06/11/26 00:31:07 +2PfpxJu
>>692
頑張ってみたけれど目が滑ってしまい、序章の途中で脱落しました…。
他にも言っていた人がいたけれど、西尾維新が好きそう。
好きそうというか正直、言葉の選び方やキャラクターなどがかなり西尾維新ぽい。
けれど西尾維新ほど癖も毒もない。西尾維新の劣化版みたい。
文章全体が言葉の意味よりも字面や響きを重視してつなぎ合わせた文字遊びのようで
読みにくいし、わかりづらい。
706:評価
06/11/26 01:53:14 jYlWozJR
>>692
自分も0章途中で脱落。
一度プリントアウトしてちゃんと校正してますか?
紙に印刷した文章の方が、第三者の視点で読む事ができるので
不自然な表現や視点の乱れに気づきやすいです。
普通の文章(雑誌のエッセイや文豪の小説など)を読んで
いろんなスタイルを知るのも勉強になると思います。
頑張って下さいね。
707:評価
06/11/26 11:44:10 nPbzYM+V
>>692
最初と最後だけ読みました。
冒頭は言葉使いとか気を使ってて結構うまい?と一瞬思いましたが、抽象的
でなにがなんだかよく分からないというか、一見正しい日本語を使っている
ように見えて実はそうじゃないのか、なんか何がなんだか良くわかりません
でした。
会話も一見面白そうですが、世間知らずのはずの機動したてのロボット?の
台詞に世間ずれしたものがあって、結構違和感を感じました。
で、最後に面白いのがあればまだ読めるかなと思って一気に最後へ。なんと
なく後味悪い系なことが見えて、途中は読まなくてもいいかなと思いました。
読み進ませるだけの魅力をラストに感じませんでした。
因みに推理小説とSF小説と三角関係の話は、最後から読む派です。
708:評価
06/11/26 14:43:33 MywOVlKu
>>692
視点の混乱はあるけどこれくらいなら自分はわりと平気です。
ちゃんと理解できるし、視点の移動もスムーズに出来ました。
ただ他の方の評価とも合わせて考えると、これは少数派なのかもしれないです。
文章自体は私は読みにくくはなかったのですが、内容に関しては退屈だと感じました。
これは自分が短気なせいもあるのでしょうが、思わせぶりなセリフや
シーンが延々と続くだけでは、興味を引かれる前に飽きてしまって、
もう、前フリはいいから早く本題に入ってくれないかなと思ってしまいました。
他の方も書いていますが、序章のヘセドと博士のシーンなどは最初のほうに
二人の関係を説明した上で性格の違いを描写したほうが
分かり易いし、とっつきやすいんじゃないかと思います。
序章に限らず物語全体にそんなシーンが多すぎるように感じました。
読み進めていけば、謎は説明されてゆくのですが、そこにたどり着くまでに
かなりの忍耐がいります。
あまりもったいぶらずに最初の方からある程度の謎は説明しておいたほうが
いいような気がします。
709:692(1/3)
06/11/26 15:49:51 AW8vWyTE
たくさんの評価ありがとうございます、至らないところがぼろぼろ出てきて投下してみてよかったと思いました。
一言一言しっかりと胸に刻ませていただきたいです。
>>699
語尾につける癖があるようです。見返してみたらやけに浮いてたのでこれも以後気をつけます。
>>700
>句点、体言止めが多い
言われて見返してみればそのとおりでした…。特に句点は意識すればするほど不自然に見えてきました。
ダッシュ、三点リードは深く考えず画面とのバランスで決めていました、二つでセットとは知りませんでした…
0章で西尾好きだとわかってしまうほど影響を受けてるということに驚きました。、気をつけさせていただきます。
>>701 >>703
通して、「視点の悪さ」への言葉に息を呑みました。
書き直していただいた文が驚くほど読みやすくなっていて、原文のテンポの悪さがよくわかりました。
括弧は使い方を間違えると不細工になるので遠ざけていたのですが、間違えなければ読みやすくするために役立つのですね、よく考えて使いたいと思います。
> 延々ヘセドが喋っていた設定等は地の文で説明すればいいことであり、ヘセドと博士のキャラをたたせたい
> ならば、もう少し簡潔にイカレっぷりを描写すべきだと思います。
このあたりの言葉が胸に痛かったです。
どうでもいい所をだらだらさせすぎで読み辛くなっている、と前記での言葉を繰り返す読む内、ひたすら「読み辛い文章」なのだと痛感しました。
0章を消す、という言葉に驚きましたが確かに後の文章を少しいじればそこまでの不自然がありませんでした。
これだけのことで、無駄の多さがよくわかりました。よく考えて書いて編集するようにします。
710:692(2/3)
06/11/26 15:51:31 AW8vWyTE
>>702
読破ありがとうございます、正直最後まで読んでくださる方が居るのかは不安だったのでとても嬉しかったです。
