04 02:02:56
>705
藤壺が(まだ桐壺院在世中に)源氏に
珍しく文の返しをしたことがあるんだけど
その歌の中で「東宮はあなたの御子だから疎ましい」
と言いきってる。言葉の少ない人物だけに
かなりのインパクト。この人って弘徴殿とは別の
恐ろしさ、というかダークさがある。
708:愛蔵版名無しさん
06/03/04 04:31:11
あさきの藤壺は可愛らしい感じだけどね
出家しちゃった時は私までショックだった
709:愛蔵版名無しさん
06/03/04 07:32:34
田辺聖子訳を読んだけど、その中ではたしかに相思相愛だったよ。
源氏との初めての夜に「あなたが元服した時はホッとした。
あのまま一緒にいたら自分の気持ちに自信が持てなかった」
「あなたを晴れて愛することのできるすべての女人がうらやましい」
と言ってた。
710:愛蔵版名無しさん
06/03/04 07:44:31
源氏のことは好きだけど、源氏と密通して不義の子を授かったことで
自分の輝かしい人生に泥を塗られたのが恨めしかったんじゃないかな。
寂聴さんは藤壷を、理知的な女、完璧すぎる女、自己愛の塊、と呼んでました。
711:愛蔵版名無しさん
06/03/04 07:45:20
あ、挫折を知らない女、とも言ってた。
712:愛蔵版名無しさん
06/03/04 08:24:29
源氏にはお互いの破滅を恐れて疎ましいて言ってのけたけどすごく可愛がってた
許されぬ仲ゆえに源氏に本心を見せることのできなかった切なさが(薨去直前
の回想とか)あさきではたっぷり描かれてて切なかったな
源氏に黙って出家しちゃう潔さとか政治家としての面で強かな人みたいに
思われてるけど、立場上、冷泉を守ることでしか源氏への愛を示せない可
哀想な女人だったと思う
元服前はすごく懐いてたし、琴笛に切ない思いを響かせ合ったり、若い藤
壷にとってはじいさんの桐壷帝よりよっぽど魅力的だっただろうと思うわ
世が世なら比翼の鳥、連理の枝だったのにさ。あさきほど能動的な描かれ
方はしてないけど(后の不敬なんておおっぴらに書けないよw)、襲われ
て以来罪を隠し続けなくちゃいけなかったり源氏のせいでとんでもなく辛
い思いもさせられたけど、それだけじゃなかったと思う
死んだ後に紫の上との寝物語にされて嫉妬して源氏の夢枕に立つ彼女が切ない
紫式部が後半で源氏のいやらしさをしっかり描いたのを読むと、藤壷との
悲恋も、彼に失望して衰弱していく紫の上も含めて全ての女性との恋愛が、
ただのわがまま男の暴挙にしか見えなくなるけどねw
713:愛蔵版名無しさん
06/03/04 11:08:56
三人の子を強引に記号化してみる
冷泉帝:天皇として立った「本来の自分」
→別格
夕霧:臣下として実権を握る「現在の自分」
→それなりに愛しい
明石の中宮:あのかつての政敵「弘徴殿の大后
になってしまった自分」→皮肉、複雑
・・・中宮は少し苦しいか。
714:愛蔵版名無しさん
06/03/04 11:15:26
寂聴の「女人源氏物語」だと
源氏は関わった女人達から見捨てられていくって感じだな。
朧月夜は落飾の後に、源氏がこの期に及んでもまだ
特別な恋人としての物言いしてる文に
「回向は全ての人達の中の一人としていたしますわ」とキッパリ。
落飾決めた時に太すぎる縁の糸がぶつりと切れて清々しい気持ちになったとあるし。
女三宮も源氏のいやみな歌「この子共はどこから生いでたんでしょうね」
に対し、絶対自分の心を見せるものですか!と心で言い切って源氏を拒絶。
紫でさえ、病に伏せる自分に泣いてすがる源氏を見て可哀想な人…と
精神的成長を遂げている。
みんなひっそり源氏を見限って、自分に向き合ってゆくんだなあと思った。
関係ないけど敵にまわしたくないなあと思う女人は花散里。案外一番怖い。
715:愛蔵版名無しさん
06/03/04 11:55:27
あ、それなんとなく同意。
清原よりも古田に怒られた方が
絶対怖い、の感覚で。
716:愛蔵版名無しさん
06/03/04 12:47:27 TzUQGDh+
精神的に一番健康かつ健全なのは雲居の雁かな?
