06/02/22 14:22:20 O
「きす」の意味を答えないあかねに頼久は非礼を詫びる。
あかねは怒るに怒れないと頼久を許すが、その姿に
頼久は──。
そこへ詩紋とイノリが、天真と友雅がモメていることを伝えに来る。
その場へ駆けつける途中、頼久は詩紋に「きす」の意味を尋ねる。
詩紋から「口付け」のことだと教えられ固まる頼久。鷹通は赤面する。
天真は友雅の蘭に対する言動に腹を立てて殴り、その場を離れる。
あかねは友雅から事情を聞くが、「人の気持ちに踏み込まないのに
解ったようなことを言って解ろうとしないのは臆病です」と言い放ち、
天真を追う。その姿を見送る頼久。
天真と話すあかね。蘭は自分の中の黒龍をなんとかしようと自分の
意思で鬼のもとへ行ったのだと言われる。話をしながら、鷹通の
「八葉を男として過剰に意識している」という言葉を思い出し、
天真に抱きしめられたときのことを思い出す。「あれは──」
鬼のもとへ戻ってきた蘭に警告を与えるイクティダールだが、二人は
四神が呪詛をかけられていることを知る。そこへアクラムがやってくる。
「呪いをかけられた四神を八葉が動かしたらどうなるか──」
そして、その呪詛の贄（にえ）にされていたのはセフルだった。
この状況を打破するためにも八葉が揃わなければ…。
そのとき北山にいた泰明が立ち上がる──。
５月号へつづく