06/10/21 16:38:26 ybo5G9Om
リア中から高2まで、一通りの厨テンプレと呼ばれるものは嗜んでいました。
そんな当時の自分の外見はピザで陰毛一本縛りの指紋付き瓶底メガネ、風呂には入っても体は洗わず
歯を磨くのは月に一度か二度で、鏡は一日一回見てるかどうかでした。
それなのに自分は二次元キャラの如く可愛い、メガネを取って髪を整えたらアイドル並の可愛さだと思っていました
クラスの皆からは当然「お前臭い」と言われていましたが、自分の臭いにすっかり慣れていて自覚のない私は
すっかり悲劇のヒロイン気取りで、アテクシカワイソウ!と24時間酔っていました。
そして当然友達のいなかった私は当時の自分と似たようなオタとめぐり合い、その子たちと友達になったものの
アテクシの絵が一番うまい!アテクシネ申!と、口には出さないもののオタ友達の事は内心けちょんけちょんに貶していた
それから高校に入学する頃2ちゃんを知り、当時は2はハッカーのすくつだと本気で思っていたので恐る恐るROMっていたが
そのうち厨系のスレを発見し、「世の中痛いヤツ多すぎ!バロス!」と自分を棚に上げて報告される厨を笑っていた
そして高校から友達になった子に、2ちゃんではこういう厨がいる、厨はこれこれこういうことをすると
まるで自分の手柄の様に意気揚々と報告していたのだが、ある日その子に「アンタだって同じ事してるじゃない」と言われて目が覚めた
振り返ってみれば、当時私に対する悪口だと思っていたクラスの言葉は私の生活態度を見直したほうがいいという意見で
先生やクラスメイトから注がれる暖かい眼差しは「もうダメだ」という哀れみの眼差しで
私はそれら全てに逆切れしていた事に気付いた。
今じゃ毎日4回は歯を磨いています。