717:愛蔵版名無しさん
06/03/04 13:09:17 05jWLnoE
>714より>715のほうがよくわかるw
718:愛蔵版名無しさん
06/03/04 13:24:08
ワロスw
そういや昔「究極の選択」が流行ったときに
・星野監督の蹴りをくらう
・関根監督に優しく2軍落ちを告げられる
どっち???
てのがあったのをふと思い出した
719:愛蔵版名無しさん
06/03/04 13:45:32 cJyDk4Rm
星野さんがまだ中日の監督で、阪神は最下位常連だったときの究極の選択
「中日の選手になるか、阪神の監督になるか」というのがあった。
720:愛蔵版名無しさん
06/03/04 14:22:16
世が世なら~って言うけど、どっちみち源氏は立太子出来ないだろうし
結局臣下に降りて葵が添い臥しする流れは変わらなかったと思う。
わざわざ藤壷を降嫁させるとも思えんし。
721:愛蔵版名無しさん
06/03/04 14:36:12
すっごく甘い考えだけど、源氏が元服した時、こき殿の一族側の姫さんが
添い臥し(妻)になっててたら、ある程度こき殿と源氏は和解できただろうか。
朧月夜か、それ以外の未婚の姫さんで。
・葵は予定通り入内、左大臣家繁栄
・源氏は右大臣側からの支援が受けられる
・もし朧が源氏の妻でなく、内通したとしてもこき殿側の婿殿なのでなあなあで終わる
・ということは明石に流されない
・・「源氏とその親戚物語」になってしまってやっぱり面白くない。
722:愛蔵版名無しさん
06/03/04 15:13:29 cJyDk4Rm
源氏だって自分の母親をいびり殺した一族の娘とは結婚したくないだろう。
723:愛蔵版名無しさん
06/03/04 15:26:05
葵に妹がいて、その人が添い臥しだったら
問題なかっただろうな。青いは入内、源氏も
敵と姻戚にならなくて済む。
724:愛蔵版名無しさん
06/03/04 17:06:32
たった一人の姫を帝に100%ならない源氏にくれちゃうんだから
左大臣気前よすぎ。
725:愛蔵版名無しさん
06/03/04 18:06:52
桐壷帝が長男より源氏の方をよりかわいがっていたから
左大臣は源氏の将来に賭けてみたんじゃない?
726:愛蔵版名無しさん
06/03/04 18:16:18
>>725
そんな気がする、帝より優秀だしね
727:愛蔵版名無しさん
06/03/04 18:20:14
源氏元服で御髪にはさみ入れる時、感動で泣きまくったって
原作にあったぐらいだし、源氏の将来もだけど、源氏本人に
萌え萌えだったんだろな。
728:愛蔵版名無しさん
06/03/04 18:28:45
ちょっww
一気に左大臣が変態に見えてくるなwww>源氏に萌え萌え
729:愛蔵版名無しさん
06/03/04 18:39:18
そういや、
葵が源氏の子を身ごもった時、一番大喜びしてたのも左大臣だしな。
自分の血統に源氏の血が混じるのがよっぽど嬉しかったんだろう。
730:愛蔵版名無しさん
06/03/04 18:48:37
>>728
うぅ、左大臣が最後の砦なのに(真人間の)
731:愛蔵版名無しさん
06/03/04 18:59:40
>>713
明石の中宮:桐壷更衣がなれなかった後宮第一位の地位につき
「桐壷一族の復活を成し遂げた自分」→かなり愛しい
ってのはどう?