読み辛さの原因に、統一性のなさも一枚かんでいるのですね…これは気をつければ割と簡単に改善できる点なので、以後気をつけさせていただきます。
>会話文の中で改行というのはおかしいと思う。
目から鱗です。なんの意図もなく読み辛くない程度に切っていました。
>何度かは作品を読み直すという作業をするようにしてくださいな。
読み返したつもりでも、「客観的」として見れていませんでした。
>>704
数々の指摘ありがとうございます。
自分の凝り固まった視点ではわからないことばかりだったので大変参考になります。
>三人称で視点をいろいろ動かすのは、あなたはまだ早い。
自分にあった、伝わりやすい文章を心がけたいと思います。
>>705
>西尾維新ほど癖も毒もない。西尾維新の劣化版みたい。
自分では正直、そこまでとは思っていなかったので衝撃でした。
意識して変えていけたらと思います、不快な思いをさせてしまってごめんなさい。
>文章全体が言葉の意味よりも字面や響きを重視してつなぎ合わせた文字遊びのようで読みにくいし、わかりづらい。
全体が文字遊び、確かにそうだなと思いました。
台詞などは音をきれいにしよう!と気負いすぎて空回りしてしまった気分です。
>>705
一度プリントアウトして、というのに頷かされました。やってみます。
同時に、色々な文章を読むという言葉にも最近はラノベしか読んでないと気付かされました。
頑張ります。
711:692(3/3)
06/11/26 15:52:38 AW8vWyTE
長々申し訳ありません、ラストです。
>>707
> 読み進ませるだけの魅力をラストに感じませんでした
何よりこの一言だと思いました、もうすこししっかりと練って見ます。
読み手のことを考えた文章、というのを肝においてみます。
>>708
内容に対しての評価ありがとうございます。
確かに出し惜しみ出し惜しみして、ある程度ずつ暴露して飽きさせないように、とは思っていたのですが間逆の効果のようですね…
全体を見直して、バランスを考えて見ます。
以下チラシの裏失礼します。
今更で、そして唐突ですが >>609 にて報告させていただいた者です。
この文章が賞に通ったものなのですが、正直自分でも「え?これで?」と思うところがありました。全霊をこめて書いたのは事実ですが、自分が至らないことは自覚してました。
文章のどこかがおかしい事はわかっていたのですが、具体的などこがどう、というのが自分ではわかりませんでした。
そんな状態で、勝手に一人で思いつめて、先方からの連絡にも出れなくなり徹底的にかけなくなりました。
麺のように叩きまくっていただいてコシが出れば!と、この場を利用させていただきました、ごめんなさい。
マゾっ気ふるって頑張ります、ありがとうございました! 以下チラシの裏でした。
712:評価
06/11/26 16:20:06 z93T5+j5
私は692の文を読んでいないので
何かをいえる立場ではないけれど、
長編にエンドマークをつけるという
そのこと自体が、何よりも大切なことだと思います。
大志を持って書き出されても、完結にいたらない
物語のどれほど多いことか。
692の今後の発展を祈ります。
713:評価
06/11/26 17:08:37 obQ52woO
文頭下げについても、WEB上では意見が別れるね。
横書きではフォントが大きいと読みにくいという人もいれば、
下げてないと気になるという人もいる。
714:評価
06/11/26 17:55:07 MXcUTAMD
>>711
多分キャラの作り方が評価されていると思います。
メディアミックス前提で考えられたキャラの作り方、といいますか。
アニメにしたときには、ヘセドの饒舌ぶりと博士の寡黙ぶりなどは、非常に映えるし
使いやすいと思います。
>>692で晒されている文章自体は何が言いたいのか非常にわかりづらいのですが、
キャラは魅力をもっていると思います。
賞をとったというのはラノベ系もしくは漫画原作系な気がしますが、どうでしょうか。
ラノベやマンガ原作ですとプロでも文章が酷いのは幾らでもいるのですが、この状態
のままで賞をとれたとしても、あなたが本当に文章を書くことが好きならば、あなたの
文章と今後のためには決していいことではないと思います。
ただ、欠点に自分でも気付いているということは、まだまだ向上できるということであって、
素晴しいことじゃないでしょうか。
あとは上で指摘されているところを改善していけばもっと評価されるんじゃないかと。
頑張ってください。
715:評価
06/11/26 18:37:20 ZUYx8gV7
>>692の文章は、別に綺麗でわかりやすく読みやすい小説のお手本みたいな形に
しなくてもいい種類の文体なような気がする。上手いと読ませるは微妙に違うし、
癖にこそ反応する読者層はかなりいるので、今のままえぐみを増して行っていいんじゃない?
