05/07/18 12:33:15 0
帰りの車、どうフォローを入れるか悩む紫。
一方あげは、‥やはり気にしていた。
『北城の文化祭のこと話してなくて、しかも物作りのせいにしちゃった…』
夜、あげははＶＢＲへ、紫に会いに行く。
あげはが紫に謝り（紫は先を越され）、
文化祭に行きたくないとは言ってない、とあげはの誤解を解いた紫。
「お姉ちゃんに憧れてるってホント？」 あげはが問う。
憧れというか尊敬‥見てると安心する。見てるとこっちまで幸せになる。それって凄いよな‥
「有坂さんもそういう仕事してるよ？ ─素敵なお仕事ね」
「お母さんとはれんらく取る気ないの？」 口出ししないと決めていたが、紫の強制勧告により問うあげは。
誕生日ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄは３人分(紫・父・凛々子)毎年届く。連絡先に電話をしても１度も出ない。
携帯持ってからはメールするけど、返事は無い。。。
「あの人の考えてることはよく判らん」
誕生日いつ？ と聞くあげは。 紫の誕生日は12/20という。
あげはの誕生日は12/31‥ 「バースデイパーティしよう！」あげはｹﾃｰｨ。
「訳の判らん話をしたからなぐさめてくれてんの？」
「なぐさめてもらいたいようなコトでしたか？ｗ」
「てーめぇ」 後ろから抱きつく紫。
『もう好きにしようよ、見てたら解るでしょっ』
『紫くん ホラ、”青い鳥”と同じなんじゃないの？』
『”青い鳥(幸せ)は実は身近にありました”ってやつ？』
─ 青い鳥＝幸せじゃなくて、相手の気持ちに置き換えたら‥？
あげはの気持ちに気付いた紫‥。
【17号につづく】