06/10/10 06:39:28
「ただいまぁ」
一人の女性が入って来た。
「あらどうしたの。まだ寝てるのかよ、オイ、コラ、起きろってんだよコノヤロー!」
「やめてよ姉さん。ワカメはまだ帰ってないの?」
「なにがワカメだコノヤロー。お前は海草か。オラア働けや」
「ボクはカツオだよ。姉さんやめてよ」
「まだ言ってやがる。オラ早く現場出ろよ!」
そこは峡谷の奥深く分け入った、とあるダム現場のタコ部屋。
「ああボクはカツオじゃないのか。ああ魚が食いたい魚が・・・」
「早くしろよ。来月中にバイカル湖まで掘っちまわねえと軍の連中に大目玉だぜ」
「わかったよシルスコフ。ああ俺は早く女房のとこに帰りてえんだ。
しかし一体どうしちまったんだろう。俺は今 NIPPONの小学生になっていた夢を見ていた。のどかな暮らしだったなあ・・・」
「しっかりしろよイルバノヴィッチ。今日も凍傷で3人死んでんだぜ。
・・あ、ダメだ。コイツ目がイッちまってるよ。おーい誰かあ・・」
・・・サザエさん・ 完
738:桃太郎
06/10/10 07:52:07
「この桃からお父さんは生まれたんだよ」
「ねえねえ、もっと続きを聞かせてよパパ」
あれから十年。結婚して娘もさずかり、
少し青みがかった瞳を持つその娘は鬼との間にさずかった子だ。
「どうしてパパは鉢巻を取らないの?頭痛くならないの?」
物心も付き娘は近頃ずいぶん賢くなった。
「パパはね、昔ママと大ゲンカをしたんだよ。その時の傷が
ここにあるんだ」
「ふーん。お菓子食べていい?」
苦笑。娘にとっては大した問題ではないらしい。
「あなた、また鬼ヶ島の時の話?」「なんだ鬼美、帰ってたのか」
休日の昼下がり穏やかなひととき。
思えば犬と猿とキジと仲間になるなんて
バカげた夢を見ていたもんだ。
妻と私で川から拾った桃からさずかった娘の桃美。
すべては順調だ。
739:既に19があるけど
06/10/14 09:58:44
「助けて~、怪獣よ~!」
悲鳴で目を覚ました。焦げ臭いにおいが鼻腔をくすぐる。
即座に飛び起き、回りを見回す。誰もいないボロい家。
常に側にいてサポートしてくれたチビはいない。
大好きなプロレスラーにそっくりな相棒もいない。
自分の筋肉は鋼のようではなく、怠惰にたるんでいる。
そうだな、一国の王子が捨てられることなどあり得ないし、あったとしてもすぐに探すだろう。
運だけで格闘技の試合に勝つことなどあり得ない。あったとしても幸運がそう何度も訪れることはない。
どんなに凄い師匠についても、たかが1週間ぐらい練習したところで鋼の肉体や凄い必殺技が身につくはずもない。
空を飛べば助かるのに飛ばないで死ぬ奴がいるはずもない。
巨大化すれば簡単に倒せる相手に等身大で戦って苦戦する意味などない。
光線技がつかえるのに、いちいち素手で格闘しなければいけないなどナンセンスだ。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(・・・それにしても、長い夢をみていたような気がするのう)
いや、夢のことなど気にしている場合ではない、街では人々が助けを求めているのだ。
どんなにさげすまれていようと、自分は超人なのだ。人々を救いに行かなければ!
「へのつっぱりはいらんですよ!」
キン肉マン・完
740:愛蔵版名無しさん
06/10/14 18:54:28 98s6rQeF
あげあげあげ
741:愛蔵版名無しさん
06/10/15 09:46:42
「起きなさい、今日は直人さんのお墓参りに行くんでしょ」
ルリ子姉さんの声で健太は目を覚ました。朝食の香りが鼻腔をくすぐる。
そうだ、今日はキザ兄ちゃんの3周忌なのだ。
キザ兄ちゃんが実はタイガーマスクだったというのは、健太にとってはアントニオ猪木が日本プロレスを追放されたことよりも、石油ショックよりも衝撃的なニュースだった。
間近で接していた自分達も知らなかった真実を突き止めたファンを、健太は凄いと思っていた。
そうした真実を追究する仕事であるジャーナリストになって、社会の悪とペンで戦うということに対する憧れもちょっと抱いた。
だが、やはり健太にとってはプロレスラーこそが一番の憧れである。
馬場さんも嫌いではないが、健太は常に闘争心を見せて戦うアントニオ猪木が一番好きなのだ。
だからこそ、日本プロレスを追放された猪木が立ち上げた新日本プロレスには、業界の盟主になって欲しいと思っていた。
そして、自分もプロレスラーになって、猪木の下で悪と戦いたいのだ。
日本への石油の輸出を止めて、ルリ子姉さんや日本のみんなを苦しめる、悪の石油王みたいな奴をリングの上でたたきのめしたいのだ。
しかし、実際には健太はまだちびっ子ハウスを出ることもできない子供にすぎない。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
「ルリ子姉さん、オレ、絶対にキザ兄ちゃんのタイガーみたいな立派なプロレスラーになるよ。それで、リングネームなんだけどさ……」
「あら、タイガーマスクを襲名するのでなかったら、"悪を断つ男"で阿久竜夫にするんじゃなかったの?」
「やっぱり変かと思ってさ。何かカッコいい名前はないかな?」
「そうねえ……"佐山サトル"なんてどうかしら」
タイガーマスク二世・完
※次号から「プロレススーパースター列伝・タイガーマスク編」が始まります、お楽しみに。
742:愛蔵版名無しさん
06/10/19 17:47:01
>>715
つっこんだら負けという勝負ですか?
