06/03/14 22:00:45
<< 28 定時放送その2 >>
「…さて。そろそろ食事にする?のどか。」
あたりが薄暗くなってくる。円は暗くなってしまう前に食事をとろうとして、のどかに提案した。
この時円は、のどかがリュックを持っていないのに気がついた。
「…!?あれ?のどか。リュックはどうしたの?」
「…あっ!ハルナと会う前に地面に置いて…そのまま置きっぱなしにして来ちゃいました!」
「……ええ!?」
急いで二人はハルナに遭遇した場所まで戻った。
しかしそこにはもう、のどかのリュックは無かった。
「仕方ない。私の食料を一緒に食べよう、のどか。」
「ありがとうございますー…釘宮さん…」
二人は円の食料を分け合い、食事を始めた。
851:作者9 ◆TEYOXX8T.c
06/03/14 22:01:14
「…そうだ。のどか、武器は何が入ってたの?」
「それが、あのリュックはまだ一度も中身を見てなかったんです…」
「……そっか…ハルナに奪われたかもしれないし、あまり強力なものが入っていなければいいけど…」
そんなことを話しながら食事をとっていると、例の放送が聞こえてきた。
「皆さん、午後6時になりました。只今より第二回定時放送を始めます。
まずは恒例の、死亡者の発表です。」
円は嫌な予感がした。急に円の頭に、桜子の姿がよぎった。
「出席番号7番、柿崎美砂さん。出席番号12番、古菲さん。
出席番号28番、村上夏美さん。出席番号17番、椎名桜子さん。
出席番号29番、雪広あやかさん。以上五人です。」
「……そんな!」
円の不安は当たった。死亡者の中に桜子の名前があったのだ。
しかも、桜子だけでなく、そこには美砂の名前まであったのである。
【残り23人】
852:作者9 ◆TEYOXX8T.c
06/03/14 22:02:05
<< 39 発狂 >>
「い、今の爆発は、何でござるか!?」
楓は爆音で目を覚まし、外へ飛び出した。
楓はこの時、何か胸騒ぎのようなものを感じていた。
そして楓は、目の前の光景を見て、言葉を失った。
そこには、龍宮真名の黒コゲになった死体があったのである。
「お…お姉ちゃん…仇はとったよ…」
鳴滝史伽は、満足そうに地面に横たわっていた。
史伽は、まず風香のリュックに、風香の支給武器であった手榴弾をありったけ詰めておいた。
そして、ナイフを束ねていたロープを使って、そのリュックを木の上につるし、ロープのもう一端を地面に固定しておいた。
そして史伽は、真名を見つけるとすぐに、迷わずナイフの一本を投げたのである。
その後、史伽は、ナイフを一本づつ投げながら、真名をリュックの下へ誘導した。
しかし、真名がリュックの下に来た瞬間に、真名に気付かれてわき腹を撃たれてしまった。
それでも史伽は最後の力を振り絞り、地面に固定してあったロープの一端を切った。
そしてリュックが落ちてきて、真名の銃弾がリュックに当たり、大爆発したのである。
853:作者9 ◆TEYOXX8T.c
06/03/14 22:02:35
「…史伽!」
楓は史伽を見つけ、史伽に駆け寄った。
見ると史伽はわき腹を撃たれていた。出血がひどくこれではもうあまりもたないだろう。
「かえで姉…私…お姉ちゃんの仇をとったんだ…
お姉ちゃん、龍宮さんに殺されたから…」
史伽はとても満足そうだった。
「…何だって!?」
楓は思わず耳を疑った。
「かえで姉…今までありがとう…最後に会えて…よかった…」
史伽は静かに息を引き取った。
854:作者9 ◆TEYOXX8T.c
06/03/14 22:03:48
風香が龍宮に殺された!?そんな馬鹿な。龍宮は拙者とずっと行動していたはず…
そう思った瞬間、楓はあることを思い出した。
「…どうって…ただネズミが一匹いただけだよ。」
あの時だ。あの時に違いない。風香が殺されたのは。
楓の頭に再び悪魔が語りかけた。
『ケケケ。馬鹿ナ奴ダ。俺様ノ誘イニ簡単ニ乗ッチマウカラコンナコトニナルンダ。
アノ時冷静ニナッテイレバ、二人ハ死ナズニ済ンダンダ!』
「あ…ああ……拙者は…拙者は間違えていた…間違えていたのだ……」
『ケケ。モウドウセ元ニハ戻レナインダ。コノ際、狂ッチマエヨ。』
「…あ……ああ………」
楓は苦しみにのた打ち回った。
その顔には、もうすでに以前のような面影は全く見られなかった。
【出席番号23番 鳴滝史伽 死亡 残り18人】
855:作者9 ◆TEYOXX8T.c
06/03/14 22:05:04
<< 40 病魔の影 >>
「…はぁ…はぁ……私…どうしたんだろ……」
明石裕奈は、今にも倒れそうだった。
目まいはますますひどくなり、さっきから頭がガンガンする。
裕奈は木にもたれかかって座り、少し休むことにした。
自分はもしかしたら何か恐ろしい病気に感染しているのかもしれない。裕奈は直感でそう感じていた。
なんたってここは亜熱帯の島のだ。どんな病気があるか分からない。
裕奈は初めて死の恐怖と直面した。
その時裕奈には向こうから誰かがやってくるのが見えた。
「あれは…パル?」
早乙女ハルナは、裕奈が普通じゃないのに気付き、いそいで裕奈に駆け寄った。
「ゆーな!どうしたの?顔色、悪いわよ…?」
ハルナは心配そうに裕奈に尋ねた。
「はは…ハルナ……私、目まいがして…さっきから頭がガンガンしてるんだ…」
裕奈はありのままをハルナに話した。
856:作者9 ◆TEYOXX8T.c
06/03/14 22:05:40
「……そう。それは、お気の毒ねー!」