732:愛蔵版名無しさん
06/03/04 19:15:37
葵の上は源氏より兄ちゃんに嫁いでいれば
きっと幸せになれただろうにねえ。
733:愛蔵版名無しさん
06/03/04 19:25:07
頭の中将の家はアットホームでいいね。
本人が明朗闊達なのもあるけど、子供が多いからわいわい賑やか。
夕霧から雲衣の雁に届いた後朝の文をみんなで回し読みして
字がうまくなっただの何だの言い合ってるシーンはほのぼのする(^^)
734:愛蔵版名無しさん
06/03/04 19:28:01
六条院はぬるい老人ホーム状態だもんね。
源氏の子供に対する愛情もあまり見えてこないし。
735:愛蔵版名無しさん
06/03/04 19:41:12
人格の差が表れてるな。
736:愛蔵版名無しさん
06/03/04 19:43:34
ほんと寂しい老後だよ。
晩年にひとりぼっちになったのは自業自得。
737:愛蔵版名無しさん
06/03/04 19:46:06
でもその源氏に最愛の息子いびり殺された頭中将の老後はどうだったんだろう。
それなりに息子や娘に大切にされて安泰だったとは思うけど。
738:愛蔵版名無しさん
06/03/04 19:51:56
いびってたか?
酒の席でイヤミは言ったけど。
739:愛蔵版名無しさん
06/03/04 19:56:07
事件発覚後も源氏はイベントの相談を柏木にしてたしねぇ。
740:愛蔵版名無しさん
06/03/04 20:03:38
いびりだろう、どうみても。
若さへの嫉妬、寝取られたくやしさっつーより
自分じゃ開花させらんなかった女三宮へのモヤモヤがあいまった
あの老年特有のねちこい責めが源氏らしさ丸出しで好き。
>>737
悲しみはあるけど源氏みたいに自分可愛さで悲しみに溺れるタイプじゃない。
案外スッキリとしたイイ老人になって穏やかに聖の道に入っていったと思う。
741:愛蔵版名無しさん
06/03/04 20:05:29
。
742:愛蔵版名無しさん
06/03/04 20:14:13
頭の中将が少々夕霧をいぢめたのが可愛いとさえ思える、
源氏の柏イビリは凄かったですね。
まあ理由が全然違うから勿論のことなんですが。
743:愛蔵版名無しさん
06/03/04 20:26:15
寝取ったら寝取られる
因果は巡るよ
744:愛蔵版名無しさん
06/03/04 21:01:16 TzUQGDh+
頭の中将の娘で入内した人、結局どうなったの?
あさきゆめみしでは、絵で勝負した時以降、目立った
話はなかったような・・・
745:愛蔵版名無しさん
06/03/04 21:05:58
秋好と共に嫉妬バアアと化します。
746:愛蔵版名無しさん
06/03/04 21:13:13
玉蔓の娘を例税院が側においたからだよね。
747:愛蔵版名無しさん
06/03/04 22:08:25
なにその族漢字
748:愛蔵版名無しさん
06/03/04 22:09:23
>>732
うんうんわかるわかる
749:愛蔵版名無しさん
06/03/04 22:59:07
取り合わせの不幸だよね。
二人ともプライドの高いおぼっちゃんとお嬢ちゃんだから・・・
>源氏と葵
750:愛蔵版名無しさん
06/03/04 23:00:02
葵だって素直に源氏の妻になってハッピーと
喜べなかったのがもったいない、
みんなの憧れの光君なのに
751:愛蔵版名無しさん
06/03/04 23:07:18
葵が生きてたらどうなってただろう
752:愛蔵版名無しさん
06/03/04 23:45:05
>源氏の妻になってハッピー
と葵が思って、源氏と円満な夫婦であっても、
源氏は六条とつきあうだろうし
紫も連れてくる気がする。今と変わらん
753:愛蔵版名無しさん
06/03/05 00:13:44
>>751
紫に嫉妬して生霊化。
六条御息所との取り殺し合戦。ジャッジは源氏
754:愛蔵版名無しさん
06/03/05 00:19:28
もし生きていたら色々物思いは多そうだけど、
