04/10/10 15:11:50
ジュウケイ「よいかヒョウよ!おまえとケンシロウは実の兄弟!
そして北斗宗家の血を引く男たちなのだ!」
「その北斗宗家の拳こそ神拳と琉拳の源流の拳!」
「そうだ そしてその血統者にのみ琉拳を封じる秘拳
をなせる天賦の才を持つ者が生まれるのだ!
それがまさにケンシロウだ!」
「カイオウを倒せるのはその秘拳のみ!」
これは、作者の考えがこの当時にはまだ「カイオウを倒せる秘拳」
とは「琉拳」を封じるものだったが、後に実は「琉拳」を封じるもの
ではなく「宗家の拳」を封じるものだったことに改めたということなのか、
それとも、作者はもとより後者の考えだったが、ジュウケイの理解が
足りなかったということなのだろうかか。
いずれにしても、読者サイドからすると当初は「琉拳」を封じる
秘拳を知るためにヒョウの記憶を呼び覚まそうとしていたようにみえるが、
実は「琉拳」自体は秘拳なくしても倒せるものだった。
実際、後にケンシロウは「もはや北斗琉拳はオレの相手ではない」
といっているが、このときケンシロウは「秘拳」を知らなかったのに
「琉拳」自体の対策はばっちり出来ており、「秘拳」なくして
「琉拳」を破る術は体得出来ていたのだから。