06/05/27 18:56:08
昔同人誌のイラスト、構図、アイデアなどの露骨なパクリを
「いや、パロディつもりだった」と言い訳するのがはやった時代があった。
その頃に言われていた言葉。
「パロディとパクリの違いは、
それを見る人が原典を知っていることを前提に書くのがパロディ。
それを見る人が原典を知らないことを期待して書くのがパクリ。」
CLAMPくんはレオアースの時にも「グランゾート」などから露骨ないただきを
していながら、インタビューなどでは「マジンガーZ」「ジャイアント
ロボ」「聖書」など、似ているような似ていないような誰でも知っている
作品の名前ばかりを挙げて、本当の「原典」がファンに知られないように
細心の注意を払っていたが、さて、上の二つのどっちに当たるかな?
まあ実際には「自分の好きなものを多くの人に認めてもらいたい」
という心境もあるのだろうね。「緯度ゼロ大作戦」とかマイナーな
ものを真似るのも、知られていないところからくすねようという
泥棒根性よりは愛情もあってのことだろうし。
ただ、その後がいけない。
「今までにない映像だ」
などと騒ぐ若い無垢な(そして無知な)ファンに対して
「元はこういうものですから見てください」とは決して
自分から言わない。名声だけはいただいて、それでいて
別の場では「最近のファンは古典も見ていない」とバカに
した発言をする。
EOEでファンの社会性のなさに逆切れしている暇があったら、
先達として若い後輩達を導く義理くらい果たせと思ってしまって
不思議はあるまい。