743:愛蔵版名無しさん
06/10/20 21:13:06 oOe9kLyt
「月ー、もう学校の時間よー!」
母の声に夜神月は目を醒ました。日光が茶髪を照らす。
朝食を取りながら新聞を読んでいた。犯罪増加止まらず。
ちっ、舌打ちが漏れる。
あのノートは何所へいったのだろう。
リューク、L、ミサ、メロ、ニア・・・。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がした。だが、新世界の創世もそう遠くは無いはず。)
と妄想混じりな事を考えながら高校に行くのだった。
The story of “DEATH NOTE”is end.
744:愛蔵版名無しさん
06/10/23 15:27:52
┏━━━━━━━━━┓
┃ 地球⇔アンドロメダ.. ┃
┃ 経由(オリオン・プレアデス) ┃
┃ ┃
┃ 無期限 ┃
┃ ┃
┃ 氏名 星野 鉄郎 ┃
┃ ┃
┃ ┃
┃ 銀河鉄道株式会社 地球本社 ┃
┗━━━━━━━━━┛
745:愛蔵版名無しさん
06/10/26 14:39:07
:、 ,.:' ,','
i ` ´ [|] ; ; j:::::::::::::::::::\ 〈`:、.
☆ . i /!,.:' i : i 「〃::,.=''::::::::::\ `; !i:; `:
、ヽj .i i _,.:' : l /:::::☆:::,..:-‐;.-::.ヽ />ノ.'.' !、 i:
」 l ! i_ノ〉 : l r''ニニニニ-‐'" ̄,.:-; ,' '" i ii
☆ ー=''' ! `ー‐' : __,...-'~,.‐-::..__,..:'"´キr-、 〈 l ll
_ζ i [|] ゛ー''7´~`ヾv''/ ` :;k i、 ヾ ヽ l !!
"´ζ _,..........._ /レ''i l i 、'"・) ,, ,.- _ノ`ー-、 ヾ ; ! アンドロメダ?
,.:'" ヽ i _;' l ,! i ` i:::!:::::::└-、 ,:'i|i 逃げる気かキサマ!
、,...、/ :.i :._/i ! /:::! l ,.-―:、 !:i:::::::::::::::::` /〉 j !ii;
、iX´ ..i`ー' [|] 〈:::::::i `" l::l:::::::::::i:::::::/〈_,..-' ' 'j
:::', `、 ,.. ili/レ'''j :、ゝ:::::! __./::::|::::::::::l,'::: i /〃
:::::',、,.: fラ ,.゛ !li :-‐' ヽ::::::ヽ 、-―''" ̄/:::_,:::.:!::::::::::i:ノ l /〃
:::::::',,,"`''"; illiヽ-'''; [|]\:i ,.、\ /::::::フ:::`_,:‐''" ,.., /
::ヾ::',三ミミ !  ̄∧/〉 `ー-----―''''""´´ ,.-‐''"_/
::::::::::',ミミミ: {^vw i :-' _,,...:‐''7 __,..' [ ̄ ,:'>'7
:::ー-:::::ミ `、 ヽー''7 ,.:'´ 「´.._ ,..、  ̄ニ-',:〃 彡
ー--::_:〉_,............................_ゝ、  ̄::、 i! 三:7" __,..:'"´〃彡彡
L::::-―- ...___∧,-‐└-、 ヽ> i!_「i_,..-‐'"==
/::::: ̄ヽ::::::::::::::::::::::::::`、::ヽ
746:愛蔵版名無しさん
06/11/09 00:26:20 NUJ7Isnf
ほしゅ
747:愛蔵版名無しさん
06/11/09 02:56:26
「父さん、起きなよ。きょうは海上自衛隊の観艦式だろ。自分の売った商品の晴れ舞台じゃないか」
息子の声にラファール氏は目を覚ました。
「おお……リオン。やっと……我が家に帰って来てくれたか……」
「何言ってんのさ? ずっと一緒だったろ。 おまけにここはホテルだよ」
「そうか…… そうだったな……」
ラファール氏は戦争をしない自衛隊への武器売り込みに成功していた。
部屋に運ばれた珈琲の香りが鼻腔をくすぐる。