息子の夕霧とまたーりとした生活を送るんじゃないのかな、葵は。
755:愛蔵版名無しさん
06/03/05 00:32:01
葵が普通の正妻ならば、
六条と浮気しようが平気というか当たり前だろう
しょうがないと思うだけだな
756:愛蔵版名無しさん
06/03/05 00:35:46
欲しければ義理の母親だろうが、人妻だろうが寝取っておいて
死なれたら、そそくさと世間の目を気にしてほっぽり出して帰ったり、
歳とって若い奥さん貰ったら若い男に間男されたら相手を呪い殺すし…
ホント、源氏って「自分が一番可愛い」というクズ。
757:愛蔵版名無しさん
06/03/05 00:43:02
人間は顔がいいと得というお話です。
758:愛蔵版名無しさん
06/03/05 02:35:16
人間性はアレでも美しくて力のある
男(女もか?)が魅力を持つ、とゆう
のは抗いがたい現実だな・・・と
しみじみ思う今日この頃。
759:愛蔵版名無しさん
06/03/05 07:41:56
葵は子持だったな
忘れてたよ
760:愛蔵版名無しさん
06/03/05 08:48:46
子持ちというか夕霧の命とひきかえに死んだような
761:愛蔵版名無しさん
06/03/05 09:37:29
性格のよい美女>性格のわるい美女>性格のよいブス>性格のわるいブス
これは人類の不文律
奥さんも恋人も若くてぴちぴちした新品が良いに決まってる
腐りかけの古女房は逝ってよし
762:愛蔵版名無しさん
06/03/05 09:42:20
とりあえずキモメン乙
763:愛蔵版名無しさん
06/03/05 10:29:53
女だって、若さと美だけが女の価値だとわかってるから、
金と時間をふんだんに使って美容にいそしむんだろ?
764:愛蔵版名無しさん
06/03/05 11:53:56
源氏の柏木いびりは確かに酷すぎたね
何も知らずに柏木を心配してる夕霧が天使に見えた
765:愛蔵版名無しさん
06/03/05 12:50:51
源氏の柏木いびりは確かに壮絶。
でも自業自得なので柏木に情状酌量の余地はねえなあ。
もし源氏が三宮を責めず、純粋に妻の復讐としてレイプ男に天誅するのが目的で苛めたんなら読者の支持はかなり違ったと思う
766:愛蔵版名無しさん
06/03/05 16:11:07
葵はまだ若くて美人でたしなみな教養もばっちり合った
古女房というにはまだ早い
雲井の雁もまだ若いけどこっちは典型的な古女房だったなぁ
767:愛蔵版名無しさん
06/03/05 16:31:49
柏木はそんなにいびられてなくね?
むしろ三宮のほうが
768:愛蔵版名無しさん
06/03/05 17:16:19
若さと美だけが女の価値なわけない。
若くて綺麗でもバカだったら話にならん。
769:愛蔵版名無しさん
06/03/05 17:21:45
じゃあおまい、何も美容してないの?
770:愛蔵版名無しさん
06/03/05 17:36:30
何でそう極端から極端にしか考えられないんだろ。
まあ、とりあえずキモメン乙と。
771:愛蔵版名無しさん
06/03/05 18:28:07
だって女が若さをキープしようとしてるのは
若さだけが財産だと思ってるからでしょ?
772:愛蔵版名無しさん
06/03/05 18:54:56
「人間は外見じゃない、性格だ」とは言うけど
美人が得をするのが現実だからねえ・・・ orz
スレ違いすまそ
773:愛蔵版名無しさん
06/03/05 18:57:16
源典侍最強じゃね?
源氏と頭中将、両方とセクース。
774:愛蔵版名無しさん
06/03/05 19:12:23
まあ「若さと美貌だけが価値」は男もそうだわな
生まれ持ったor努力して得た身分・財産があれば別だが
>773
身体の関係はあったんだろうか?
自分は行為の前に寝た、と勝手に解釈してるw
775:愛蔵版名無しさん
06/03/05 19:41:59
私も行為があったか気になる。
仮になかったとしてもばあさんとやろうとした時点であの二人は勇者