06/08/21 22:57:49 0
★ヴァンパイア騎士バレ①★
-4年前の回想シーン-
閑に襲われ、床に倒れこみながら閑を睨みつける零。
そんな零を無表情に見下ろしながら閑は、
「 …子供のくせに良い目をする…
そこまで強い感情を私に向けてきたのはお前で二人目だ… 」とつぶやく。
壱縷は閑に「 まさか後悔してるの?せっかく復讐を果たせたのに 」と尋ねるが、
「 満足してるとも壱縷… 敵の錐生を討った上 面白そうなものを手に入れたのだからな… 」
と閑は零の顔に手を触れる。
-現在に戻る(零と壱縷の対峙シーン)-
子供の壱縷にとって親たちは少しずつどうでもいい存在になっていたこと、
そして大好きな零がずっと大嫌いだったことに、
(閑が復讐に来る日まで)ずっと気づかないフリをしてたんだろ、と壱縷は零に語りかける
そして皮肉気に、零だけは生かしておくように閑に頼んだのは自分だ、と話す。
「 …苦しませたあとで自分の手で俺を殺したかったからか… 」と零は尋ねるが、
「 そうだよ… 閑様に運命をねじ曲げられてたっぷり苦しんだ?俺を同じくらいには
俺も閑様に運命を変えてもらったんだ…
そんな力を持つ純潔の吸血鬼たちってまるで神様だよね… 」
と壱縷は零の耳元でつぶやくのだった。 続く⇒