「ほら! さすが日本の新聞だ。父さんの好きな東洋の格闘技のことも書いてある」
日本びいきのラファール氏が、息子に渡されたスポーツ新聞にざっと目を通す。
『なんだ……鷹嵐は来場所もまた休場か……』
ちっ、舌打ちがもれる。
「……それにしても……長い夢をみていた気がする……」
バーチャファイター・完
748:愛蔵版名無しさん
06/11/19 08:51:58
「健太起きなさい!」
母親の声で目をさました。しかし最高の夢をみたなぁ。
僕の身長が前田君並になるなんて・・・
まあいいか。僕にはレシーブという最高の武器があるんだから。
有望な新入部員もたくさん入ったし、今年も全国大会に出場するぞ。
健太やります・完
749:愛蔵版名無しさん
06/11/19 10:19:53
「たっちゃん、起きてー。会社に遅れるわよー」
妻の南の声に上杉達也は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで朝刊1面にざっと目を通す。
「上杉和也レッドソックスへ 移籍金53億円」か ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
タッチ・完
750:愛蔵版名無しさん
06/11/22 08:28:34
「あなた、起きてー。会社に遅れるわよー」
妻の声に塔矢行洋は目を醒ました。朝餉の香りが鼻腔をくすぐる。
お膳が運ばれるまで娯楽面にざっと目を通す……今日の詰碁もさっぱりわからない。
「オヤジ、囲碁なんか見てんだったらTV欄くれよ」
息子のアキラは生意気盛りの中学生。
昔は下手の横好きが高じて、棋士に育てようなどと意気込んでみたものだが……。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ヒカルの碁・完
751:愛蔵版名無しさん
06/11/23 10:32:27
「孫や、起きろ。朝じゃぞ」
祖父の声に目を醒ました。ジャガイモスープの香りが鼻腔をくすぐる。
朝刊1面にざっと目を通す。ジョーカー歴史問題、また年表捏造か。
ちっ、舌打ちが漏れる。
(……それにしても、長い夢をみていたような気がする)
ファイブスター物語・完
752:愛蔵版名無しさん
06/11/23 20:53:14
>>751
現在の永野護の状況を痛烈に批判
GJ
753:愛蔵版名無しさん
06/11/23 23:15:45 iRmdA6Yy
あげ
754:愛蔵版名無しさん
06/11/30 19:31:25
長い夢を見た。
夢の中で僕は競走馬になっていて、武豊と組んで無敗でクラシック3冠を制し、
天皇賞、宝塚記念、そして海外のレースで3着(もっとも薬物騒動で失格処分になったが)と
古馬になっても活躍していた。
そして、ジャパンカップを経て、さぁこれから有馬記念の本馬場入場というところで……
「坊や、起きなさい。いつまで寝ているの?」
母さんの声で目が醒めた。
新しい飼い葉の匂いが鼻をくすぐる。
「ほらほら、たてがみに寝藁がついているわよ?
今日はセレクトセールの日だから、綺麗にしておかなきゃね」
まだ頭がぼうっとしている僕のたてがみを、母さんが優しく毛づくろいする。
「……なんだぁ、夢だったのかぁ」
ようやく全てが夢だったことを悟って、僕はがっかりした。
(よく考えてみれば、僕が夢の中みたいにスーパーホースになれるとは限らないじゃん。
せいぜい姉さんや兄さんたちみたいに、G2勝ちどおりで終わるんだろうなぁ。
はぁ………それにしても、長い夢だったなぁ…………)
そう思いながら、僕は厩務員さんに連れられて、母さんと一緒に馬運車へ乗り込んだ。
「次は、ウィンドハーヘアの02、サンデーサイレンス産駒です」
優駿の門特別編・ディープインパクト<完>
755:754
06/11/30 19:35:38
G2勝ちどまり→G2勝ちどまりですた。orz
さらに、漫画では凱旋門賞まで描かれていたことに今頃気づいた。
正直スマンカッタ。
馬に蹴られに逝ってくるorz
756:愛蔵版名無しさん
06/12/01 00:17:01
なんで?
引退のタイミングが絡むから?
夢だからOKでしょ。
757:愛蔵版名無しさん
06/12/01 13:54:58
マキバオーかとおもた