716:692
06/11/26 19:20:17 AW8vWyTE
>>712
じんと来ました、ありがとうございます。
質より量、というものとは違うのですが書きつづけることで得られる何かもあると思います。
途中で投げ出さずに、がんばります。
>>713
ワードなどで打ち込む場合は文頭下げるのですが、WEBにあげる前提で書くものには余り気を使っていませんでした。
色々な意見を参考に気にして見ます。
>>714
公式ページを見てみたところ、大賞・入選・佳作・激励賞までがコミックス化されるようです。
漫画原作系にあたるようです、以前の受賞作も本誌で漫画化されていました。
>あなたが本当に文章を書くことが好きならば、あなたの文章と今後のためには決していいことではないと思います。
書くことが好きです、誰かに楽しんでもらえる文章が書きたいです。
向上、改善と唱え続けて頑張ります!
>>715
もっと自分の文章を煮詰めて、客観的に見て、研磨できていければなと思います。
今回痛感したのはあまりにも読みにくいということだったので、よみやすくえぐい文章を目指します。
ご意見ありがとうございました、嬉しいです。
717:評価
06/11/26 20:24:47 1WZpQNe8
評価お願い致します。
普段は二次で801モノを書いているのですが、これはオリジナルです。
女×女で、序盤の部分を投下させていただきます。
文章の読みやすさや続きを読みたくなるか…など、率直なご意見等聞かせていただきたいと思います。
宜しくお願いします。
URLリンク(tool-4.net)
718:ひょうか
06/11/26 23:20:22 DorUqeOi
>>717
文章は上手くはない。「それっぽい」文章を書いているつもりなんだろうけど、
ところどころ日本語がおかしいところと微妙にクドい表現がある。
文章のレベルはどちらかと言えば稚拙なのに、漢字が多いので
若い子が背伸びして書いた文のように感じられる。
全体的にいらない表現が多すぎるように思う。そのせいで
(展開が地味すぎることもあって)読み進みたいとは思えない。
いらない表現を切って、三分の二~半分くらいにした方がいい。
719:評価
06/11/26 23:26:00 5S6rLdlX
率直な意見、どこの中二病(ry
大学生(の4年生)にしては、主人公の思考や行動が幼くて、正直な話、
続きを読みたいかといわれると、別に気にはならないと思います。
世界には色がないと言いながら、実習に望むのは楽しみ、その楽しみな教育実習1日目で本来なら緊張をしているだろう日なのに、
キャラとしてそうなのでしょうが、ふてぶてしくて人生舐めててキャラクター自体に魅力が薄く感じます。
欠伸を告げ口したらしかられる学校(または先生)という状況も、ものすごく厳しい女子高というパーツでも出てきてない限り、
都合の良い設定だなとしか思えない、素直な女子高生の演出としても「?」です。
2次に慣れすぎて、出さなければいけない情報を皆が共通認識としてわかってる、なんて思っていませんか?