急にハルナが銃を向けてきた。
「…ハルナ……何のつもり…?」
裕奈はハルナの行動が理解できなかった。
「ふふ。裕奈、調子が悪いのなら、いっそのこと、私が楽にしてあげる。
だから、私に、存分に感謝してね♪」
ハルナは笑顔でそう言った。
(…まき絵…亜子…アキラ……どうやら私もう…ダメみたい…)
この時裕奈にベレッタを構える余裕は無かった。
【残り18人】
857:作者9 ◆TEYOXX8T.c
06/03/14 22:06:12
<< 41 虎口を脱す >>
突然、辺りが煙に包まれた。
「…ゴホッ。ゴホッ。何?この煙?」
ハルナは全く周りが見えなくなった。
しばらくして煙が切れたが、もうそこに裕奈の姿は無かった。
「…ちぇーっ。また邪魔が入っちゃったか…」
ハルナは残念そうにその場を去った。
大河内アキラの武器は、いわゆる忍者などが用いる『煙玉』だった。
説明書には、『これで強敵に突然遭遇しても安全だよ!』と書かれていた。
しかし、リュックには煙玉はたったの一発しか入っていなかった。
アキラは、その貴重な一発を、親友の為に使ったのである。
858:作者9 ◆TEYOXX8T.c
06/03/14 22:06:52
裕奈は、アキラに手を引かれながら森の中を走っていた。
「た…助けてくれてありがとう…アキラ………うっ!」
突然、裕奈がその場に倒れた。
「………ゆーな!」
アキラは裕奈の額に手を当ててみた。
「……まずいな…相当熱がある……」
アキラはすぐに裕奈が危険な状態にあることを悟った。
裕奈は完全に気を失っていて、呼吸も荒かった。
(頑張れゆーな…私が…何とかしてやるから…)
そう思ったアキラは、必死に安全な場所を探した。
【残り18人】
859:作者9 ◆TEYOXX8T.c
06/03/14 22:08:00
そろそろ500KBなのでこのあたりで失礼します…
860:マロン名無しさん
06/03/14 22:20:04
じゃあちょっとスレ立て行ってきますね
861:マロン名無しさん
06/03/14 22:29:11
立った!クララが立った!
ネギまバトルロワイヤル7 ~NBRⅦ~
スレリンク(csaloon板)
862:マロン名無しさん
06/03/14 23:14:48
ペース遅い
863:マロン名無しさん
06/03/14 23:16:44 uO+C+LUO
864:プーチン
06/03/14 23:17:29
865:マロン名無しさん
06/03/14 23:18:33
あ
866:マロン名無しさん
06/03/14 23:19:32
う
867:マロン名無しさん
06/03/14 23:19:44
/ヽ、 /ヽ /| /ヽ
〈 ヽ/ 〉 /|___/| / |/ |
\ / / ヽ| /
`丁´ / へ へ ヽ__/
ヽ/ / ̄〉 ノ <過疎ってんじゃねえよ、童貞どもめ。バラバラにするぞ
ヽ ノ /
\______/
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868:マロン名無しさん
06/03/14 23:20:38
┃
869:マロン名無しさん
06/03/14 23:23:21
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'/`´ ,、 `ヽ v '´へ`ヽv
//,/((ノ ))))〉 ハミ((ノハ))ハ ザクトハチガウノダヨザクトハ
|,ハリ(l ゚ ヮ゚ノl ノノノ 从i| ゚ ヮ゚ノjj ノノノ
/ つ∪___ ザックザック / つ∪___ ザックザック
し'⌒∪  ̄M ザックザック し'⌒∪  ̄M ザックザック
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! '´ ̄ヽ , '´ `ヽ
! l〈ノノリノハ l((リハ从ハ)
! l(l! ゚ヮ゚ノヾ ノノノ 从(l ゚ ヮ゚从 ノノノ
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870:マロン名無しさん
06/03/14 23:23:58
/ ./ ./ ヽ ヽ ヽ ヽ、 .ヽ .l、 .| ヽ
/ /| / 丶 ヽ、ヾ 、 \ ヽ、 ヽ | .| ヽ
.| /i| .i 丶 ヽ'、ヽヽ、 ヽ 、 ヽ、 .ヽ | i ト、 ヽ
| ./.i| .l ヽ い ヽ,ヽ、 \\. ヽ ',.| i ト、 ヽ
| .| |.| l ヽ ヽ \ヽ. ヽ、 ヽ, \、 ヽ、'| .i .|丶. ヽ
| | .|.| .ト─--- ..,,_ヽ, ヽ ヾ; _,,.>ヤ,''''''''ヽ‐--.| i .「ヾ. ヽ
|. | .|.ト. |ヽ __,,,,,,,;;-\ヽヽ "_>‐;;____\ \|. .i | .|ヽ \
|.| |.ト, .| .ト. ヾ ゚ii|||iヽ ヽ'.、 -''~~ii;ii||||l~ゞ ト i .|ノ ヽ .\ このスレは
.|| .| iヽ | .iヽ ~~~ \ ~~~~ | i ト ヽ
.| .| i ヽ |. i .ヽ / | .i .|ヽ ヽ 彗 星
|. i. ヽ|,.i. ヽ. / /| .i .| \ ヽ
| i ヾ|.i ヽ. ヽ / .| i .ヒヽ、\ \ の提供でお送りしました
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