06/11/06 02:38:11 UGg7+6eY
何よりサウザーが恐れるのは、奇才ケンシロウと天才シュウの出会いである。
ケンシロウの命を助ける為に自らの光を自らの手で奪ったシュウのエピソードは
サウザーも承知であり、乱世を打ち砕く北斗の力と、南斗の仁星の融合は
サウザーにとって致命的な情況を齎す可能性があったのだ。
まさに、天を握る目前において、サウザーは若きカリスマのケンシロウと地下組織の首領シュウ
そして強大な軍事力を有する不倶戴天の敵「拳王軍」に包囲され、四面楚歌といったところである。
皮肉にも、中世日本に現れた魔王「信長」が武田信玄を盟主とした織田軍包囲網に酷似している。