読みやすさという点ですが、 「。」が多すぎます、「、」でいい良い位置まで「。」になっているのと、改行を心がけましょう、それと文章の間がミチミチでWebで読むには辛いです。
あと、特に二の部分が 文末が「だ」で終わた後、すぐに文末が「する」で終わる文章が来ている箇所がいくつかあって、
過去表現のはずなのに、時間自体が現在進行形で続いて妙な感じです。
>その子に初めて出会ったのは、教育実習の初日のことだ。
>自分の担当するクラスで、物理の授業を見学する。実習生には、最初は授業参観というものが必要らしい~
>その子に初めて出会ったのは、教育実習の初日のことだ。
>私は自分の担当するクラスで、物理の授業を見学していた、最初は授業参観というものが必要らしい~
こう直すだけでも違和感が減ります。
2次作品というのは元々のキャラクターの魅力を借りているので、その部分に苦労は少ないですがオリジナルですと、
まずはじめにキャラクターないし舞台設定等で掴まないと続きを読もうという気は起きないと思います。
720:ひょうか
06/11/26 23:31:54 DorUqeOi
719さん私があえて言わなかったことを赤裸々にw
そうですねー、申し訳ないけど主人公女性なのに女性って感じがしないし、
じゃあ「女性っぽい感じがしない」のが個性として描かれているかと言えば
そうでもない。
言ったらエロゲの男性主人公キャラみたいに感じる。
個性がなく、都合よく、リアリティもなく。
717さんはすっごい若くて大学生のリアリティを感じられない人か、
すっごく年くっててもともとリアリティのある表現とか出来ないタイプ…?
というように思えました。
721:評価
06/11/26 23:50:15 MXcUTAMD
>>717
ここのところ評価させて頂いていたのが読みづらいものが多かったので、比較的最後まで
すんなりと読めました。漢字や文法的なものについては目だってひっかかるものは感じま
せんでした。Webだと読みにくく思われる方もいらっしゃるでしょうが、紙媒体だとこんなもの
じゃないでしょうか。
内容については指摘されてる方がいらっしゃいますが、出だしで、「物心ついた時には既に
世界は呼吸するだけのつまらない薄暗闇で味気なく、わたしの周りに色は存在しなかった。」
とやるには、そのあとの内容が余りに平凡なので、大げさすぎると思います。
上の方が大学四回生にしては、と書かれていますが昨今だとこんなものかなという気も。
出だしの「色がなかった」というのは後で出てくる相手の女子高生の存在を際立たせるため
の表現だと思いますが、なぜそれまで無感動に生きてきた主人公が、ただあくびをしてた
だけの女子高生にいきなり色彩を感じるのかが謎です。
物心ついた頃から世界に色彩が感じられなかった人間ですよ?
物心ついた頃から学生時代というのは最も多感な時期ですが、この時点までの人生の中で
一度も主人公は色彩を感じる体験はしなかったということでしょう? それがなぜ、ただの女子
高生のあくびをみただけでいきなり色彩を感じるのでしょうか。余りに説明にしろ描写にしろ、
不足していると思いませんか。これでは共感を得ようという方が無理です。
また、上でもおっしゃってますが、欠伸くらいで目くじら立てるような生真面目な教師が、現在
教育界にどれほどいるんでしょうか。酷いと授業中平気で居眠りしてるようなのもざらでしょう。
もう少し現実に即した描写をした方がいいと思います。しかもそんなくだらない些細なことを、
一日中気にしている女子高生というのも首を傾げますが、チクらないからいい人、という台詞も
なんだか微妙な感じです。それを素直と受け取る主人公もおかしな人間だなあと思ってしまい
ますね。
722:評価
06/11/27 00:08:03 8HliZhDT
>>717
こんなに短く章を分ける特別な意味が何かあるのでしょうか?
