06/08/29 20:13:30 0
昔、エルバートはシィリアに恋をして彼女を望むが、彼女は彼に脅えてけして近づこうとはしなかった。
セレストが新たな相続人となったことで、エルバートを思い出してか衝撃を受け倒れるシィリア。
それにも気づかずセレストは自分が相続人となったことに納得できず、
相続の印となった髪の三つ編みを切ろうとするが、
遺産で守られた髪はけして切ることもほどくこともできなかった。
「どうして自分なのか」とヴィンセントにすがるセレスト。
「私は無知で愚かで魔法使いみたいな顔をして得意になっているただの子どもだってヴィンセントもいってたじゃない」
エルズワースの親族も納得していないよう様子だが、
ヴィンセントは「遺産がおまえを選んだのだ」とセレストの髪をフードで隠してやる。
レディ・アグネスも自分の印であった六本ある右手をいつも隠していたから、と。
そこに魔法教会の総長が現れ、セレストに「レディ・セレスト」と挨拶しようとする。
レディと呼ばれるのを拒んだセレストに、レディ・アグネスに最後の挨拶をするようにという。