読んでいる限りでは不要だと思います。
冒頭部分は好きです。ありがちといえばありがちな出だしだけど、
興味を引かれます。この段階では、続きが気になりました。
でも、1でいきなり「わたし」の自己紹介が始まってしまって、ここで読む気が
いっきに萎えてしまう。しかも、たった2段落で、1章終わりって……そんなぁ
……というのが率直な印象です。
冒頭で、ものすごく物憂げに「わたしの世界には色が無い」なんて、
謎めいた、詩的めいた、なにやら頭が重くなるような難しいことを考えている
「わたし」が、1で突然即物的な大学生になってしまっている。
その印象は、どんどん読み進めるにしたがって、強くなる。
ほかの方も指摘していますが、文章から「芯は凍てついた人間」を感じないです。
感じるのは、なんだかもうとにかく色々面倒くさがっているどこにでもいる大学生。
このままだったら、自分は2までしか読まないかな。
正直、冒頭がかっこよすぎてしまって、中身とちぐはぐです。
冒頭の雰囲気の、冷めた視線からの一人称で徹底的に通せてたら、すごく読みたい。
723:評価
06/11/27 01:54:57 bOTjy9rk
>>717
話に出てきている序章のところですが、
>わたしは酷く冷えた人間で、人と触れ合う表面上は円満に誰とでも付き合えるよう取り繕っていたけれど、芯は凍てついた人間なのだと、自分でも自覚していた。
のところを、淡々とした説明ではなく、そうなった原因である小さい頃の事など取り上げて、冷めた人間になった経緯を書き、
尚且つ、各場面や章のはじめなんかにもさりげなく書いておくと、
>物心ついた時には既に世界は呼吸するだけのつまらない薄暗闇で味気なく、わたしの周りに色は存在しなかった。
という内容が真実味を帯びて、より生々しくなってくると思う。
例として、太宰の『人間失格』なんかを読んでみるといいかもしれないです。
『人間失格』の主人公は、自分の本心を隠し、道化を演じることによって生きているのですが、
そういうところが表面上だけで誰とでも付き合えるようにしている、この小説の主人公と似ている部分があるように感じます。
あと、すでに指摘している方がいる色の関係。
今まで色がなかったはずなのに栗色と分かったのがおかしいと思えました。
これ話だけ読むだけだと、この主人公は色を知らない人間にしか思えないので。
─色を色と意識できない、色を物のように区別はできるけど、その色の持つ意味合いがわからない
みたいなことを、どっかに書く必要があるんじゃないかな。
例えば、自分にとって色は存在しないので、服選ぶときに困る─といったエピソードなどと一緒にさりげなく書くと自然になると思う。
これなら、「わたしの世界には色がなかった」「わたしの周りに色は存在しなかった」といった文と矛盾しないはず。
724:評価
06/11/27 02:37:16 58eHUWtg
色って「興味」をかっこよく表現してるのかと思った。
本当にモノクロの世界で生きてるってことなのかな。
725:評価
06/11/27 03:32:49 lNzgCu2l
>>717
共通している意見だと思うけど、冒頭の五行の部分が浮いている。
テーマを後の展開に投影させているんだと思うけど、
その割に最初の五行と後の部分のトーンが合っていない。
たぶん書いている本人はすごく意外に感じたろうが、暗喩のつもりで
色がないと言い切ると、ご覧のとおりかなり大勢の読み手が
「本当に色が見えていない人の物語」であると受け取る。それには、
冒頭に挙げるような抽象的で幻想的な世界観を持つ人格と、
だらだら日常を送っている本編部分の人格が
統一がとれていないということも関係していると思う。
また、既に指摘されている通り『物心ついた頃から』の、
深い病理であるはずの心の持ち方が、描写や行動を読む限り
印象的でも特殊でもない、女子高生のあくびで急に動き始めるというのも
ひっかかりを覚える。この主人公の前であくびをした人間なんて
五万といたはずなのに、何故この女子高生だけが特別だったのか。
主人公が女子高生にこの瞬間恋をしたとか、どちらかというとこの後の
部分が大切なのは予測できるけど、それにしたってもう少し印象的にしてほしい。
二十代の初めにもなると、人の人格はある程度以上こり固まってくる。
ちょっとやそっとじゃ人が変わるのは無理だし、
それは大抵の人が自覚していることだ。インスタントな事件や
昨日今日の時間じゃ足りない。まず、色が見えない
主人公の世界とはどういうものだったのか。
それを丁寧に書き込んでいくことが先決じゃないかと思う。
テーマ自体は真面目で、とても重要なことだと思うので、
焦らず段階を踏んで世界観を構築していってほしい。